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人形

作者: ねこがえる

あらすじのとおり、詩を詠んでみたのですが……初心者ゆえ、自信はないです。

人形に人間みたいな感情があったら、という思い付きから出来た詩です。


どうか、優しい目で読んでやって下さい。

僕は、動けない

君が動かしてくれないと

立つ事も

座る事も

歩く事も

出来ない


僕は、喋れない

君がいても、君と楽しくお喋りする事も

出来ない


だから、僕は君の手に寄り掛かってされるがままになるしかない


君がもし、僕の事を忘れて

机の裏

棚の上

おもちゃ箱の奥

に僕を置き去りにしても、僕は声をあげて君を引き止める事も

そこから出て、君が僕に気付いてくれる場所まで移動する事も

出来ない


僕は

永遠に

ひたすらに

君が僕に気付いて、僕へと手を伸ばすその日まで

待ち続ける事しか

出来ない


でもね

君が笑う所を見るたびに、僕は思うんだ

「僕はこのために、この世界にいるんだなぁ」

って



ここまで読んで下さってありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 悲しい詩ですね・・・ 人形の声が聞こえてきます。 私の人形たちも・・・← グッときました。
[一言] ひたすら受けみであり、与えられることに依存することでしか存在できず、自身はそこにいて傍観することしかできない。 それでも、自分を受け入れて、その日に感謝しているのが伺えますね。
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