『パラレルワールド』と言う名のいい訳
ぱられるわ-るど
なんという、ご都合主義な甘美な言葉だろう?
物書きにとって、これほどおいしいネタは無いであろう?
これは、かの明智光秀が、『シンちゃんに』登用された。
『浅井が、多少ハードではなくなった時のお話し。』
『ボツネタのスピンオフ』という、言い逃れできないボツネタである。
暇つぶしにどうぞ……。
~ あの続き ~
「お兄様、市はずっと、お兄様の傍にいます。」
「市~っ。」信長が少し壊れた。
時が流れ……、
1560年桶狭間の戦い
今川がやって来た!!
「「「今川に降伏しよう。」」」
「市さまは美人だし人質に出せば助かるんじゃね?」
「「「おお~っ、そうじゃそうじゃ」」」
「却下だ!!」:(信長)
「お兄様ならば、勝てます。私信じてます。」
「おまえら死ぬ気で突っこめ~」
「「「「「「ひょえ~、おたすけ~」」」」」」:市を売ろうした家臣一同
「「「「「ひょえ~、おたすけ~でおじゃる~」」」」」:ノリの良いヨシモトの人たち
かくして信長は勝った。
~ まだ、信長が、美濃を攻略していた頃のお話し ~
信長さんからお手紙着いた。:シン(浅井新九郎)
「同盟しねぇ?、斉藤のボケなす、チョンぱで良くねえ?」
「いきなりだね、分け前は?」
「妹をやる。」
「はあ?俺、もうすでに嫁さんいるよ~。(それも複数)」
「良いではないか~。もう一人ぐらい。最近新しいの補充してないっしょ。市は美人だぞ。」
「う~ん。」
「西美濃もつけよう。おまけだぞ、他の皆には内緒だぞ?」
「いや、それ斉藤さんの物だし。」
「イヤ!! 斉藤の物は俺のモノ、道三からもらった。」
「ふ~ん。(コイツも所詮ジャイアンか?)」
「あ、信じてないな。ホントだぜ~。」
「まあ良いけど…、」
「本当か?(喜)」
「いや、話を聞けよ、のぶちゃん!良いけど、というのは、どうでも良いという事だ。」
「(俺が)どう(やっても)でも良いとは…(白紙委任?わし信用されてる?)!聞くとも、一度条件を煮詰めようぜ。ぶらざ~」(自己中すぎる)
……このような手紙のやりとりがありました。
毎朝、早馬が来て、信長の使者が贈り物と手紙を持ってきた。
(こういう所は、のぶちゃんは、意外とマメな男である。)
仕方がないので、返事と贈り物を渡した。重いと馬が気の毒なので、軽いものでお返しした。
……およそ半月。
最後の返事とともに、ご本人がやってきた。
おいおい(^_^;)\(・_・) オイオイ小谷まで来るかよ普通!!
仕方がないので、雲雀山の迎賓館に招いた。
お供は100人くらいなので、気にせず収容した。
まずは、応接茶室にて、お茶を点てた。
信長がマジメに正装していたのでワロタ(w)。
お供として丹羽長秀が付いている。
親衛隊の前田利家が窮屈そうにしていた。
俺がお茶を出すと…。
利家が「ッ毒味が~!」とか騒いでいるので、
「……ではご無礼をして私から戴きましょう」と、俺が茶碗を取り一口呑んだ。
(まつを寝取った影響か?利家が情緒不安定だ)
は~っ。むさい男だけで茶を飲むのも、何かイヤだな。
面倒なので、夜を待たずに酒に切り替えた。(江北流です。)
お・も・て・な・しが、きいたのか?みなさん凄く喜んでいた。
話が盛り上がり、のぶちゃんから『天下統一の野望』を聞かされた。
将軍の権威についても、「まったく話にならん」とぼやいていた。
現在、将軍足利義輝公が、京にいる関係で、のぶちゃんも、そこまで権力欲は無いらしいが、歯がゆいと唸っていた。
「新九郎~、お前いい奴だな~。」
(離せこの酔っ払い、ぶっつぶすぞ~):シン
そのころ、美濃では……。
『信長コワイよ~』
信長におびえた、斉藤竜興の精神状況は思わしくないらしい。
近江の清酒がお好きで、最近なにかと飲み過ぎらしい。
酒色に溺れはじめているというか、かなり酷いらしい。
一応、従弟なので心配だ。(嘘)
~ 小牧では ~ (かまぼこではない!)
