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EP.FNーP この時が始まるまでーUNHAPPY BIRTHDAYー
初めまして、今作の作者ハルです。今作が初投稿作品となります。拙い文章かもしれませんが(←世辞のつもり)皆さんの一時の暇潰しにでもなれば幸いです。
EP.FNーP
少女はその日、災厄を知った。
数刻前まではいつもどうりだった。
父と母と妹。三人の家族と共に夕食を摂り、床についた。
二日の休日を終え、明日から学校が再開されることに若干の憂鬱を覚えながら。
そんな他愛のない日常は唐突に終わりを告げた。
始まりは男の悲鳴だった。外から聞こえる悲鳴に何事かと窓を開けるとーー
「……悪魔?」
--眼下に写るのは、首をもぎ取られた甲冑の死体と、その首を片手で兜ごと鷲掴みにした、背から蝙蝠を彷彿とさせる翼を生やした人型だった。
人型がこちらを向く。人型が嗤う。兜から首が滑り落ちる。
人型の視線がーー
嗤い声がーー
落ちた生首の恐怖に染まった顔色がーー
少女に災厄の到来を告げた。
はい、今回はお読み頂きありがとうございます。今回は導入という事で大分短めになっています。まあ、基準が分からないので1話で何文字が丁度いいのか手探りですけどね。これからもゆっくり更新していくので、面白いと思っていただけたら応援のほどよろしくお願いします。




