マキビア(Maxivia)
「S14中古で買ったけどどうしようかなぁ....」
「幽夜、アレ?」
「あ、兄さん、おはよ」
「おはよう、お前13は?」
「元がジャンクヤードから引き上げた個体だったからダメになっちゃってさ」
「それで14買ったわけか」
「うん、まぁ前期だけど」
「マキシマ顔してみたら?案外行けるかもよ?」
「マキシマかぁ、やってみるか」
「幽夜...!?」
「マキシマの顔面移植する前に14のフレームぶった切ってマキシマのフレーム溶接しよ」
「......」
「兄さん!!いつからいたの?」
「今さっき、お前、何してんの?」
「見ればわかる」
「マキシマのフレーム?」
「うん、14をマキシマ顔にしようと思ってさ」
「誰がマキビア造れつった?」
「....兄さん」
「....冗談で言ったのに、それをマトモに受け取るとか」
「マキシマ顔でもよくね?」
「お前が良いならそれでいいけど」
翌日
「くぁーあ、やっと出来たぁ....眠い、車内で寝よ」
「ふわーぁ、んー、!?....俺の寝てる間に完成してる!!」
「Zzz....」
「幽夜、寝てやがる」
「Zzz....」
「しっかしマキシマか、違和感なく合ってるなおい」
「Zzz....」
「幽夜、いい加減起きろ!!」
「徹夜で作業してたんだから寝かせてよ」
「しゃあないな」
「Zzz....」
「エンジンはSRのままか、まぁそのほうがいいもんn....ん?これって15に載ってた奴じゃねぇか、あいつ、13から移植したのか」