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勝手気ままなトップランカー  作者: 五王
はじめてのダンジョン
4/13

VSゴブリン

洞窟の中に入るとそこは土でできた道がいくつかあり特にライトなどないのに明るく先まで見渡すことができる。


とりあえず入り口を忘れないように通った道をマップしつついくつかの角を曲がったところで『ポヨン』って水風船がはねるときになるような音が聞こえたので、武器を構えつつまっすぐ進むとそこには水の塊の中に石が入ったスライムがいた。


よく見るファンタジー小説とかではあの石みたいなのが多分核で、あれを壊せば勝てそうだよね。


スライムはとても動きが遅く、こちらが近寄っても特に攻撃してこない。


だから金属バットをそのまま振り下ろし、核がしっかり潰れるように叩き潰した。


核が壊れて、割れた水風船のようにただの水のようになった瞬間、薄ら光るとそこには小さな石が置かれていて、スライムは無くなっていた。


「なんかあっけなかったな。ん、この小さい石がドロップアイテムってことか」


とりあえず小さな石、魔石をリュックに入れて探索を開始した。






結局スライムと戦った後、大体2時間くらい経って今は2階層まで降りてきた。


スライム4体、ゴブリン2体と戦ったが正直簡単だった。ゴブリンは確かに攻撃してくるけど、頭が悪いのか武器を持たず、ただ突っ込んでくるだけだったので軽く横に避けてから足を引っ掛け転ばした。


後はとにかくバットで殴ったら簡単に死んだ。


少し休憩をとったら2階層の探索に出かけた。


2階層は1階層とほとんど変わらずスライムとゴブリン、偶にネズミみたいな魔物もいたがやはりたいして強くないからか苦戦せず順調に進んだ。


そういえば小説とかででてくるダンジョンってトラップとかあるけどこのダンジョンではトラップとか無いのかな?


しばらく探索していると3階層への階段を見つけることができた。1階層の半分以下の時間で探索できていた。






その後も探索を進め、今は5階層まで進んだ。景色はあんまり代わり映えしなかったがたまに棒をもったゴブリンや体当たりしてくるスライム、ツノがあるウサギが出てきた。


リュックには魔石やツノがあるウサギのツノがドロップアイテムとして出てきたので結構重くなってきた。


だから探索を切り上げようとした時、ダンジョンの壁にとても分かりづらいボタンがあった。


トラップかもしれない、だけど


「押したらいけなさそうなボタンって、やっぱ押したくなるよね。」


俺は誘惑に負けボタンを押した。


ボタン押すと目の前の壁が少しずつ変化しだして、しばらくすると扉ができた。


部屋の中に入るといきなり扉が閉まった。


警戒した俺はバットを構えていると、いきなり三体の今まで戦っていたゴブリンとは異なる明らかに強そうなゴブリンが現れた。


ボロボロな剣を持つゴブリンや杖を持っているゴブリン、少し大柄なゴブリンが連携しつつ襲いかかってきた。


京介はまず剣を持ったゴブリンに向かっていき、剣と打ち合った。


すると打ち合っているゴブリンの横から火の玉が飛んできた。


間一髪横に避けた。


「杖持ちゴブリンって魔法使えるのか。厄介だな」


魔法自体はそんなに速くはないからギリギリ避けられる。だけど剣のゴブリンとやりあってる間に攻撃してくると躱しきれないかもしれない。


京介は魔法を使う杖持ちのゴブリンをまず先に倒そうと剣持ちゴブリンを避けて走った。


大柄なゴブリンが杖持ちゴブリンを守るように前に出てきた。


力と防御力ありそうだけど動きが遅いからとりあえず避けつつ杖持ちゴブリンを狙うか。


大柄なゴブリンのパンチをバットで受け流し躱す。


杖持ちゴブリンは何度か魔法をうってきたが命中力がないからか魔法が当たることはなかった。


杖持ちゴブリンに接近し、バットで頭をぶん殴ると防御力が低いのか普通のゴブリンよりも簡単に倒れた。


その後は剣持ちのゴブリンを受け流しつつ倒し、大柄なゴブリンも時間はかかったが手足に少しずつダメージを与え、弱ったところをバットで頭に振り下ろした。


三体のゴブリンを倒した後それぞれのドロップアイテムと宝箱が出てきた。


とりあえずドロップアイテムを回収し、宝箱を開ける…

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