いつもの朝
初投稿です!よろしくです!
『里菜お嬢様!朝ですよ!!』
『むぅ…』
メイドはいつも里菜お嬢様を起こしに来る。
しかし…お嬢様はいつも起きない。
『まったく…』
『変わりましょう。』
そこで、私、羽柴雅人の登場だ。
『お嬢様…』
『お嬢様……』
『おい里菜…』
(耳元で)
『とっとと起きねーとまたいじめるぞ?』
『…ひゃぁう!?』
『あ、起きた。朝ですよ!お嬢様♪』
『…お、おはよう羽柴…』
…と、まぁ。
これが毎朝の風景である。
二人はこの後日常が崩壊するとも知らず、何時ものように朝の時間を満喫するのであった。
『…っておい!主人をいじめるってどういうことだ!?』
『何をおっしゃっているのですか?お嬢様。
お嬢様の教育も、執事の役目なのですよ?(ニヤリ)』
『わかったわよ雅人!もうなんも言わないから!』
『わかればいいんです笑』
トントン…
『お嬢様、お荷物です。』
部屋にメイドが小包を持ってきた。
『わぁ!ペンダントね!かわいい!』
中に入っていたのは、アンティーク調の鍵のペンダントと、バースデーカードだった。
『お嬢様、お手紙も入ってますよ?』
〜お嬢様へ〜
誕生日おめでとう。
明日の夜、噴水の庭の隅、扉の前で。
この鍵を肌身離さず持っていてください。
『なにこれ?まぁ、明日行ってみましょ!
何かのサプライズかもしれないわ!』
二人は、後にこの手紙が大変な事を招くとも知らない…
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