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畑耕して水飲むぞ!

とーこう☆


はぁ、、


危険物発見(ピンクファンシー巾着)事件のせいで少し疲れた、、



「が、まだ畑すら作って無いんだよなぁ、わたし」



そしてゲーム開始からもう三十分経っている



やっちゃうか


先程出した(くわ)を持ち上げる

あ、これすっごい手に馴染む。



「よしっ!畑耕すぞおらぁ!」




現実(リアル)で使った事があるので鍬の扱いにはある程度の心得はある

大分軽いこの鍬なら楽々耕せるはずーーーー






「ーーうおおりゃぁああ!!根っこ硬すぎだろぉぉお!?」



嘘だろ?根っこ硬すぎだってコレ

現在、クローバーことシロツメグサに苦戦中、全部つながってるのできつい。



「てかタンポポも長すぎる根っこ邪魔なんだよ!?」



タンポポの根っこはガチで長い。マジで



「猫じゃらしも邪魔!」



猫じゃらし、正式名称エノコログサ。コレもめんどくさい


「邪魔すんなぁぁ」



スギナぁ!春になれば花として土筆が生える草!



「ういぃぃぃぃい!?」



オオバコ!草相撲に良く使うね!!でも邪魔(雑草)



「おりゃぁっぁっぁあ!?!?」



この根っこはハルジオンかヒメジョンだな!?上だけ切り取っただろ、根っこ残ってんだよぉ!?



「おらおらおらおら!」



ホトケノザ、紫の花に蜜があって甘いんだよねこれ



「おおおおおおおおお!!」


わたしはもうヤケクソの力ずくで草花を掘り起こす、雑草死すべき!




そして2時間後〜




「ぜぇ、、ぜぇ、、終わったぞぉぉ!!!」



終わった、、終わった、、



「でもたったの一反(いちたん)、、」



一反、、一反は31,5 cm2



「,,まだもう一反、、、」



残ってんだよなぁ、、




「あ゛〜水飲みたい、ゲームだけど飲みたい‼︎」



休憩だ!休憩!町行って水飲むぞォ!



町に全力ダッシュ!そして到着



「水道、水道、、!」



水飲み場(水道)は何処だ!?



「んー?水道は、、、、あっるぇ〜?無いぞ〜?」



無い、無いぞ、、、なんでだ。


、、よくよく考えると、この中世ヨーロッパっぽい世界に水道はあるのだろうか?



「、、、あっても井戸かな?」



でも井戸もないし、、て言うかここゲームだし。



「、、、もう考えるの嫌だ。疲れた。」



▷わたしは、しこうほうきを、した。


でも水、水みずミズ!喉乾いたぁ!!水は何処に、、



「あっ!」



、、水、あるじゃん!、、、


わたしは()()を覗き込む。



「、、飲むか。」



疲れた体と頭は、時に正常な判断をしないーーー





***





「鍋と、落ちてた枝。」



流石に生の水は怖いので、一度沸騰させる。

店で大きめの鍋を買い、それに噴水で水をくむ



「枝を並べて、ファンシー道具セットに入ってた魔道ライターで火を」



着火。



「よし、待つか。」



そう言って水が沸騰するのを待つ




ちなみに周りの人々(プレイヤー)は唖然しながら、すこし距離を置いている


そりゃそうだ。急に容姿がいい中3ぐらいの少女が町の広場(公共の場)に枝と鍋を抱えてやってきて陣取り、枝を燃やして噴水の水をを沸かし始めるのだから、

字面だけでもカオスなこの光景に、唖然としない者はまず居ないだろう。


誰も声を掛けないのは彼女のAPP(容姿)良いからだろう。





「よし、沸騰したぞ!」



あ、火を消す方法考えてなかった、とりあえず手で噴水の水をすくい、火にかける。



「よーし、熱々なお湯だな」



私が飲みたいのはキンキンなお水なんだよ、



「ふっふっふ、『アイスロック』!」



鍋の中に氷の塊が突っ込む


氷魔法!先程鍋と一緒に氷魔法を覚えられる『スキルブック』と言うのを買ったのだ。



スキルブックーーー スキルとは特定の行動をすると手に入る力で、スキルブックはその特定の行動をしなくても一瞬でスキルが手に入る物だ、お値段はだいぶ高い。


異界人(プレイヤー)は所持金として40000G持っているのだが、今回買った氷魔法のスキルブックは

39800Gした。

つまりわたしは鍋の分の金含め、ほぼ金を使い果たした



「、、やっとだ、よーし、いただきます!」




鍋から直接水を飲む。


ゴクリ、、、



「なにこれめっちゃ美味しい。」



ほんとに噴水の水かと言うぐらい美味しい

とりあえず鍋の分全部飲み干す



「よし、ごち(ごちそうさま)!」



喉を潤したので元気いっぱいだ。

よし、帰ろう!



ピコーン



「ん?なんか鳴った?」



んー?鳴ったような、、まぁ後でいいか

畑仕事の続きするぞー!


そう言ってわたしは、またダッシュで自身の土地に戻り、今度は一時間程度で

残りの一反を耕し終えた。



「んっ〜終わったぁ!」



よーし、後は種を植えるだけだ!種まきの仕方は、、、



「えーと、指を第二関節ぐらいまで突っ込んで穴を開けて、、」



よいしょと、穴が空いたね。



「種を置いて埋める、これを畑全部、、、って、種全部使っても、この畑全部うまらないか。」



うちの畑は超広いからね〜

とりあえず野菜と薬草、少し離れさせて全部植える



「で、ジョウロかなんかで水を、、、」



、、、ジョウロ買う金が無い



「、、えっと鍋で水を汲んで、それを手ですくってまいて行こう。」



水は敷地内にある池からでいいよね、金欠はつらいなぁ、、自業自得だけども。


下の☆を全部★にしてくれ、そうすれば作者のモチベが上がって投稿早くなるから。



お願いします(土下座)

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