第六章② 爆殺公爵
お馴染みの②が付くときは俺の登場だ!(ここの登場セリフもうちょっと考えとくか)
今回からのっぺり大陸での公爵殺し旅のお話になるな、のっぺり大陸って由来から説明するとだな…とりあえず平らなんだよな!この大陸は山が無い!切り立った急な標高100m越える様な山が無い!のぺぇ~って丘陵が続いてる。
草原に砂漠に雪原に沼地に荒野に…のっぺりしてる割には気候は様々だな!まぁそんな厳しい土地もある程度開拓してるからもはや関係ないけどな!
お馴染みの移動手段であるメディちゃん鉄道は…もちろん!隅々まで敷設してあるからのっぺり大陸の移動は不便の欠片もなかったぜ!移動だけはなっ!
後は…何があるかなぁ…あんまり説明し過ぎるとネタバレ祭りになるんだよなぁ、爆殺公爵の話でもするかぁ
爆殺公爵って名前の通り人類を爆発させて殺す公爵だな!爆発って特性ズルいよなぁ…けどロマンでもある!爆殺公爵の「爆発は芸術だぁ!」は人類が対象じゃなきゃ理解出来るんだけどな…
この後の本編での対決で活かさなかった爆殺公爵の特性を教えてやるか!話に出てこない特性の説明ならネタバレにならんだろ!
特性その1、爆発耐性、自分自身の特性の爆発で傷付かないし少し前に発明されたダイナマイトでも無傷ときた、そっちの世界にある核って兵器でもきっと無傷だろうな…けど放射線で死んじまいそうだな爆発は無効化出来ても放射線は別問題だしな!こっちの世界には核兵器なんて無いから想像でしかないけどな!
特性その2、自爆、これも文字通りだな!人類を爆発させて楽しんでる爆殺公爵だけど自分自身の身体も爆発出来る!しかも特性その1のせいで無傷で自分自身を爆発させ続けることが出来るんだよ!いやぁ…チートチート…こんなん近付けねぇもん…言うなればあれだボ○バー○ンの無敵状態でボタン連打みたいな(この例え結構メタいな)
後の特性は本編で楽しんでくれや、多分出てくる
あっ!忘れてたぜ!焼殺公爵のコウシャクマナタイトを接種した時に天の声ちゃんが言い忘れてたんだよ!《燃え盛る者》の特性で熱さに耐性が付いたって!けどちょっと火傷しにくくなるとかサウナに長時間入れるとかそんなもん…消防士だったら有難いかもな
そんで後は言えそうな情報は…なんだろぉなぁ…
のっぺり大陸の文明とか文化とかそこら辺か!
前回のっぺり大陸に着いた時にバーベキューとか海の幸とか堪能したけど食料事情はメッチャ良好!と言うかのっぺり大陸自体そんなにどんより陰鬱な雰囲気は無い!爆殺公爵の領域は芸術、次に出てくる圧殺公爵の領域は遊園地っぽい賑やかさの喧騒がある(ここ匂わせだぜ)
まぁ俺の生まれた鉤大陸は公爵どもが殺伐とし過ぎてメッチャ文明が遅れてたし、三角大陸は各領域の差が激しかったしでメリハリがあったけど、のっぺり大陸は各公爵どもの関係性も悪くなく人類の往来も滞りなく各領域の交流も盛んだな!だから大陸全体に活気があるんだよな!でも人類のヒューマナタイトは…命は搾取されてる
明るい雰囲気なのに突然殺される恐怖に怯えながら趣味や娯楽や文化を享受する…まぁどうせ殺されるならパッと輝いてやるぞっ!って感じだ、だからのっぺり大陸はメディちゃんのとこのラグド市ほどじゃないけど、かなり人っぽい全うな営みをしているな
勘違いされがちだけど俺のこの人生(自伝)は中世じゃ無いぞ!1900年前後の近代だぞ!さっき出てきたダイナマイトもあればバーベキューもあるし潜水艦もあるし電気も電波もある!この時代結構色々あるんだよな!おまえ達の世界でも根付いた技術の元がたくさん発明された時期なんだよなぁ…いやぁロマンだよなぁ!けどメディちゃんの特性でそっちで発明された時期とズレがだいぶあるんだよな、まぁご都合主義と思って十数年のズレぐらい流しといてくれや
今回はこんなもんかな?じゃあその②シリーズ恒例ラストのネタバレタイムだぁ!このお話…三角関係もハーレムも恋敵も無いっ!めんどくせぇ吸った揉んだは無いっ!終始メディちゃんとのイチャイチャだっ!安心しろ!俺は一途だっ!メディちゃんも一途だっ!やきもきしないで読めるぞ!良かったな!天の声ちゃん?知らないねぇそんな美声でアナウンスしてくれそうな声聞くだけで姿見えてないのに美少女って確信出来そうな天の声ちゃんなんて存在知らねぇ!




