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ai

作者: DrawingWriting

概要:

 Twitterで月一に催されている「決まったお題で300字の作品を書こう」という企画『300字SS』、

 第三十八回参加作です。

 お題は「贈り物」。オリジナルです。

 文字数は改行と全角スペース除いて300字ぴったり。


超備考:

 新作書いたらTwitterで告知してます。宜しければ。

 http://twitter.com/drawingwriting


注意:

 この作品は「カクヨム」「Pixiv」などでも掲載しています。

 裕福な家庭に生まれた。


 両親は優しく、欲しい玩具は全て貰えて、素敵な恋人と出会えた。就職先は大企業。苦労や挫折は他人の物。愛にも仕事にも悩みの無い、祝福に満ちた人生だ。


 だからこそ、疑問を抱いた。



 この誂られたような幸福は、何?



 子を産んだ。泣きも喚きもしない、常に笑顔の赤ん坊を。理想的な――非現実的な赤ん坊を。


 そこで気付いた。


 これは祝福ではない。


 人生ですら。






「ママ―、また死んじゃった。何でも全部あげてるのに」


「色々試してみて」


 私が笑うと、娘はまたAIを育てるゲーム――正確には知育玩具――に戻った。娘はいつ気づくだろう。贈与だけが愛ではないことに。そして。


 それに気づくまで、AIは何度、自死するだろう。

シムシティって、最後らへん何か飽きちゃって適当に災害起こしたりしちゃいますよね。

あれって自分の身に起きたらと想像すると凄く怖いことですよね。

気まぐれでゴジラに来られたら堪まったもんじゃないですよ。

そんなことをシン・ゴジラを観なおして思いました。

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