『浅井賢政参る!!』
鬼だ!ここに仕事の鬼がいる。
ようやく環境を整えた、『浅井賢政』の自重なき内政チートが炸裂する。
家臣を灰になるまで使い倒すぞ!!
小谷よ私は帰ってきたぞ~。
小谷城で報告を済ませ虎御前山の館に到着。ヤレヤレやっと帰ってきた。
「お帰りなさいませ。」皆が出迎えてくれた。
小谷に帰ってきました、何だかアホらしい展開で少し変になりましたけど。
職も得たし官位ももらった。
『これで俺も戦国大名? だ』
気持ちも新たに仕事に励んだ。
しばらくは、おおいくさをする予定はない。
現状こちらからは六角、朝倉、一色に手出しは出来ないからな。
念のため、防衛構想を見直します。
佐和山城、愛発の関、不破の関を整備・改修します。
防衛の拠点ですから手抜きは無しです。
一応、「浅井は関を解放する」と言うことでお金はとらない方針です。
堺・京の商人からはバーターで浅井家の「堺、宇治-淀川の通行許可」を取ってあります。これで物流に食い込んでいきたいです。
先ずは、内政と商売に力を入れよう。
今度は、家臣全員を使えるので、おのおのに振り分け新たに仕事を言い渡した。
将来を見据えて街道と宿場・駅の整備も進めていきます。
先ずは手始めに、小谷、米原、佐和山間の整備を先行させます。
琵琶湖沿いの北国小谷街道と不破の関、柏原、醒ヶ井、小谷ルートを整備。
「難所を避ける」という名目で中山道を小谷寄りに曲げます。
明治初期の鉄道ルートを参考にしました。
ゆくゆくは、醒ヶ井-米原間は関を設け、浅井家専用の直通輸送道とします。
大野木、藤川越えの道も改修。こちらも浅井家専用道にします。
小谷街道脇往還と命名する予定です。
江北の街道を綺麗に整備する替わりに小谷城下につなげます。
畿内-東国、北陸-東国を繋ぐ陸路の最短ルートはうちが独占します。
良くある話で、琵琶湖と敦賀を運河で結ぶ構想と云うモノがあります。
むかし、平の清盛が計画したらしいです。
まあ土木工事として不可能ですから、パナマ運河方式にしないといけません。
それでさえ、湖水も無限ではないし問題だらけ。
動力も無しにいちいち何度も水位調節をしていては、時間がかかりすぎ、小口輸送では採算が悪いと思います。
五千石船みたいな船ならばOKですが工事規模が非現実的過ぎます?
スエズ方式では、琵琶湖の水面は、大坂城の天守閣よりも高いらしいので、竣工時に川(場所によっては滝?)のように水が流れていき、湖面の水位が低下しすぎて素人ではとても危険です。瀬田川が涸れる怖れもあります。
よい子は真似しないように。
という訳でスッパリと諦めます。
琵琶湖の各集積港の浚渫と拡充も必要でしょう。
塩津、西の浜(元南浜、小谷の西だから西の浜に改名)、鳥居本、今浜、朝妻、を順次整備していく。
堅田衆の頭領猪飼殿と綿密に連絡を取り水運についてさらなる協力を仰いであります。
竜骨のある船も作る予定だ、もちろん輸送がメインだ。
少々利権を渡してでも敵対勢力をなくし流通させた方が遙かに実りが大きい。
小谷の町衆とも協議を続ける、今後3年かけて新規に城下町を開設する方針だ。
とりあえずは新町と呼称させる。
職人も呼び寄せる方針だ。
黒鍬者を手元として手伝わせながらスキルアップさせたい。当主となったので、規模を拡大させます。
内政メインの改革に武闘派連中は多少物足りないかもしれませんが、江南との友好関係のある内に
京極派とかの不満分子を一掃するように指示を出します。
六角家を後ろ盾にして浅井領内の敵(家柄とかを正当化する奴)を残らず排除することにしました。
少し大人げなかったですが、新領主のお祝いムードに便乗して武闘派のストレス発散をかねて動員をおこない綺麗さっぱり一掃して頂きました。
まあ、慎重に1家ずつの各個撃破です。
接収した土地は、基本俺が領有する替わりに家臣の庶子を積極的に登用するという事にしております。
とりあえず治安維持部隊(騎馬2,徒4を基本ユニット)として、「警邏隊」を組織し浅井領内を巡回させます。
旗本、指揮官クラスを養成し浅井親衛軍団中核を形成します。
黒鍬者も1500名と規模を大きくします。
私と親衛隊300が国人領主の領地に赴き、領主の手勢と合同訓練をして廻ります。まあご機嫌取りを兼ねています。国人領主の勇姿を見せ、浅井の威光を領民に示します。小規模の馬揃えを行います。
ついでに余剰人員をスカウトです。
商売の方も順調で、京・堺の商人が、小谷まで来るようになりました。
近江の物産の取引量が増大します。
利益もそれなりにウハウハです。
年貢以外の収入は、国人領主とかにあまり目立たないのでおいしいです。
そうこう慌ただしくしているうちに
目出度く縁が妊娠しました。
はじめてのお目出度でドキドキです。縁のお腹触りまくりです。
とりあえず元気な子を産んで欲しいです。
せめて、清潔な環境をとアルコールの製作、清潔な布作りに俺が陣頭指揮を取ります。
1559年も平和に終わりました。
表面上は平和そのものでも、もちろん油断は禁物です。斉藤の動きが怪しいです。
信長上洛襲撃の時みたいに領内に勝手に入ることもありますし舐めてますね。
とりあえず、目標をぶちまけます。
おいおい、賢政君熱くなりすぎです。まあ、あくまで目標です!
何処かの、ト構想のようですね。
いよいよ、『大きな戦いが起こります』
お楽しみに!!
ついでに、『「久政じゃ!!」最低評価のご隠居さん 』もよろしくネ




