創作与太噺、薬。
薬とは
薬とは、病気やケガの治療、予防、緩和を目的。また、疾病の診断の為に使用される物質の事を指す。
簡単に言えば、マイナス状態になった身体を通常の状態に戻す。あるいはマイナス状態を緩和する物だと思えば良い。
先ず、これが私の薬に対する見解である。
例えばの話。頭痛がするから、頭痛薬(鎮痛剤)を服用する。これは間違った服用ではない。
しかし、こと鎮痛剤とは難しい代物で頭痛以外にも効いてたりする。現に市販の頭痛薬には頭痛以外の効能が明記されている。
なので、薬が抜けると、今までは何も感じていなかった箇所が痛くなったと感じる事がある。
これは鎮痛作用が無くなった事による離脱症状の様な物だ。
その痛みを緩和する為に、更に薬を服用する。薬が抜ければ、また痛くなる、また薬を飲む。そうなってしまって薬害頭痛を引き起こしてしまい元も子もない事態になってしまう。
悲しいことに、生きる為に最低限の痛みや悲しみは、その身に、心に刻まなくては成らないものだ。
これを薬で誤魔化してしまっては、薬が抜けた時に、生きる苦しみに耐えられなくなってしまう。
そして、生きる苦しみを紛らわす為に、再び薬を服用する。それを繰り返していては、何時しか薬に人生を奪われてしまう。これは有ってはならないことだ。
これはある意味で、精神疾患を持つ方や、なんらかの慢性病を患っている方に対する冒涜と言ってもいい。
また、痛みに耐えて社会に出なければならない人。また、その人々の為に、鎮痛剤を産み出した医者や、科学者を冒涜しているとも言える。
悲しいかな、これだけの前提がありながら、薬の過剰摂取は存在する。彼らは生きるのが辛いのだろう、苦しいのだろう。
しかし、それならば尚の事、過剰摂取より病院に行くことをお薦めする。
病院に行こうね。と言う話。
こういう話を創作でしたい。
そこそこしたから、補足を兼ねて、ここで綴りました。