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壱話目 ~神崎 ミラ~

今回は、近所のとある中学校に通っている神崎ミラについてです。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


おや? どうやら起きたようです。どうもまだ、寝ていようかどうか悩んでいる顔ですね。

あ、のそのそと起き出しましたね。そして、リビングまで行き、コーヒーをどこからともなく出し、

入れ始めました。

……… ゆっくりしているところ悪いですがぶっちゃけると、今は朝の10時です。

……… 完全に遅刻ですね… ハイ………

まあ大抵この時間に起床します。そして、相変わらずボーっとしています。

そこで私の出番です。思いっきり息を吸い込んで……


ジリリリリリリリリリリリ!!!!


驚いて私の方に走ってきました。痛いです! そんなに頭を叩かないで下さい!

ふぅ…… お気に入りらしいオレンジ色のパジャマをあわただしく脱ぎだしました。


あ、申し遅れました。私、神崎ミラ(以降 ご主人)の目覚まし時計です。

ただのアナログな目覚まし時計ではありません。

実は神様にご主人を見守って欲しいみたいなことを頼まれたんです……… 多分。


でも家の中だけしか見守れないって?

何をおっしゃる! 寝室の中しか見守れませんよ……… マジで。

まあ、それは私の本体の眼(謎)を通してですがね。

実はですね、ご主人のスマホに目覚ましアプリが入っていてなぜか、

そっちにもいけるようになったんです。なんででしょうかねぇ?

まあ、それはさておき私はスマホさんとお友達です。

実際はスマホの中身(・・)とお友達です。

いわゆるデータというものですね。だからスマホの筐体はスマホさんの家というわけです。


あ、やっと着替え終わったようです。鍵をしっかりかけていくかどうか心配です。

かけていきましたね。よかったです。

では私の本体は眠りましょうか。おやすみなさい………


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


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