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12の殺人公爵  作者: 大地D
刺殺公爵編

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第一章⑦ 刺殺公爵 改訂済

頭をコツコツとつつかれてる感じがする…

止めてくれまだ眠いんだ…

眩しいな…


もう朝か?


瞼を開け辺りを見回していると記憶も段々ハッキリしてきた…


そうか!


俺は刺殺公爵に身体をグチャグチャにされて意識を失ってたのか!?


て言うかあれでなんで死んでないんだ俺は?

ウーパールーパー様々か?


刺殺公爵はどうなったんだ?

頭をコツコツするな!


誰だ!?ん?馬ぁ!


お前だったのかぁどうやら馬がキャンプポイントで待つのは飽きてやって来たらしい


馬よ良く来てくれたなぁこんな腐った臭いまみれの場所に…


自分がどうなってるか確認しないとな…

とりあえず死んでないっぽいな


周りの景色は意識を失う前の景色だし

何より目の前に馬がいる


身体の方は……

こりゃひでぇ…


両足と右肩の穴は塞がっているものの、薄皮を貼っている位で中身の肉や骨までは回復しきってない感じだ


二の腕から吹き飛んでいた左腕は肘辺りまで生えてた

そして盛大に吹き飛んだ俺のお腹は…


わぁーお…


こちらも皮膚はかろうじて再生してるが凹んでるなんてもんじゃない

皮膚で背骨を真空パックしたみたいな…


内臓が全く無い…



内臓がないぞうってね…………………




これで生きてる俺って実はすげぇんだなウーパールーパー様々様々だ!


内臓が無いなら飯食っても意味ないかなぁ…

腹減ってきたらどうしよう…

お腹が空き過ぎて腹と背中がくっついたらどうすんだ…

今実際にくっついてるけど…


前回の大怪我した時の再生速度から鑑みるに大体3日くらいは意識を失ってたぽい感じがする…

だから馬はここに来たんだな

ご飯を3日食べてなかったらお腹空くもんなぁ…


馬ごめんよ!


そんで足の感覚が無い…


けどいずれ背骨が完全に回復したら背中の神経も繋がって動くようになるだろうか?

立てないから馬の手綱を掴んで引き摺っていって貰う…



そう…刺殺公爵の所まで…


刺殺公爵の位置も意識を失う前と変わっていない


きっと死んでいるはず…

死んでるよな…

死んでてくれよ…


刺殺公爵触れてみる

反応はない


パイルバンカーの杭が身体中に刺さっている身体、って言っても本当に木の枝みたいだな

パイルバンカーの威力で刺さっているというか半分砕け刺さったみたいな


顔は…っと…

マジでカカシだな…


布に塗料で目をちょんちょん、口をグイっと書いてるみたいだ…

こんなのが人類を殺し回ってたのか…

試しに持ってみるか?

片手で持てちまうくらいに軽い…


だから今回の作戦で倒せたんだろうな…

堅さというか防御力が無かったんだな…

ジイサンの予想が当たっててほんとーに助かったぜ…


ん?


刺殺公爵の砕けた胸辺りになんかキラキラ光る物が見えるな

高く売れそうなもんだったら遠慮無く持って帰っちゃお♪


ゴソゴソをまさぐっていたら透明な石だとわかった


これってもしかしてヒューマナタイトか?

なんでったって刺殺公爵の身体にあるんだ?


これは人類の胸に付いてるもんだろ?

こんなカカシ野郎でも元人類だってのか?


公爵殺したの俺が初めての人類だろうから

ジイサンに聞いてもわかんないだろうしなぁ…

まぁ持って帰ってみるか



触った瞬間消えちまった…


あの時、刺殺公爵が父ちゃんのヒューマナタイトを吸収した時みたいに…


マンダ「えぇ!?俺の中に入っちまったのか!?ヤバいかこれ!?死んじゃうかこれ!?」


???「コウシャクマナタイトの摂取を確認、寿命を100年追加、超過エネルギーを身体再生エネルギーに変換、肉体の再生を開始します」


「なんだぁ?この声!?


「うわっ!腹が膨らんでいく!?」

「足の感覚も戻ってきた!痛みも消えてきたぞ!」


ペチャンコに凹んだ腹がいつも通りの腹に戻った

右肩の穴と両足の穴も中身が戻った感覚がある

左腕もニョキニョキ生えてきた


自分の腕ながらちょっときめぇ…


足に力が入るなんとか立てそうだ!


???「刺殺公爵のコウシャクマナタイトの摂取者である公爵殺人者マンダに刺殺公爵の能力付着を確認」


《細くなる者》を獲得


「さっきからこの声はどこから聞こえてくるんだ?出てこい!」


???「私は公爵を殺した者へアナウンスするだけの存在です」


「んん?つまり天の声って事か?」


ジイサンが言うには500年前に公爵どもが空から地上に落ちてきた時から天にもうひとつ世界があるって話が出来たんだっけか?


「ってことはお前も公爵側の存在か?」


天の声「いいえ、私はアナウンスするだけの存在です」


「…………まぁ危険じゃ無いなら良いかぁ!」

「身体もなんか元に戻ったし、えぇーと寿命も伸びたんだっけ?」

「儲けもんって思えば良いか」


「後はなんだっけ《細くなる者》か…どうやって使うんだ?」


天の声「思うだけで使用可能です」


マンダ「そりゃ楽でいいな、よしっ!ふ~ん!ハッ!」


腕が刺殺公爵のみたいな異様に細い腕になった…


というかただの木の枝だ…


別に素早く動けないし…

力強くもないただのカカシの手足だ…

自在に動くだけだ…


「これって何の意味があるんだ?」


「さぁ?」


馬「ブルルゥ」


まぁいいか色々あって頭が混乱してる…

刺殺公爵は殺せたし…

馬も待たせちゃってるし…

ジイサンに報告して喜ばせてやるかぁ…


けどこっからまた10日間の帰り道だ…遠いぜぇ…


2026/1/25 改訂しました

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