ジェミニ覚醒そして意外な事実
俺だ、セイジライドウだ、ギルド対抗戦が終わり
学園の授業が再び始まっていた、そして、昼休み
セイジ「しかし、本当に二人とも来るのか?」
アリス「何をいまさら言ってるのよ、パパからも許可はもらったから当然行くわよ」
アビス「俺もそのつもりだが?」
シルフィー「セイジーどこか行くですか?」
セイジ「ちょっとな、俺の故郷の妹に会いにな。」
マグナ「お前、妹いたのか?」
セイジ「ああ、双子だ」
マカ「…会ってみたい。」
フレア「私もあってみたいです。」
ルーフォ「君の故郷か、ちょっと行ってみたいな」
マグナ「ちょ、双子かよ、俺に紹k」
セイジ「だが断る!!」
マグナ「即答かよ!!」
ウォルガ「はぁ…さすがはバカだな。」
アリス「そんなことしたらバカが感染るじゃない。」
マグナ「感染らねえよ!!」
マカ「…最低。」
マグナ「うわぁぁぁぁぁ!!」
シルフィ「僕はそんなことよりも一緒に行きたいですよー」
セイジ「いや、今回は魔力を使っちゃいけないからちゃんと外に漏れないようにしないといけないんだ。」
シルフィー「僕は魔力の制御なら得意なのですよー。ダメですかー?」
シルフィーは涙目上目遣いでこちらを見ている。
セイジ「困ったな…。ゼウスに相談するか…。」
そういって俺は念話でゼウスを呼び出したが…
セイジ「全く使えねえな…。」
全くでなかった。
セイジ「まあ、いいや、シルフィーも一緒に行くか…。」
結局涙目上目遣いには勝てなかった…。
シルフィー「やったのですー」
アリス「ちょっと、いいの?あんたが転生者ってことばれちゃうわよ!?」
セイジ「いずれは話すつもりだったシルフィーだけが早く知るだけだから問題ない。」
マカ「シルフィーだけうらやましい…」
ルーフォ「仕方ないよ、シルフィーだけが魔力を完全に抑えることができるしね。」
フレア「そうですね、ちょっとうらやましいですけど…。」
マグナ「俺も行きたいぜ連れてってくれよー。」
ウォルガ「バカは引っ込んでろ!(ドガッ!」
アリス「まあいいわ、じゃあ、シルフィーは、授業後にハーティリア城の王の間に来て。」
シルフィー「わかったのですー」
セイジ「シルフィー、ゲイルのおっさんに伝えておいてくれよ」
シルフィー「それなら大丈夫ですよ、もうすでに言ってあるです。
パパもセイジと一緒なら構わないって言ってたですよ。」
セイジ「そうか、なら大丈夫だな。」
====授業後~ハーティリア城王の間~====
ヘルツ「来たようだねってあれ?どうして風の貴族の子がいるんだい?」
シルフィー「それは、僕も一緒に行くからなのですよー」
ヘルツ「いいのかい?今から行くのはこことは違う異世界だよ。」
シルフィー「それくらい知ってるですよー」
アリス「え?シルフィーいつセイジに聞いたのよ!?」
セイジ「俺はなにも言ってないぞ、ということはまさか?」
シルフィー「セイジは転生者なのですよね?」
シルフィー以外全員「そこまで知っていたとは…。」
ゼウス「あれ?君は…来たんだね。」
シルフィー「あ、神様ですー」
セイジ「な?お前ら知り合いだったのかよ!」
ゼウス「え、だってこの子の先祖は…」
シルフィー「最初にこの世界に来た転生者なのですよ。」
シルフィー、ゼウス以外全員「なんだってー!!!」
セイジ「じゃあ、俺の正体はもうすでにわかってたのか…?」
シルフィー「最初に会った時はわからなかったですよ、
でも、お父さんとセイジが戦ってた時に使ってた力で気が付いてたですー」
ゲイル「気がついとらんとでも思っていたのか息子よ、まだまだ甘いな!ハッハッハ!!」
セイジ「おっさん!」
ヘルツ「ゲイル、なんでいるんだい?」
ゲイル「そこの、世界神から今日行くと聞いてな、見送りに来たのだ!」
レティル「結局貴様がすべての現況か駄神!」
レティルはいつも通り尻尾でゼウスを殴った。
ゼウス「いてて…なんで君がいるんだい?」
レティル「貴様に協力するのは不本意だが、貴様らだけでは力が不安定になると思ってな、
手伝いに来てやったのだ。」
ゼウス「そうだね、確かに君の魔力があれば安定するね、おねがいするよ。」
アビス「なんだ?世界神お前の力だけでは無理なのか?」
ゼウス「それはさすがに難しいよ、僕の魔力はこの世界すべてに影響を与えかねないから、
制限して使わないといけないからね。」
ヘルツ「じゃあそろそろ転移開始だ。」
こうして俺たち4人は日本に向かって転移開始したのだった。
====日本某所====
セイジ「ついたようだな。」
シルフィー「ここが、セイジの住んでた世界ですか?」
セイジ「ああ、そうだ。」
アリス「王家はどこよ?先にあいさつしたいのだけど。」
セイジ「そんなものはねえぞ。」
アビス「なんか倭国に似てるな。」
アリス「言われてみればそっくりね。」
セイジ「そんなに似てるもんか?」
ゼウス「無事についたようだね。」
セイジ「(なんで念話使ってるんだよ、魔法は使えないんじゃないのか?)」
ゼウスから念話が来たから返してみたが…
ゼウス「(言ってなかったっけ?確かに魔法は使えないよ、でも、君の創造の力は神の力だから使用可能だよ。
