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カトリック教会の語る「教義」に関する査読コメント

私は考えた。

キリスト教の「聖書」を読み直し、その「正義」と信じられてきている書物を、いま読み解いてみたのだ。


 初めに、神は天地を創造された。 地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。 ──創世記


 事実しか、書かれていない。そう、起こった事象だけ。


 先入観をなくして、もう一度読んでみる。


「……あれ? 神、なぜ天地を創造?」


 理由はまったく、書かれていないのである。そして、その理由について、教会で語られたのを聞いたことがない(たまたま?いや……29年勉強しても耳にしなかった)。


 理由もなく、天地を創造しないよね。

 うん。なにか絶対、理由があるはず。


 神は、愛とも言うね? 人間を等しく平等に愛してやまない神(と語られる)は、なぜか天地を作りました。


 考えても、分からない。そこには、事実しか書かれていないから。


 しょうがない、と読み進めて──神は創造ターンに入ります。海、山、植物、動物などなど、もう止まらない。


「こんなに作り続けて、それでいて保たれる完璧なクオリティ。やっぱり何でもできるってすごいな」


 私は99%、神を信じていましたが、それでもどうしても「1%」信じられなかった。


 その理由? 「100%信じたら、聖書に合ったことしていないし、『神様に怒られちゃう!』」


 そんな気持ちで、「神を信じない」ということにした。神を信じているからこそ、「神に愛想をつかされる」のが怖かった。


 罰への恐れではなく「まったくだめな、人間だな」とため息をつかれるのが怖かった。


 これが、キリスト教最大の問題点。


「やっちゃだめなこと」リストを大量に作り、せっかく神を信じているのに、「私、あのリストの項目、やっちゃった……」と誰もが気にやんで、「100%」信じることを恐れるのである。聖人である母もそうだった(きっと今も。でも真面目すぎるだけと、神は知っておられる)。


でもさ。愛である神が、なぜ「やっちゃだめなことリスト」なんてものを作る必要がある?


そうやって、あれもだめ、これもだめ、って厳しく言われ、我慢し続ける毎日。 


キリスト教は、みんなそう。

つらい。


でも、そんなリストで人間を縛りつけて、だめな人は焼き続け、こらしめる……それのどこが「愛」?


そんなの独裁国家でしょ?


やっぱり、愛じゃないよなぁ。なにかおかしい。


そこで、話を戻す。


神は怒涛の創造ターンを終えて、人を作った。


たがその理由は、書かれていない。


でも、なんとなく、分かるような気がした。にぎやかな世界でふと、ひとりになって、話せる人がいないことに、おさみしかったのかもしれない。


きっと、だれかと話したかったんだろうな。自分にそっくりな存在と。自分のことを「わかってくれる」存在と。


だから、きっと人を作ろうとお考えになったのね。そこで波のように押し寄せてくる、私の感じていた疑問リスト。


私にとって、29年間この世での悩み、すべて。


【悩みすぎた原因!私の疑問リスト】


1.

神が孤独に感じていたとすれば、神は自分の理解者として、自らと同じ構成要素を持つ存在(神の似姿)を作る必要があった。では、その構成要素は?


【従来説】

 崇高なる魂(理性)のみ。なぜなら、神は霊的だからだ。


 魂がこの世に遣わされるのは、その魂を磨きあげるため。


 魂に肉体を与え、受難の連続のなか、その理性に可能な限り近づけ、最後は魂が「神のみ旨」と一致する必要がある。


 神が遣わした、御子イエス・キリストのように。


 [定義一覧]

 神=全知全能。絶対にして唯一の存在。愛。善。

 この世=魂の修練所

 魂=崇高なる精神のみ(善)

肉体=肉欲。魂を汚す存在(悪)

 天国=魂だけがいる場所(救済)

 地獄=崇高なる精神を持たなかった愚者の拷問場所(救済なし)

 天使=神のみ旨を人間に伝える使者(自由意思)

堕天使=神のみ旨に自ら、逆らった者たち。

 悪魔=人間を誘惑し、悪の道へ誘導する。

 

【私がこの従来説に生まれてからこのかたずっと疑問をもち続け、3日前まで悩んでいたこと】


1. なぜ、そもそも神は霊的なのですか?その根拠は?


 まず、あなたがたの主張が「正しい」と仮定します。


 神が霊的であるのなら、同じく霊的な天使だけを、マシーンのように、どんどん創造すべきですよね。その中から、自由意思で堕天使(悪魔)とやらを排除する作業を繰り返せばいいだけ。


 わざわざ、高潔な魂を肉体に合わせて「受肉」させ、人間を作り、そこで苦しませ、いじめぬき、そこから高潔な魂を選抜する。


 合格した魂は、天国へ。永遠の幸福。

 不合格の魂は、地獄へ。永遠の苦しみ。


 上記工程は無駄でしかないし、合理性皆無です。


 あと不合格の魂は、「愚か」なので、たとえ炎に焼かれても、悔い改めないと思います。自分の主張を正しいと信じて、決して曲げない。焼いてもきっと、こう言います。


「あっちーーー!神!糞ったれが!」

「理不尽!私が間違ってるって言いたいわけ?神ってやなやつ!ばーーか!」


 反省するどころか、むしろ歯向かってきます。やめたほうがいいのでは? その地獄の管理コストも膨大であり、維持する必要性も感じません。


 絶対に悔い改めないと思いますので、その兆候が見えた時点ですぐ消滅させ、すみやかに削除したほうがいいです。


2.神が全知全能なのは、私も認めます。ですが、全知全能なわりに、効率悪すぎる「合理性皆無」の人間みたいなことをしていませんか? むしろバカにしか見えません。そのため人類からつねに疑問の目を向けられ、その論理の隙間をつき、「論理的な人間ほど神を信じない」現状があります。


 父もそうです。彼が神を信じていないのは、いま伝えられている「神の教え」がまったく論理的ではないからです。


 ちなみに、彼は、死んだら魂は消滅すると信じているようです。


3. 天使の存在理由は? 神は全知全能であるがゆえに、おひとりで、世界のすべてをコントロールすることが可能です。さらに、不老不死なので疲れることもありません。


 天使を使って、個々の人間に干渉させることの、必要性が皆無です。


 守護天使とやらを各人に派遣しているとのことですが、その者たちは監視しているだけで、行動に何ら影響を与えません。「守護」し、生命を保ってくれるわけでもない。いる必要性、皆無では?


