第一章⑧ 刺殺公爵
パパっとナリト町にとうちゃーく!実際はゆっくり帰って来たから2週間くらい掛かっちゃったけど、やっとジイサンに報告出来る、馬も長旅ありがとーなご苦労様!懐かしいガラクタまみれのジイサンの店が見えてきた
マンダ「ジイサーン!ただいまー!」
発明家のジイサン「おいっ!マンダ!お前殺りやがったんだな!二週間前に刺殺公爵の領域に住んでる全員に天の声って言うやつから刺殺公爵のやろーが死んだって聞いたぞ!マンダの奴が殺りやがったんだって思わず叫んじまったぜ!」
マンダ「ジイサン興奮し過ぎだって…血管切れちまうぞ」
発明家のジイサン「これが興奮せずにいられるか!俺が叫んじまったせいでお前は公爵殺しで有名人になっちまったし」
マンダ「はえぇえ!?俺が有名人!?なんだか恥ずかしいなぁ…」
発明家のジイサン「けど名前だけじゃけどなお前の顔なんて殆ど誰も知らんからの、町では俺こそがマンダだ!って嘘つきだらけになっておるからのう」
マンダ「なんだそりゃ?恥ずかし損じゃねぇか、それより見てくれよこれ、ふーんハッ!」
腕をカカシの木の枝にして見せた
発明家のジイサン「んあ!?なんじゃそりゃ!?」
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かくかくしかじか
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マンダ「と言うわけで長生きなったしカカシになれるようになったんだよ」
発明家のジイサン「公爵どもがヒューマナタイトを摂取して長生きするように人類もコウシャクマナタイト?ってのを摂取したら長生きするんじゃったのか」
マンダ「そうらしい、ウーパールーパーの遺伝子で死ににくいし寿命伸びたし刺殺公爵居なくなったしこれからは狩りしてお金稼いで町で女の子と遊んで娯楽を楽しんで悠々自適の人生だ!」
発明家のジイサン「う~ん…刺殺公爵が死んだら隣の領域の絞殺公爵がこの領域を併合しちまうから悠々自適とはいかねぇんじゃねぇか?」
マンダ「はぁ?なんだそれ!?殺される恐怖は消えねぇのか?」
発明家のジイサン「まぁ絞殺公爵も領域が増えて領域内の殺せる人類の数も倍に増えるから殺される確率は減るじゃろうけども」
マンダ「死ぬ思いしたってのに全然変わってないのかよぉ…実際殆ど死んでたけども」
発明家のジイサン「そういう事でぇ……マンダ!いっちょ殺ってみねぇか?殺人公爵どもを全員ブッ殺してみるのをよ!!」
マンダ「……う~ん………………やるかぁ…………1体殺ったら2体も12体も一緒だもんな…」
この世界から殺人公爵どもを殺して公爵どもが居なくなれば俺みたいに家族が殺されて寂しくて悔しくてどこに起こればいいかわかんない人類も減るかなぁ…なんも準備も覚悟もしない内に殺されるなんて勘弁だしだったらこっちからぶち殺しにいきゃいいんだよなぁ…
マンダ「よしっ!ジイサン!俺、殺ってみるよ!」
殺人公爵殺しを!
これで殺人公爵第一章である刺殺公爵編は終わりです。
頭に思い浮かんだアイデアをストーリーにするのは大変ですね、また気が向いて続きを書きたくなったら投稿してみようと思います。
それでは次回、絞殺公爵編