もし、、、? 僕がゴキブリになったのなら、、、?
『ゴキブリ、、、それはまさしく人類の嫌われモノ!』
あの黒いモノが夜中にガサゴソ動いているのを発見しただけで、、、。
僕は、僕は、、、【ギャーーーーーーーーーーーーーアアアアア!!!】
新聞紙を丸めて【ビシッ!バシッ!ガタン!】と当たりかまわず叩きまくり。
ごきぶりホイホイも置いて、ゴキブリに効くスプレーをあちこちかけまくり
追い掛け回して一撃を食らわす!!!
▼
僕は子供の頃から、あの黒いモノで夜中に出て来るやつが大嫌いだった!
たまに、あれは、、、?
パタパタ飛ぶんだよ。 【ヒェーーーーーーーーエエエエエ!!!】
もうその時は、鳥肌が立つって止まらなかった! ぷつぷつと鳥肌...。
それに、人間の気配がわかるのか、、、?
【ピタッと】動きを止める!!!
でも、人間からはそのゴキブリが丸見えで、、、なんで止まった!
当然だが、新聞紙を丸めてバシっと! お腹を上に向いて足をバタバタ...。
▽
そんなゴキブリ嫌いの僕がまさか!? そんな事になるなんて、、、!?
僕の想像していなかった事が起きる!?
僕が朝目覚めると、、、?
なんか、、、ジメジメしたところでホコリぽくて薄暗いところ。
『えぇ!? ここは、、、?』
そこには、、、続々やって来た!
黒いあれが! いっぱいぞろぞろと僕の傍に、、、。
僕は余りの衝撃でギャーーーーーーーアアアアア!!!
そのまま『気絶』した!
そして、、、僕が目を覚ますと、、、?
僕の方をのぞき込んでいる黒い集団が!
【ギャーーーーーーーーーアアアアア!!!】
また僕は、 『気絶』した!
▼
僕が次に目を覚ますと、、、?
もう夕方だった、、、! そして黒いモノの【隊長】がこう言った。
『みんなで、夜はパーティーだ!!!』
『豪勢な料理を食べに行くぞ!』
『おーーーう!!!』
何が起きている? どうして僕がゴキブリに、、、?
そんな僕の考えは届いていない!
夜になったら、、、ゴキブリの仲間に押されるようにキッチン周りに集まった!
ゴミ箱の中やゴミ袋の周り、部屋の壁にペタっとくっついていた!
そうすると、、、?
誰かが起きてきた!?
『えぇ!? お姉ちゃんだ!!! ヤバイ!? 逃げなきゃ!!!』
【ギャーーーーーーー!!! ゴキブリーーーーー!!!】
別のゴキブリがお姉ちゃんに見つかった、、、!?
僕のお姉ちゃんは僕以上にゴキブリが大嫌いだ!!!
僕も見つかったら殺される!!!
しかも、、、僕と目が合った時のお姉ちゃんの目がヤバイ!?
あれは、、、キレている!
しかも、ぶち切れだ!!!
『待てーーーーー!!! 逃げるな!!!』
【バチッ! バン! ドン! バシ!! ガーン!】
『こんな夜中に何してるの? お姉ちゃん!』
『お母さん! ゴキブリが出たのよ!』
『えぇ!? 何処よ!』
ヤバい!? お母さんも僕を見る目が変わった!
このまま行くと、、、? 僕殺されるよ...。
『逃げろ~!』
『やめてくれ! お姉ちゃん! お母さん!』
▽
僕はハッと目が覚めた、、、!!!
起きると、、、? 体中汗びっしょりになっていた!!!
『良かった、夢だったんだ、、、!』
お姉ちゃんもお母さんも、僕を見て!
早くご飯食べなさいだって、、、!
あんなに僕が怖い目に遭ったのに、、、。
『僕は少しは、ゴキブリの気持ちがわかったような気がする!
本当に、お姉ちゃんやお母さんに追いかけられて怖かったからだ!』
【でも、やっぱり僕はゴキブリが大嫌いだな、、、!】
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