勇者召喚されたんだが。
注意!投稿主の偏見などがあるかも知れません。
軽い気持ちで投稿していますので、軽い気持ちで読んでいただければと思います。
「こんにちは!勇者の皆さん!」目を開けた直後にそんな声が聞こえる。あー、超絶嫌な予感。
周囲を見渡すと、俺以外にも、男子一人、女子三人が状況が読めない様子であたふたしている。
俺は何となくわかったよ?ただ分かんないことがあるとすれば、何で神様が勇者召喚の事を隠していたかだけ。
「ど、どう言うことだ!?お、俺が、勇者?」男子が言う。誰も"お前が"とは言ってないんだよなー。自意識過剰か?いや、俺は絶対に違う訳だが。
「はい、皆さん。ステータス、と唱えてください。」俺を含め、全員がほぼ同時にステータスと唱える。
直後、ブォンと、ステータスボードのようなものが目の前に現れる。王道だな。
俺のステータスは...
LV36、以外と高い(?)。攻撃力とかぶっちゃけいらん。俺は平和に生きたいんだ。能力は、光魔法(全)、攻撃無効。幸運(EX)、そして、健康体。あとは鑑定なんかもある。召喚ボーナスか、神様ボーナスだろう。職業に...えー、司教?聖職者か?
「素晴らしい!本物の勇者様です!」突然、背後で声が聞こえる。あの自意識過剰男子か。
「他にも、賢者、聖女、武闘家まで居るなんて。これなら魔王も倒せます!」まぁ、当然いるよね。魔王。でもこの空気的に俺は...。
「そして、あなたは?」期待しているのだろう?残念だったな。
「司教です。」先程まで輝いていた瞳から光が消える。
分かる。聖女と似たようなものだもんね。
「あ、はい。そうですか。ーー気を取り直して、今日は勇者様たちを迎えた記念すべき日!祝杯をあげましょう!」うん。勝手にやってね。さて、と。やるか。
「あの、少し良いですか?」俺には幸運もあるし。
「はい、何ですか?」そして俺はその一言を発する。
ご閲覧ありがとうございました。
こらからもゆっくりやっていくつもりです。