「と、いうわけで、お市、浅井長政と結婚しろ。」
「は、何それ怖い。」
「怖くない、奴は良い奴だ。俺の話をマジメに聞いてくれた(これ重要)。あと、飯がうまかった」
「(ごはんがおいしい?)それならば行きます(嬉)」
「まあ待て、まだ婚姻のOKもらっていない」
「は?(OKもらっていない?逝けというのに?どういうこと?)」
「ヨメがいるから、調整中。」
「嫉妬……長政さまは、なんて?」
「嫁さんいるし、別に無理して来てもらわなくてもいい。とか言っていた、ずいぶん照れてるらしい。」
「くっ、(それって)断られてるじゃん」
「大丈夫だ問題ない、市は可愛いから。」
「(ダメだこりゃ、とりあえず興味はある、どんな人か?)見てみたい!」
「おおっ、市も嫁ぐ気満々だな。大丈夫だ!俺に任せろ」
~ 小谷城 ~
「殿、また織田共(織田殿ではない)が、おいでになりました。供回りの方は100人です。」
「ならば、雲雀山御殿で、よろ。」
「ははっ。」
「やっほ~長政君。ご機嫌よ~。」
「ご機嫌ですね、織田殿『やっほう』とは?」
「信長♡と呼んでくれ、何か知らんが、南蛮のあいさつらしい、市が言っておった。」
「左様ですか。今日はどのようなご用件で。」
「長政の顔が見たくて来ちゃった、テヘッ、ペロ。」
「……信長殿、頭大丈夫ですか?」
「おかしいな、市がやると、とても愛らしいのだが?」
「…愛らしい信長殿っていうのも、いかがなものかと?」
「まあいいじゃん。」
「良くない、と思います。」
「今日は見てもらいたいものがある。」
「それは?」
「”パンパン”(手を叩く音)入ってこい。」
”ガラッ(ふすまが開いた音)”
「『お市で~す』、こんにちわ~ながまさくん。会いに来ちゃったテへ、ペロ。」
「ぐはっ。」:鼻血ぶーの信長。
「なるほど、似たもの兄妹ですね。」:(シン)
「なぬ、お市の魅力を平然と受け止めた。浅井の長政はバケモノか?長政お主やるな流石は儂が見込んだ男。」
「鼻血出てますよ信長殿。」はいチリ紙。
「うむすまない。」
「というわけで、お主にお市をやろう。」
「こりゃまた、いきなりのお話ですね。」
「うむ、早いほうが良い、この通り、お市は可愛い。」
「まあ可愛いのは認めますが…。その小袖、裾がやけに短いというか、膝がでてますよ。」
「織田殿?そこまで台所事情が厳しいのですか?」(-_-)
「馬鹿者、これが『ふぁっしょん?』というものだ(と思う)。」
「ふぁっしょんですか?」
「そうだ。(^ー^*)」
「『ふぁっしょん』というのは、破廉恥な、おなごで商売ということですか?」
「馬鹿者!!長政、お主、お市の良さがわからんか?」(魂籠もりすぎ~)
「いやあ、それ、うちの城下の店で売っている。足軽(尻軽)遊女用の『春売り(売春、。うりはる~ぅ~)』衣装ですよ。」
「へ?」
「ご存じでは、なかったようですね。(ジトッ)」
「なな、なんと(北嶺)」
(奈良ですね)
「足軽の乱暴狼藉対策で、お手軽な値段で春を売る『春売りむすめの』装束です。」
「なな、なんと(大きな平城京)」
(さずが、信長様。歴史に詳しい、たしかに710年です)
「まあ、服を着たまますぐ『ナニが出来る優れもの』です。」
「なな、ナント(の勅令)」
(何故に海外?よくは知らない)
「光秀に兵法を教わった時、閃いたのです。『餓えた足軽と小金が欲しいむすめでwin-win』です。」
「なな、ななちゃん人形?」
(それは名古屋ネタきびしい~)
「皆が遠くから懇意に小谷に来てくれます。いわゆる『援交淫行』……、」
「げふんげふん、『遠交近攻』ですぞ殿」:光秀
「そうだったな、光秀。」:シン
「が~ん」:信
「妹のお市さんまでとは。あまり、うつけな事をさせない方がいいですよ。」
「木下殿が前屈みになっておりますよ。(ねねも寝取ったし)溜まってる?
柴田殿は、さすが武士ですね。
腿に小柄ですか?血が出てますよ?痛くないですか?無理をなさらない方がいいかと。あっ畳が汚れる~。」
その日雲雀山御殿では、信長の従者の多数が『お市の艶姿』に鼻血を噴いた。
何故か?長政に仕えていた、明智光秀は大石内蔵助のごとく畳の交換に奔走した……。
「あのうつけ、いつかコロス。」
~ この時、歴史は動いたん? ~
光秀が、本能寺で、本能のまま行動するのは…今少し後の話である。
大事なお客を控えていた浅井家に、信長一行はただただ迷惑だった。
大幅の改稿により、バッサリとボツネタが出ました。
日曜の昼下がり。
お暇でしたら、お読み下さい。
本編に無関係な作品ゆえ、いずれ削除いたします。
まったく、推敲はしておりませんので、おかしい点は多々あるかと……。
ROMってないで、感想おくれ(懇願)よ~。こころが折れそうだ。
歴史物は、制約が多すぎて・・・、筆が進まんと云うか。
バッサリ、5万文字、ボツ(殺)にした。
へこむわ~っ。




