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加藤の右目へGO  作者: どすこい姉妹
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遅刻

妹を遠い目で見ながら1人でゆっくりと気儘に歩いて登校していたら10分の遅刻をしてしまった。しまったと言うよりかは、腕時計を見て、こんなにゆっくり歩いていたら遅刻するだろう。と思いながら歩いたのだ。


教室に入ると、担任が「藤原さん、登校中にまた草むしりに夢中になっていたんですか?」クラスメイトがドッと笑う。前に遅刻の言い訳で使った事がある言葉だった。

ヘラヘラと笑いながら「今日は空を見上げると自分のチッポケな存在に愕然として歩くのが大変に悍ましかったのです」

笑かそうとしたが、クラスメイトの反応はイマイチだった。


ふと、隣の席を見る。加藤は突っ伏して爆睡している様子だった。

俺も授業中は殆ど寝て過ごし、気付くと昼休みになっていた。


昨日は加藤に二回も会ったのだから何か話しかけなければ…。

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