EP.FNー04 なんかアレだね。僕の登場早すぎない?ーGOSSIPー
なんか投稿でけた!なんでやろ?不思議。
あ、あとイリヤ当たらんかった。チクショウめ!
EP.FNー04
ーー??? ???
「使徒が一人復活した?」
「はい。つい数刻前のことです。」
「へぇ、おかしいなぁ。使徒の身体が良い感じに育ったから向こう側との繋がりを絶ってただの中身の無い容れ物の筈なんだけど……。というか、使徒の残った身体は全部回収した筈じゃなかったっけ?」
「回収した使徒の肉体は全て宝物庫に安置しています。ですが、数が数ですので回収に洩れがあったのかと……。」
「言い訳はいいよ。罰は後で与えるから。で、ミー君。ミー君はその再起動した使徒に対してどういう対応を取ったの?」
「特には何も。ただ、その使徒について主の御判断を仰ごうと思いまして、独断で監視を付けさせて貰いました。」
「良いね、良いね。てことは、僕の判断でその使徒を殺処分出来るってわけだ。で、誰を向かわせたの?」
「はい。向かわせたのは回収時の責任者であるクロケルです。」
「誰?分かんないよ、それじゃあ。階級は?」
「……覚えておいででないのですか?御自分で創造になったというのに……。」
「……………………。あのさぁ、僕が一体何体君たちを創ってやったと思ってんの?いちいち全部の名前なんて覚えてる筈無いじゃん。」
「…………そうですか。とんだ失礼を口にしました。クロケルの階級ですが、"能"です。」
「え、"能"?大丈夫なのそれ。返り討ちにあったりしない?下から4番目じゃん。」
「監視が主目的ですし、それ以上となると私の独断では、緊急時でもなければ向かわせる権限はありません。そのために主の御判断を仰ごうと思い此処に来たのですーー。」
「ま、そうだよね。んじゃ、どーしよっかなー?」
「それにーー。」
「ん?」
「クロケルは確かに"能"ですが、かなり優秀です。使徒の力量の個体差が激しいのは理解しています。だからこそ、他でもなく臨機応変に対応してくれるクロケルに監視の命を与えたのです。」
「回収時の失敗の責任じゃないの?」
「…………それもあります。」
「ふーん。そっかー。へぇ〜。ふ〜ん。」
「…………何か?」
「何でもなーいよー。ちょーーっとミー君が高評価してるのが意外だなぁ〜って思っただけ。それだけ有能ってことかな〜。なんせ、ミー君が僕に食ってかかる程だもんね〜。僕に口答えとか…………。テメェ、何時からンな口叩けるまで偉くなったんだ?」
「ツッ……!?差し出がましい口を叩きました。お許し下さい。」
「……オッケー。いいよ。許したげる。……それにしてもクー君かぁ。あれ、君?ちゃん?……ま、いっか!どうでも。ミー君のお墨付きだし、一回会ってみるのもいいかねぇ。」
「……その時はよろしくお願いします。……話を戻しますが件の使徒についてなのですが……。」
「ああ、それね?忘れるとこだったよ。そーーーだなーーーー。んーーー。……そうだ!アレ使おう!アレ!!」
「?……"アレ"ですか?」
「うん!あれあれ!『憤怒』の残骸!!」
「…………………"アレ".をですか。」
「どうせ、使徒なんて人形だし。壊れたら壊れたで使い道あるし……。というか、壊れた方が扱いやすい?何より代えが幾らでもきくってのがいいよね!あ、それは君たちも一緒か。お揃ーー♪」
「……………………………………。」
「確か、残骸回収は途中で飽きて『欲望』に任せたんだっけ…………。アイツならもう残りの全部集めきってるだろうし、使徒の件は全部アイツに任せよう!」
「……御言葉ですが、主よ。あの男はーー。」
「分かってる分かってる。その辺も後で頼むから……。早いとこ『欲望』にこっちで回収した残骸を届けといてね!あと、報告の方もよろしく〜。」
「…………………了解しました。では、宝物庫の入室許可とーー。」
「あー、ハイハイ。分かってるって。ホント、ミー君は堅いねぇ〜。」
「それでは後ほど……。『欲望』の対策。しっかり考えておいてくださいよ。」
「うぇーい。了解でありますミー君殿!だからさっさと行け。」
「…………………失礼しました。」
「ふふ、『憤怒』かぁ。出来たら『嫉妬』とかを手駒に加えてからにしようと思ってたんだけど……………………。『人心』『使徒』『勇者』『天使』『欲望』に『傲慢』……そして、『憤怒』。どんどん手駒が増えていくなぁ。もう直ぐだ。もう直ぐ僕の『計画』が成就する。待っててねーー。」
ナビィの野郎やってくれましたよ!彼女の出世が此処まで響くとは………ッ!色々予定してた話をすっ飛ばしてもう、ターニングポイントに一直線でさぁ。そのせいで、なんか黒幕っぽいのが投稿5部目にして登場です。前々話の思いつきがこうまで話を狂わせるとは!?作者の予定を狂わせ、黒幕を引っ張り出す。ナビィ、恐ろしい子!!
あと、今回で主人公が外に行けませんでした。スイマセン。でも、ナビィちゃんが言ってましたよね?数日かかるって……。リアルな話になるとは思いませんでしたよ……………。ホント恐ろしい子!!もう、ナビィのスキルに予知いれてやろうかな…………。
にしても、今回意外に面倒かった。読者の皆さんに与える情報を絞ろうと思っての「セリフだけ」だったのに、逆にセリフだけで状況を分かりやすくしようと思ったら思いの外ペラペラ喋らせてしまいました。もう、色々バレた感がハンパないですorzこんな序盤の時点で全力疾走とか途中で失走しそうで恐い。
失走はしても失踪はしないつもりです。でもpv数が減ると自分のHPがマッハで溶けそうだからなぁ(チラッ)逆にブックマークが一件でも増えると嬉しさのあまり「ありがとうござうさいまぁぁぁぁす!」と自分のスマホとかパソコンの前で咽び泣く始末。あ、俺って単純w
まぁ、そんな訳でクロノアのこれからと同じく前途が多難な作者事情ですが……。ホント予定外の見切り発車になっちまったよ………。
それでも自分は皆さんのpv数を糧に頑張っていきます。それでは次話で会いましょう!アデュー!
あ、あと、今回出てきた。謎の黒幕(?)と、謎のミー君。あの二人は男です。それだけはセリフだけで描写し切れたか怪しいんで追記しときます。
もう一個追記。いやー。度々スイマセン。えーとですね。今回、ミー君がもう一人のことを「主」と呼んでいました。皆さんは「あるじ」と読んでいるかと思いますが違います。あれは「しゅ」です。えーと、ほら、fgoのジャンヌさんのが「主の御業をここに……ッ」とか言うでしょ?あれと同じ読みです。
ん?これってネタば……ハッ!なんでもないっすよ〜。(なんか墓穴掘った感が…………)