刺客再び、そして力の覚醒
毎度おなじみセイジだ、俺たちが無人島から帰ってきて1週間が経った。
特に変わったこともなく12使徒とやらも動きがないのは怪しいが、
特に襲撃もなく平和な時間が過ぎていったのだった。
そして、今日は俺を含め8人の帝とヘルツ王の9人がなぜだか俺の部屋に集まっていたのだった。
神楽「どうぞ、お茶です。」
炎帝「お、ありがとな!」
水帝「あら、お構いなくー」
雷帝「サンキュ!」
土帝「おお、すまんな」
ゲイル「おお、これはありがたい」
アリス「ありがと」
アビス「ありがたくいただくぞ」
ヘルツ「ありがとー、ところで君城のメイドにならないかな?」
神楽「いえ、私の主はセイジ様なので・・・。」
セイジ「いや、帝だけで会議するのはいいんだが・・・」
帝たち「ん??」
セイジ「何で、俺の部屋で普通にくつろぎモードなんだお前ら!
しかも国王あんたは神楽を何スカウトしようとしてるんだ!」
ヘルツ「いやーたまにはいいじゃないかー」
炎帝「まあ、いいじゃねえか!細かいことは気にすんなって!」
土帝「私はこちらのほうが良いぞ」
セイジ「普通にいつもの会議室でいいだろ」
アリス「城の会議室は今改装中なのよ」
ゲイル「本当は私も場所を提供したかったが今日はフィリアとシルフィーナの予定が無くなってしまってな
家にいるのだ。」
雷帝「まあ、いいいじゃねえか落ち着くしな、そして、こんなうまい茶がのめるなんて、
今度からもうここでいいだろ。」
帝と王「そうしよう」
セイジ「俺の意思は無視かよ!まあいいや、んで、議題はなんなんだ?」
ヘルツ「君たち帝には倭国に行って遺跡を調べて欲しいんだ」
炎帝「ほう、倭国か一度行ってみたかったしその遺跡とやらをとっとと調査したら観光していいよな?」
雷帝「おお、炎帝にしてはいい事言うじゃねえか」
土帝「おい、炎帝、そう簡単に言うが我々帝が全員召集されたのだぞ、余程の任務だぞ。」
ヘルツ「そうだね、土帝の言う通りなんだ今回の特務はランクにするとEXランク相当、いや、それ以上かも」
炎帝「いや、暴虐帝、光帝、闇帝はともかく俺たちじゃ無理だろなら暴虐帝ンとこのギルドだけでやればよくねえか?」
水帝「そうね、私たちが行っても足手まといになるだけよ」
セイジ「俺のギルドは全員来る、だがそれでも厳しいんだ」
雷帝「紅霧メンバーでキツイってどういうことなんだ、その遺跡ってのは何なんだ?」
炎帝、雷帝、水帝が青ざめていると横で座っていた神楽が口を開いた。
神楽「遺跡については私が説明します。その遺跡は私のような古代神の神器が封印してある遺跡です、
そして遺跡には魔法威力半減の魔方陣が張ってありさらに、古代神の眷属が守護しています。」
神楽は淡々とした口調で言った
セイジ「そして、あんたらは知っているはずだが俺やヘルツのオッサンのように転生してきたやつらが狙っているわけだ。」
土帝「例の冥界神によって転生させられ精神操作されているというという小僧の友だったな」
セイジ「ああ、そうだ」
ヘルツ「そして今回は僕も戦闘に参加するよ。これでも元全帝だからね、
そして、君たちの正体を知られるのは避けたいから今回は帝としてではなく各ギルドマスターとして参加して貰うよ。」
炎帝「仕方ねぇ、まあ、依頼された以上やってやるか。」
水帝「そうね、特務といわれた以上は絶対やらなきゃならないわね」
雷帝「んじゃあ死なない程度にがんばりますかね!」
土帝「小僧貴様の力になれるかわからんが、協力させてもらうぞ。」
ゲイル「私の娘には指一本触れさせぬぞ!」
----後日、学院----
俺たちは昼休みに集まっていた
セイジ「というわけで今回は各ギルドマスターとヘルツのおっさんが一緒に来るんだ」
シルフィー「またあの遺跡が見つかったですかー?」
セイジ「ああ、今度は倭国に行くことになったぞ」
マグナ「おお、倭国か一度いってみたかったんだやったぜ!」
ウォルガ「遊びに行くわけじゃないんだぞ」
シラハ「なんか名前的に日本に似てそうな気がするよー楽しみだなぁ」
コトネ「姉さんまで…でもその気持ち僕もわかるかも」
モミジ「ところで倭国ってどういう国なの?」
ソフィア「倭国は京を中心として堺、江戸、蝦夷、薩摩の五つの都市で構成された島国です」
ヨウヘイ「ほう、日本の旧国名と同じなんだなぁ」
セイジ「俺たちが行くのは、首都の京だ。」
モミジ「それはわかったよーでもどうやっていくの?転移はいったことのある場所しかいけないはずだったよね。」
アリス「それなら心配ないわ今回は船を用意してるから」
マカ「船…嫌い…。」
ルーフォ「そういえば、マカは乗り物が苦手だったね。」
こうして俺たちはその日の授業が終わったと同時に港へ向かったのだった」
ハーティリア王国~港~
ヒート「お、来た来た!」
エレク「待ちくたびれたぜ!」
