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自分への決意  作者: みかん龍
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始まりは中学生

 金欠病の原因は、精神の弱さによるものだと実感している。

そして、精神の弱い部分が出来たのは、中学生から自覚し、否定を始めた。



 中学1年生では、母さんに我儘を言って、生活保護でお金が無いにも関わらず、サッカーをしたいとお願いした。様々な費用が掛かるのに、母さんは承諾してくれた。感謝の念は強いが、今では断って欲しかったと思うこともある。

 パソコン環境が家庭に広く普及し始めたのは、この頃だと思う。又、携帯を持ち始めたのはこの時だ。携帯は、主に連絡用として使っていた。



 中学2年生から中学3年生の間


 パソコンを持ち、母さんと一緒にオンラインゲームを始めた。家にいる時は、睡眠を惜しんでまでやっていた。

 ゲームをやっていると、どんどん欲が出てくるようになる。課金だ。

 母さんと一緒にやっていた為、課金を月に1万くらいやっていたと思う。

もっとしたいと欲はあったが、サッカーの所属に加えて、出費も多い為、諦めることが出来た。



精神面で大きな変化が起きたのは3つ。


いじめに関してが二つ。

恋人関係で一つ。


最初にいじめに関してから、書いていこう。


 サッカー部を始めた頃は平穏だった。卒業までは、スタメンに入ることもなく、補欠のままだった。自主練をしようとしたりしたが、3日坊主で終わり、ゲームをしていた。それでも良かった。何も起きて欲しくなかった。


 高学年になり、小学生からサッカーをしていた子達がスタメンにあがり、イケイケになってきた頃。

 自分に対して、部長筆頭に集団いじめが始まった。いじめ内容に関しては、軽いものだった為、我慢を続けた。我慢したのは、一過性のものだと信じ、顧問に打ち明けることで、部内の雰囲気が悪くなることを避けたかったからだ。


 結果、我慢は続かなかった。爆発することはなかったが、顧問に打ち明けた。苦しかった気持ちが晴れるかと思ったが違った。


 顧問に打ち明けることしか出来なかったのか?

 自分で解決方法はなかったのか?

 いじめられないようになることが出来なかったのか?


いじめに関して、考えるようになった。


 二つ目


部内の仲良しの子が休みがちになった。


 最初は、体調不良といこうことで話を聞いていたが、少し経つと、学校に来なくなった。同じクラスだった為、その事に気付き、担任に問い詰めたが言えないと言われた。

 男は、薄々思っていたが、いじめだと確信した。放課後にお見舞いと言って、友人宅に突撃した。

体調はどうだ?

悪かったり、良かったりだよ

何か嫌なことあった?

そんなに無いかな?

本当に?相談のるよ?

…実は、あの子が嫌なんだけど、他にも色々あってね

そうなんだ?

もう少しで学校行くから、その時は絡もうぜ

そうやな!長居するのも悪いから帰るわ!また来るな!


男は、混乱と同時に悔しさが募った。

なぜ?気づかなかった?

なぜ?先生たちは動かない?

どうしようも出来ない自分に苛立ち、悔しさでいっぱいだった。


その後、友人は学校に来るようになり、自分の気持ちに整理が出来ないまま。そして、自分が嫌いになる。


社会人になってから、諸事情を知った。中学2年生のときのクラスは仲良しが集まってたと思っていたが、友人の親が学校に掛け合ったらしい。


3つ目


中学2年生の時に彼女ができた。数ヶ月の付き合いだったが、別れ方が酷く、友人をトイレに呼び問い詰めていたことがあった。何故、そのようになったか今は覚えてないが、その後、自分を更に嫌いになり、誰も信じなくなった。しかし、癒しが欲しかった為、彼女と別れてからは、高校卒業までの間、女遊びをやっていた。



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