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おまけ「金賞」
「金賞!?凄いじゃねぇか!蒼空!」
家で金賞を自慢するとお父さんに物凄く感激された。
感激しすぎて、少し泣きかけてるのは……秘密かな。
「蒼空、やったな!ついにネガティブも克服か!」
湊大は相変わらず笑顔で金賞のことを祝福してくれた。
「凄いじゃん蒼空。私を追い抜かしたかな?」
琴羽には少し羨まれたけど。
でも、喜んでた。
「まさか金賞とは……お前もやるな」
姉ちゃんも電話越しだけど、その言葉に喜びが入ってた。
こうしてみんな祝福してくれた。
「でもさ、特賞は?」
「それを言うな」
うちの妹は空気が読めないです、すみません……。
相変わらず美穂は僕のことを祝福してくれてるのかよく分からない線をいってた……。
ちなみに、今回の冬の小説コンクールでは、特賞は誰も選ばれなかったらしい。
相当な高い壁なんだろうな……。




