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ゆめでのおしっことあさのおねしょ

 タケくんは、おしっこをガマンしながらくもの上をすすんでいます。その先にあるのは、きいろのドアが見えてきました。


「おしっこ、ガマンできない……」


 いそぎ足できいろのドアに手をかけると、タケくんの耳にさっきと同じよびかけが入ってきました。


「タケくん、ここへ入ったらダメ! ここでしたらおねしょを……」

「おしっこがもれる!」


 タケくんは、よびかけの声をきかないできいろいドアをあけました。そこには、たのしそうなどうぶつのえがえがかれたトイレがあります。


 トイレにすわると、タケくんはすぐにおしっこをいっぱい出しはじめました。タケくんは、おしっこをしつづけるうちにすっきりとした気ぶんになりました。


 そのとき、タケくんはなぜかおしりがひんやりとなっていることに……。




「タケくん、おはよう」


 タケくんは、たのしかったゆめから目をさました。そばには、大すきなパパとママがいます。


 でも、タケくんはおふとんから出ることができません。このようすに、パパとママはタケくんにこえをかけました。


「どうしたの?」

「お、おねしょしちゃった……」


 おふとんの上には、タケくんがいつものようにやってしまったおねしょのちずがえがかれています。タケくんは、はずかしそうにモジモジしながらじぶんのおふとんを見ています。


「おねしょしちゃっても、気にしていないからね」

「てへへ」


 ものほしには、タケくんのでっかいおねしょのおふとんがほされています。そこには、トイレでおしっこをしたタケくんのたのしいゆめをうつし出しています。

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