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長政はつらいよっ!弱小浅井はハードすぎ!!  作者: 山田ひさまさ
 ~ 『 涙まじりの雌伏編 』 ~
15/111

~ 若、猿夜叉丸ご乱心 ~

これは、ちょっとした裏話です。

 「ガ~ン」ま、まさか……次郎が、井伊家の人間とは、俺は(太閤、三成びいき)ショックだった。


 助けてくれた手練れの若侍が、女だったことに…多少ビックリしたが、

祐子があの井伊家の人間だと知って、とてもビックリした。


 直虎なんて奴は知らんが、「直政」とか「直弼」の関係者なのは間違いが無い。

くくく、なんだか騙された思いがするが……、別に次郎が悪い訳ではない。  

次郎はイイ奴だ、俺も戦国大名で勝ち残り、生き残りを目指す身だ、たとえ毒盃(徳川譜代)でも呷らなくてはならない。

 関ヶ原寝返り組に比べれば、忠誠心が厚いだけまだましか?

みんな良い奴なのだろう。そう決めた!

 よくよく考えてみたら、まだ徳川家に仕えてもいない時代なので、今川配下じゃんか、なあ~んだ気にしないことにした。


 駿・遠・三の人材を引き抜くと、後々、徳川への嫌がらせになると思うし。(ここ重要。)

 祐子お姉ちゃんには、井伊家の家臣(とりあえずは二男三男で良いよ)を浅井家に引き抜くようにお願いする。

どうせ史実では井伊の谷の連中は、今後死ぬほど苦労するであろうから遠慮は無しだ、これは人助けだと思おう。

俺は女と恩人には優しいのさ。


 まあ井伊の赤備えと言えば、『ひこちゃんだ』かわいいキャラクターだ。

彦根にも思うところがある。

メインキャラクター名って、『佐和ちゃん(さわちゃん)』でよくね?と何度思ったことか。

小谷(浅井)-長浜(羽柴)-と来れば、佐和山(磯野・石田)でしょうが~。


「やしゃ君?」


「はっはっは~、すまん取り乱した、他意は無い。他意は無いぞ次郎~。」



-解説-

 主人公は、長浜(豊臣)への愛が深すぎて、余所者の街、彦根に無意味な嫉妬をしています。

悪気は決して有りません、彦根は何となく嫌いなのに、すぐ傍の佐和山は好きなのですから。

同じ人間なのに…

「佐和山から来ました」「良く来たね!どうぞ入って」

なのに。


「彦根から来ました」

…「……太閤さん好き?」

「ヤッパ井伊家でしょう?」

「……(心の壁)、…今日は天気イイね。」

こんな具合。


 何気ない地元愛と、戦い(選挙)に負けた恨みが、意外にもとても根深い物だという一例です。

以外と歴史上の確執は現代にまで続いているんですね、核家族化、情報化社会、高齢化により、孫に語る老人が減り、ようやく無意味な確執は少なくなりました。


(注)主人公の猿夜叉丸は、『信秀の坊』やと『太閤談氏伝』以外のゲームはしていません。

よって、ある事実を知らずに見落としています。


実はそのことを強調する為にあえて、「井伊」に反応させました。

『井伊直虎』なのに、その部分はスルーです。


折角、井伊直虎(女地頭)と言う有名人に会ったのに、そこはまるでスルーです、勿体ないですね。

知っていれば、「直虎来た~w」だったのに、残念。


直親のせいで飛び出してしまった直虎(次郎)とそれを拾ったやしゃ君。

運命が大きく変わります。

ヨシモトは永遠に


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