もちろん、念話もそうなんだ。)」
セイジ「聞いてねえよ!」
アビス「セイジ、どうしたんだ?いきなり叫んで」
セイジ「ちょっとな、あのクソ神から念話が来てな。」
アリス「どういうことよ、念話が使えるの?」
セイジ「どうやら俺だけみたいだ。」
シルフィー「さすがはセイジなのですよ。」
アビス「さて、どうやってお前の妹を探すんだ?」
セイジ「全く考えてなかったぜ…」
アリス「ちょっと、セイジあんたねぇ…」
シルフィー「僕に任せてほしいですよ。」
セイジ「何かいい方法があるのか?シルフィー」
シルフィー「魔力の気配なら風が教えてくれるのですよ。」
アビス「そうか、二人とも魔力に目覚めかけてると言ってたからな」
アリス「そうね、シルフィーに任せましょう。」
セイジ「任せたぜシルフィー」
シルフィー「じゃあ始めるですよ。」
そういってシルフィーは目を閉じ精神を集中し始めたのだった。
白羽side
お兄ちゃんが亡くなってから3か月がたった、私も琴音も本当に悲しかったけど
もう吹っ切れたいつまでくよくよしてられないもんねそして、ある日の夕方
----司馬家----
白羽「ことねー、料理の材料が足りないから買いにいこー」
琴音「いいよ姉さん。だったらついでに雑貨屋寄ってもいいかな買いたいものがあるんだ。」
白羽「おっけーおっけー全然いいよ。」
咲良「気をつけて行ってきてね二人とも。」
白羽「はーい」
琴音「いってきます咲良さん」
こうして私たちは買い物に出かけたこれから起こることを予想できるわけもなく
sideend
シルフィー「あっちの方向に魔力の気配があったですでもなくなったのです。」
セイジ「あっちは確か商店街の方向だな。」
アリス「すぐ行きましょ。」
アビス「そうだな、何かあったかもしれない、すぐ向かおう」
白羽side
----商店街----
白羽「じゃあ雑貨屋行こうかことねー」
琴音「そうだね、姉さんの買い物は終わったことだし行こうか。」
こうして私と琴音は雑貨屋に向かうことにしたけど…
???「雷道白羽と雷道琴音だな…。」
目の前には知らないフードの男がいた
白羽「そうだけどあなたは?」
???「冥界神ハデス様の命により貴様らの命を貰う…。」
白羽「は?何言ってるのあなた」
琴音「待って姉さん、あいつ本気だよ、すごい殺気を放ってる、逃げるよ。」
???「逃がさん。」
そう男が言い放った瞬間に周りの景色が灰色と化した
琴音「閉じ込められたみたい、姉さんは下がってて僕がここはなんとかするよ。」
白羽「そんな、無茶だよことねーあいつはわけのわからない技みたいなのを使うんだよ」
琴音「じゃあ黙って命を差し出すの?そんなの僕は嫌だよ、兄さんの分も長く生きるって決めたんだから。
いいから下がって。」
白羽「ことね…、わかった無理はしないでね、琴音までいなくなったら私どうしたらいいか…。」
???「ほう、この状況で動揺しないとは、面白い…せいぜい楽しませろ非力な人間よ。」
琴音「何の目的だか知らないけど僕たちはタダではやられないよ!」
琴音は愛用の木刀を取り出した。
???「そんな玩具で私と戦うつもりなのか?面白い名乗らんのも失礼にあたるな
我が名はアザゼル・ロード・バラキエル行くぞ雷道琴音よ。」
そういってアザゼルは虚空からシャムシールを取り出した。
琴音「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
琴音は袈裟切りを仕掛けた
アザゼル「フン、その程度か…。」
アザゼルは木刀を躱し逆袈裟に斬撃を入れた
琴音「そんな…姉さん…逃げて…。」
白羽「ことねぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
アザゼル「もう終わりか?ならばせめて安らかに眠るがいい…。」
アザゼルが首を切り落とそうと振りかぶった瞬間
???「テメェ!うちの妹たちに何してくれてんだゴラ!」
それは懐かしく聞き覚えがある声を聞いたのだった。
sideend
ーーーー商店街ーーーー
シルフィー「ここで気配を感じたのですよ。」
アビス「結界が貼ってあるな」
アリス「セイジ、壊せる?」
セイジ「当たり前だ。」
そういって俺は風絶を発動させ幻想殺しで結界を破壊し、
琴音の首が落とされようとしていたので熾●覆う●つの円環(●ー・ア●アス)を召還して
それを防いだのであった
セイジ「テメェうちの妹たちに何してくれてんだゴラ!」
白羽「嘘…お兄ちゃん!?」
琴音「・・・・・兄…さん…!?」
セイジ「アリス、シルフィー治癒魔法を頼む。この中なら魔法を使っても大丈夫なはずだ」
シルフィー&アリス「わかった(わ)(です)」
セイジ「アビスは四人を守ってくれ」
アビス「了解だ。シャドウウォール!」
5人はアビスの創り出した影の壁に護られた
アザゼル「ほう、貴様が来るとはなセイジ・ライドウこれはハデス様にいい手土産ができたわ
貴様の首を貰い受ける」
セイジ「テメェが誰だか知らねえがうちの妹たちに手を出したんだ、
ただでは済まないと思いな!」
アザゼル「ほう、面白い!貴様ごときが我に勝てると思ってるのか?
