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勝手気ままなトップランカー  作者: 五王
はじめてのダンジョン
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始まりの日

西暦2050年1月1日、世界はダンジョンあふれるファンタジーな世界へと突如変わってしまった。以来、科学技術は魔素の影響で全く発展しなくなったが魔力を利用した魔道具が世界中に広まり世界各国が競い合うように魔道具の開発とダンジョン攻略に力を入れた。


————————————————————————


2049年12月31日、大晦日に緋野京介は家で年末特番のテレビを見ていた。


高校2年で両親は一年前の交通事故で亡くなってしまい、今は両親が残した家と遺産で高校生活を送っている。幸い親戚を頼りつつ親の遺産と自分のバイトのお金で高校を通いながら生活できている。それでもお金は少しづつ減ってきていて遺産には頼りたくない京介は大学進学はせずに高校卒業後就職しようとしていた。


「あー来年は就活かー」

大学行きたかったなー。

遊びてーなー。

なんておもいながらテレビの中で年越しのカウントダウンが始まった。


『5・4・3・2・1・あけましておめ《ドガーン》とー』


隕石が落ちたかのような音が鳴った。


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次の日、テレビでは年越しの瞬間に鳴り響いた音について、その後世界中での変化を放送していた。


まとめるとこんな感じだ。

まず、あの音は世界中で聞こえたそうだ。そして世界中に現代では見ないような形をした下へと続く階段のある洞窟が突如現れた。現れた洞窟はなぜかその場所にあった人や建物を押し除けるようにしてできた為、洞窟が出来たことによる被害を受けた家やその場にいた人に死者はでなかった。

アメリカやロシア、中国などは洞窟に軍隊を投入したが途中でどの国も撤退したそうだ。なんでも洞窟の中は迷路のようになっていて中にはファンタジーで出てくるようなスライムやゴブリンのような生物が発見されたそうだ。銃などの兵器は使用が出来なくなった。宝箱もありアメリカの軍隊で宝箱を開けた人は宝箱の中にあった巻物を開けた瞬間自分がスキルを得てスキル<俊足>というスキルを得たことで一定時間の間足が普段の2倍ほど速くなったと報道された。


それによって洞窟はダンジョンと呼ばれるようになりあらゆる可能性を秘めていると注目を集めるようになった。

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