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この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

悪魔がダンジョンマスター(ロリ)にこき使われるようです。

作者:七丸
 人と旅をした。そいつからは様々なものをもらった。けれども…何も救えず何も殺せず、何もなせずに夢から醒めた。いつから勘違いしていたのだろう…俺は悪魔だ、人じゃない。

 人を殺した。最初は少し戸惑ったがじきになれ、大量に殺した。楽しくはなかった、魔力を使うのに慣れる為の作業なようなものだった。

 人で実験をした。すぐに死ぬから面白くはなかったが、そこそこの退屈しのぎにはなった。もう随分、魔力を使うのにも慣れた。

 人で遊んだ。脆弱な存在だと思っていたが、遊び方次第では長く持つ。一時の退屈しのぎにはなったが…それももう飽きてきた。

 同族を殺した。随分脆弱なやつだったが、人よりは楽しめた。神や悪魔との接触方法を知れたことは大きなメリットだろう。

 人の子に召喚された。どうやら話し相手が欲しかったそうだ。ついでに煩わしいもの全て殺してやった。なのに何故泣く、苦しめる者が消えたんだ、喜べばいいのに。

 人が病気の治療をしろと懇願してきた、脳を覗けば政治の邪魔だからいっそ殺してしまえと言っている。だから俺が召喚されたのか…。望み通り殺してやったよ、そいつ以外の国の人間すべてを。

 神で遊んだ。星を壊し、番を殺し、子の記憶を書き換え、天使システムを終了させ、そいつが頼った神の殆どを消してやった。神といえど滑稽なものだ、奢った自分を恨むがいいさ。


その後も殺して、奪って、弄んで、時には戯れに救ってやって。
そんな事をしていくうちに、誰からも呼ばれなくなった。


それでも退屈しのぎと暴れていたら、悪魔のお偉い様方に封印されてしまった。随分心の狭い奴らだ、悪魔のことはそんなに殺してないだろぅ俺。



それから数年、そろそろ退屈になってきた。はぁ…誰か、ここから出してくれないかなぁ…。
召喚された!(した!)
2021/05/17 05:55
狂った世界の平和な日常
2021/07/04 17:00
ちょいと休憩
2021/07/13 18:00
2022/05/20 23:00
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