我が名はアザゼル・ロード・バラキエル冥界神ハデス様に使える12使徒が一人」
セイジ「来い、ジッパー」
俺は魔武器を呼び出した。
アザゼル「行くぞ、セイジ・ライドウ」
アザゼルは堕天使の姿になった
セイジ「キレちまったよ久々にな。最初から全力で行くぜアザゼル!!!!!!」
俺は魔力の封印を全段階解除した。
アザゼル「カオスエンド!」
アザゼルは混沌終焉魔法を放ってきた
セイジ「王の●宝(ゲート●ブバ●ロン)」
俺は終焉魔法をどっかの金ぴかの宝具で相殺した。
アザゼル「なかなかやるではないか我が魔法を相殺するとは、
ならば、来いリンドヴルム、リヴァイアサン」
セイジ「なんでこうも龍の使い魔ばっかなんだテメェらは
上等だぶっ殺してやるよまとめてな来い轟竜、迅竜」
俺は想像の力で轟竜テ●ガ●ックスと迅竜ナ●ガク●ガを召還し、
さらに半人半霊愛用の2振りの刀を取り出した
アザゼル「遊びは終わりだ、エレメンタルエンド」
アザゼルは全属性を合成した終焉魔法を放ってきた
セイジ「奥義「西行春風斬」」
俺はアザゼルの懐に飛び込みどっかの半人半霊のスペルを発動させたが
アザゼル「フン、効かぬわ!」
剣で受け流されそして吹っ飛ばされたのだった。
セイジ「チィィ!」
そして、創造で生み出した迅竜轟竜もやられていた
アザゼル「その程度か?セイジ・ライドウよ、世界神の力を継いだようだが
大したことはなかったな、死ぬがいい。」
アザゼルは1本の巨大な剣を具現化させた。
そして使い魔に拘束された状態になって身動きが取れない状態になったのだった。
レティルside
----天界、神の間ーーーー
私は駄神の部屋でセイジたちの様子を見ていたのだった
ゼウス「どうやら彼女たちの居場所が分かったみたいだね。」
レティル「そのようだな、だが様子が変だぞ。」
???「ゼウス様、レティルさんお茶が入りましたよ、あ、はわわーっ」
ゼウス「熱っ!ちょっとミカエル、熱いよ。」
ミカエル「はわわー!申し訳ありませんゼウス様ぁ!」
ゼウス「気を付けてね。」
ミカエル「は、はひぃ!」
レティル「なっ!セイジたちが消えたぞ、駄神、どうなっているのだ。」
ゼウス「どこで消えたんだい?確認してみるよ。」
レティル「ここだ。」
そういって私は位置を把握するために使っていた地図の反応が消えた場所を指差したのだ
ゼウス「………どうやら、一部空間を一時的に自分の世界として認識させたみたいだよ、
この付近は僕の力ではあまり干渉ができないんだ。とりあえず君を転移させることはできるから
行ってきて。」
レティル「そうか、わかったとっとと転移させるのだ駄神。」
ゼウス「テレポーテーション!」
sideend
アザゼル「この剣はフェンリルの牙でできているだから貴様は容易に死ぬだろうな
セイジ・ライドウよ」
アザゼルが俺にとどめを刺そうとした時だった
???「燃えろ!黒焔|ヘルブレイズ!!!!」
使い魔「グウォアオアオアオオアオ!」」
黒い炎が拘束していた2体の使い魔を灰にしたのだった
レティル「セイジ、大丈夫か?」
セイジ「レティル、どうしてこっちに?」
ゼウス「僕が送ったんだよ、セイジ君。」
レティル「貴様は干渉できないのじゃなかったのか?駄神」
セイジ「ゼウス、お前はこっちの世界には干渉できなかったんじゃねえのか?」
ゼウス「ああ、そうだよさっきまではね、この空間の君の権限を僕が貰ったのさ、
久しぶりだねアザゼル、君だけは僕が最も殺したかった裏切り者だからね。」
アザゼル「ヒュドラの王に世界神が出てきたとは、フン面白い、
ゼウスよ、我も貴様は直々に殺したかったのだよ。」
ゼウス「セイジ君、君に僕の権限を預けるよ、僕がこいつを消し去るまでの間、まあ、仕事のほうは助手に任せてあるから、
エクスディアに戻ったら、一度天界に来てね。
さあ、アザゼル始めようか神の戦争を…。」