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普通の異世界物  作者: しお
14/14

村の教会にて

注意!投稿主の偏見などがあるかも知れません。

軽い気持ちで投稿していますので、軽い気持ちで読んでいただければと思います。

「...と、最後に、ここが教会となっております。」そこで村長と思われる人からの村案内が終わる。

「と、どうも。え、っと。この村の人口は何人程度なんでしょうか?」まず分かったことはこの村が小さめだということだ。こんな大荷物なので見てくる人は多いかと思っていたが、数人程度だったことから、人口も少ない。村案内で訪れた場所は村長宅、道中の民家、食量販店、道具屋、鍛冶屋、畑、井戸、牧場らしき物、そして教会である。教会にも井戸と村のもの程大きくはないが畑がある。すでに何か植えられているところを見ると、教会には人が居ると見ていいだろう。

「村の人口...ですか。はて...一、ニぃ、三...。」と、数え出した。別にそこまで正確じゃなくても良いのだが。

「...で、司教様が来たから、三十二人ですな。」おう、俺も人口に含んでくれるのか。なんかこういうの、温かいと思う。胸がぽかぽかとしてきたところで、村長に伝える。

「ありがとうございます、とりあえず今日は休もうと思いますので。」そう言うと彼は「そうでした!」と教会へ走る。

「シャルやぁ、おいでぇ。」扉を開き、そう叫ぶと、教会の中でドタバタと音がした後、中から金髪の美少女が出てきた。シャル、と呼ばれた人だろう。

「この()はシャルロット。この教会でシスターをしております。ほら、司教様にご挨拶を。」という村長の声で、少女は言葉を発する。

「しゃ、シャルロットと申します。え、と。あの、よ、よろしくお願いします。」それだけ言うと村長の陰に隠れてしまった。

「申し訳ございません。この娘は人見知りでして、悪意などは無いのです。」それは見ていれば分かる。

「シャルはこの教会ですでに半年近く一人で過ごしています。なので身の回りの世話など任せていただいて問題ないかと。」半年近く一人で、か。

「そうですか、俺ーー、いや、僕か?えっと、私?はハル。よろしくお願いします。シャルロットさん。」司教って言うとなんか俺とか言わないイメージなんだが。

などと思いつつ、ここから俺の異世界生活が始まろうとしていた。

ご閲覧ありがとうございました。

こらからもゆっくりやっていくつもりです。

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