グラン「もう準備はしてある、いつでも出港可能だ。」
アクア「ところで、そこの影に隠れてる幼女と変態はどなたかしら?」
ライア「え、ばれてたの!!」
ドラン「変態とは失礼ね!」
セイジ「何であんたらがここにいるんだ!」
ライア「私はそこの国王に呼ばれたのよ」
ドラン「私はライアの保護者よ!それにしてもあなたたちいい男ねぇ!」
ヒート、エレク「「なぁ!!!!」」
ヘルツ「どうやらそろったようだねそれじゃあ出港!!」
そうして俺たちは倭国に航路を向けたのだった。
クロスグレイバー教国倭国国境付近
ハーティリアを出て半日が過ぎた、何も変わったことは起きていなかった、
セイジ「暇だなぁ」
グラン「小僧警戒を怠るのではないぞいつ海魔が襲ってくるかわからないのだからな」
ヘルツ「セイジくん暇なら僕の仕事を手伝ってよー」
アリス「パパ!自分でやりなさいよ!」
ヒート「おい、セイジーこのオカマ何とかしてくれよー」
エレク「おい、邪魔だぞ脳筋!!」
ヒート「何だとパツキン天パ!」
ドラン「まってぇ、いい男ぉー!」
特に何も変わったことは起こっていなかった…。
???side
???「あらあらこれはいいもの発見したわ裏切り者の二人にセイジじゃない!」
少女は一人空から海を眺めていた
???「これはハデス様にいい手土産ができちゃったわ。」
少女の名は影野伊織、そう、セイジの生前の友人であり敵となってしまった者だ
伊織「確かこの周辺海域は海魔が生息していたわね。」
少女は虚空から笛を取り出したのだった
伊織「さあ、踊り狂ってもらいましょうか、この狂乱の笛でね…」
そして、彼女は笛を吹き始めたのだった、それは精神を蝕み狂乱させるという呪われた笛と知りながら…。
sideend
セイジ「何だ?空が曇り始めたぞ…」
グラン「海魔だ気をつけるのだ小僧」
目の前に現れたのはクラーケン3体シーサーペント5体だった
レティル「何だただの大きいイカと大きいウミヘビではないか」
フェルト「ダーリンが戦う必要なんてないわ、私とレティルだけで十分ね。」
レティル「灰になれ!黒焔|ヘルブレイズ!」
フェルト「切り刻んであげるわ!千本剣|サウザンドソード」
目の前の巨大イカは切り刻まれ、巨大ウミヘビは灰となったのだった。
グラン「おお、やったか?」
???「ふふ、甘い角砂糖並みに甘いわ…!」
目の前の魔物を倒したと思われたそのとき、笛の音とともに懐かしい声が聞こえたのだった…。
セイジ「お前は…伊織…。」
そして目の前にいた海魔はすべて復活していた
伊織「久しぶりだね、セイジ、それじゃあ、死んで!」
そういって伊織は魔力の塊を撃ってきた。
ラファエル「フン!!」
マグナ「セイジ、大丈夫か!」
伊織「邪魔しないでよ!」
そういった瞬間に伊織はマグナの背後に回ったが
モミジ「やらせないよ!いおりん!!」
斬撃はモミジによって防がれたのだった
伊織「ちぃぃ!邪魔よ!裏切り者は死ね!」
モミジ「きゃぁ!」
ヨウヘイ「俺がいることを忘れてもらっちゃ困るぜ!」
ヨウヘイが伊織の至近距離からの斬撃を弾いたのだった
伊織「鬱陶しいわね!纏めて海に沈んでよ!」
そういって伊織が笛を吹いた瞬間に一斉に海魔が攻撃をしてきたのだった
セイジ「あぶねぇなぁ!」
そして俺はその攻撃を結界で防いだのだった、
セイジ「お!なんかいつもより範囲広くなってんじゃねぇか!」
神楽「マスター私を使用してください!」
セイジ「そうだな、来い神刀「神楽」」
そう俺が言い放つと俺の手には自分の身長より少し大きいぐらいの大太刀が握られていた
伊織「そんな刀なんかでなにができるのよ!!」
そういって伊織は大剣にもちかえ斬りつけてきた
セイジ「っ!あぶねえなぁ!」
俺はそれを受け流したのだった
伊織「ちぃ!灰燼と帰せ!カオスカタストロフィー!!」
そして伊織は混沌属性の最上級魔法を放ってきたが
神楽「この程度の魔法私なら切り裂けますよマスター」
セイジ「そうか、ならやるしかねぇな」
その魔法を袈裟切りにし、無効化したのだった。
伊織「ちぃ!」
神楽「私なら呪いの浄化も可能です!触れることが可能ならばですが」
セイジ「取り合えず一撃入れればいいんだなわかった次で決めるぜ!」
伊織「もういいわ、纏めて滅ぼしてあげる、すべてを無に帰し世界に滅びと混沌を…、カオスティック・イレイズ!」
そして伊織は混沌属性の終焉魔法を放ってきたのだった。
神楽「あの魔法は混沌属性の終焉魔法と確認できます」
セイジ「あれは打ち消せるか、神楽?」
神楽「可能です私は神器ですから、ただし神力は消耗が激しいはずです。」
セイジ「それは問題ない、だったら伊織に直接叩き込むぜオラァ!」
そして俺はありったけの神力を衝撃波として放ったのだった!
伊織「そんなぁ!!」
そして伊織の呪いは浄化され、そのまま船の上に落ちてきたのだった。




