PS13のOHタイミング(エンジン的な意味で)
「....ノッキング起こしてる..」
「幽夜?どうかしたのか?」
「昨日からエンジンが調子悪くてさ」
「どれどれ?....あぁ、こりゃやばいな、早めにOHしないと逝くわ」
「だと思ったよ、はぁ」
「工場貸してやろうか?」
「ありがとう兄さん、じゃあ早速バラすとしよう」
青年エンジン分解中
「結構使ってるから交換しなきゃいけないパーツ多いなぁ」
「ははは、こりゃ相当使い込んでるな。いっそのことパーツ全部変えちゃえば?工場に丁度新品のストックあるし」
「ホント?」
「あぁ、倉庫の中見てこいよ」
青年選別中
「お前、大半社外ばっかなんだな」
「まぁね、いろはをハイスピードで攻める俺にとってはパーツの選定にもこだわらなきゃいけないんだ」
「ほー、やっぱG-LEGENDって相当なハイレベルなんだな」
「ハイレベルだからこそエンジンに使うパーツ一つ一つを慎重に選ばなきゃいけないんだよ」
「どうすれば早く攻めれるか、どのパーツをセレクトすればより早く攻めれるのかって事か」
「そうなるね、特に俺の13は15のSRに載せ替えてるから15のSR用の設計されたパーツじゃないと本領を発揮できないんだ」
「俺の15と同じエンジンか」
「そうだね、兄さんのはカムとピストン以外ノーマルだけど、俺のはほぼ社外だからなぁ」
「幽夜、組み終わったらキー貸してくれよ、慣らしがてら攻めて来るから」
「良いけど、俺の13結構クセあるよ?」
「乗ってみればわかるかもな」
「乗ってみないとね..アハハ」
青年組み付け中
「よし、組み上げ完了、あとは載せれば問題ないな」
青年作業中
「よし、出来上がったよ、走ってきてどんなフィーリングか体感してきて」
「おk、じゃ、行ってくる」
「タイヤも交換したからグリップ問題ないと思うよ」
「分かった」
青年試運転中
「幽夜、お前こんなバケモノに乗ってるのか?コイツ、コーナー入るとウィングが効いてリアタイヤがすげぇグリップするんだが」
「グリップさせるために付けてるんだよ?」
「エアロ何も付けない状態でウィングだけって結構ヤバイのな」
「兄さん隣に乗ってよ、いつもと同じ攻め方で走るからさ」
オーナー試運転中
「幽夜、お前アホだろ?あのコーナーをあんなオーバースピードで突っ込むなんて俺にはできねぇ神業だよ、やっぱお前の走りはホンモノなんだな」
「そりゃ、G-LEGENDの未来を背負って走ってるからだからかな?」
「お前とアイツは只者じゃねぇよ、お前らが最高のメンバーって理由もなんとなく分かったよ」
「兄さんだってG-LEGENDのメンバーだろ?」
「俺はTA班だよ、コースの下見役みたいなものさ」
「でも兄さん達のお陰で俺は安全に速く走れてるんだよ?」
「それもそうだな、さてと、帰るとするか」
「そうだね、朝日も登り始めてるし」
.....To be continued