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第一話:男子バスターの朝

 こんにちは☆ 山岡優奈です!

 今日は高校生バスターであるTEAMの面々を観察してみたいと思います。

 とはいっても先ずは男性陣から。

 何故こんなことをするかって?

 理由は最近キャラクターが増えて来てるんだから、そろそろ解説ぐらいしておけという作者の指示。

 まあ、あんまり出番のない私が一番やりやすいらしいですからね。

 では、TEAMの朝から見ていきましょう。


「おはようございます!」

「大地、飯!」


 TEAMの男子高校生バスターは六人。

 皆朝練があるため、6時には起きています。

 ただ、私の彼氏である橘大地はここのコックなのでクラブ活動はしていません。

 ちなみに大地は朝の五時起き。授業は体育と担任の大原先生が受け持つ数学以外はほぼ爆睡です。

 あっ、家庭科の調理実習はもちろん大活躍してますよ。


「ああ、どうぞ召し上がれ」

「いただきます!」


 残り五人のバスター達は朝食を採り始めました。

 全員育ち盛りなのでよく食べています。

 バスターは体が資本なので栄養はきちんと採らなくてはならないのです。


「快、昨日は徹夜の任務だったんだろ?

 少しぐらい休んでおいた方がいいんじゃないか?」


 平々凡々とよく言われる片岡翔。風使いのバスターでサッカー部所属、ポジションは一年生ながらMFでレギュラー。

 うちのクラスの

「カレカノいない同盟」にももちろん所属しています。

 だけど仲間の私から見れば十分魅力的だと思うんですけどね。

 特に仲間を気遣うことに置いては有り難い存在です。


「別に問題ないさ。試合も近いんだし、レギュラーから外されるのも嫌だし」


 心の奥底から

「エースじゃねぇかよ!」と全員のツッコミが聞こえてきます。

 容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群、おまけに冷静沈着のTEAM跡取り息子の篠原快。

 高校生バスターでありながら立派に隊長格です。

 翔と同じサッカー部所属でMF。間違いなく来年はキャプテンにも推されそうだけど、多分バスターの任務を優先させて断りそう。

 物事をきちんと考える癖があるからこそ、皆信頼しています。


「それと修、おまえ達もそろそろ試合なら任務減らしてもいいぞ。

 あの親父にたまには行かせた方がいいんだからよ」


 残りの三人は剣道部所属です。時枝修は警視総監の息子。

 自分のお父さんとは全く正反対で快以上に落ち着いた高校生です。

 だけど頭の良さと水使いの力は完全にお父さんからの遺伝みたい。

 本人もそこだけについてはお父さんに感謝してるようです。


「別に構わないさ。白もそれでいいだろ?」

「ああ、問題ないよ」


 女の子よりお肌が綺麗な男の子ってすごく羨ましいかぎり!

 色鳥白真、剣道で全国三連覇してる猛者なんだけど細いからとてもそうには見えない。

 だけど召喚剣士である白の戦いを見たらやっぱり強いんだなあと思います。

 それと白真を語る上で重要な人物がいます。彼女である美原紫織を守ることが彼の武士道です。


「俺もだ。剣道とバスター稼業ぐらい両立するさ」

「お前こそ減らせよ。テストで赤点とっても知らねぇぞ」


 快から突っ込みを受けるのが瀬野龍二。

 私達と違って

「影」にいる戦闘のエキスパート。

 その任務内容はあまり分かりませんが、表ざたに出来ないことがほとんどのようです。

 だけど、こんなに活発な影の所属者っていていいのかしらと思うんだけど・・・・


「へっ! テストが怖くてバスターがやれるか! それに俺には咲がいるんだ。

 あいつが勉強ぐらい教えてくれるはずさ」


 和泉咲は龍二の婚約者です。

 だけど、こんなに強い独占欲で咲は平気なのかしら?


「咲も苦労するな。ごちそうさま」


 そして舞台は学校き移ります。




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