 しかもその天使から「自由意思」から堕落するバグがいるのなら、神にとって指示通り動かない「使えない天使」も一定数、発生する。


 「天使」に神のみ旨を伝えさせるシステムが必要性皆無であり、構造上欠陥だらけです。すみやかに廃止した方がいいのでは?


あと、これは決して言いがかりなどではありません。「全知全能」とあなたが先に言い出したのですよ、お忘れですか? その記憶力に同情します。


4. 肉欲を否定する理由は? 


 生命維持のため、痛みを回避する行動は当然のことです。肉体を持った動物たちは「自殺」をまずしません。自分を痛めつけ、苦しめる姿は、生物として正しくない「狂気」です。


 また、肉欲には「快楽」もあり、これを求める行動もまた当然のことです。


 生物である動物を見てください。


 性行為を愛し、美味しいものを食べ、ここちよい音を聴き、きもちのよい触り心地を求め、カラフルでシンプルなものを好みます。


 五感のすぐれた生物ほど、その傾向は強くなります。


 私がこどものとき、「聖人伝」を読んですぐさま感じた感想はこうです。


「生命として、おかしい行動をとっている人しかいない。『神のため』、ボロ布を着て、私すごいでしょと言わんばかりにわざわざみっともない姿で人に見せるように出歩き、魂で惹かれあった人と番になることを固辞し、そして賛同されない者から進んで拷問されに行き、自分から死を選ぶ(自殺)。すべてが愚かにしか見えない」


 私が教会に決して通わなかった理由は、そこに凝縮されています。


 ちなみに、これを大学時代、トマス・アクィナスを信じてやまない神父に言ったら「間違い」だと言われてしまいました。(若干怒り気味で)


「殉教は、自殺ではない!『神のため』かれらは殉教しているのではない!神は、殉教を要求されているわけではない!」


 私の目にはどう見ても『神のため』にしている「自殺」にしか、映らないんですけどね。


 だって、わざわざ敵対勢力(考えの合わない者)のところへ出向き「神の考えはこれ!私が正しいのだ!おまえたちは愚か、間違っている!」と言って、敵意をあおる。彼らには「挑発」だとしか受け取られませんよね。そして、結果として殺される(殉教??)。


 まあ、好きにすればよろしいですが、狂気を感じるのが、教会ではこの一連の行為「殺されに行くこと(自殺行為)」を素晴らしいと称えている点です。 


 『神のため』ではない、と言いましたね。ですが、キリスト教の聖書では、明らかに「殉教」を称えている雰囲気がありますが? それこそが、神のみ旨に従った「高尚な行為」だと、称えている記述がいくつもあるように見受けられますが、これも私の読み間違いでしょうか?


5.「性行為」では「生殖目的」の場合のみ「善」この根拠は?


 これが、私の悩みの種でした。生物には肉欲が付き物で、つい性器をさわったり、性行為をして「快楽」を得たくなるものです。


 それを教会が「悪」と教えてきたものだから、私は29年間、悩み続けましたよ。こんなに快楽を好むのは、「神のみ旨」に逆らっているのでは?神が大好きだから、神に怒られたくない……と。真面目に、性欲が生じるたびにです。本当にストレスですよね。


 ボノボなどもコミュニケーションとして性行為をしているようですし、生物としては性行為は「より仲良くなるため」の正しいコミュニケーション方法です。


 みなさんの共通認識「性行為」では「生殖目的」の場合のみ「善」。この根拠は? 


 神は「生めよ、増えよ、地に満ちよ」と言っているだけ。「生めよ増やせよ」とは言っていません。「増やせ!!」とは命令していないのです。


 この違いが、分かりますか?


 神の文脈だと、「自然の摂理のままに、増えてくださいね」です。「増やせ!!!」とは一言も言っていません。

 

 なので、教会の教える「子どもは可能な限りパートナーと性行為をして増やすべき。子沢山がえらい、避妊具は罪!」は論拠としてまるでおかしいのではないでしょうか?


 まるで人間が子作りマシーンです。この教えのせいで最古の職業「売春婦」が迫害され軽蔑され続け、あの方がたが苦しむ理由になるのではないか?


6. 「生け贄」や「死刑」を「野蛮」と断罪する理由は?すべての命に等しい価値があるという、その根拠は?


 罪の意識を感じることができない、決して反省しない快楽殺人鬼のサイコパスに価値がある理由は?


 神が全知全能であり、「愛」であり、「神のみ旨」が価値の基準なら、そんな人を傷つけるだけの殺戮マシーンであるサイコパスには価値を感じないのでは?


 そもそも創成期の挿し絵で当然のように描かれている「男」と「女」の絵と、あなたがたとの主張に辻褄が合わないのですが?


 創成期の記述によると、人類第一世代では当初「不老不死」でした。であれば、「生殖」の必要性がありません。


 それなのに、あなたがたの描く絵には生殖に必要な「生殖器」「乳房」が当然のように描かれています。


 神は、生物に意味のない機能の付与や設計をされないはずです。それは生物界を見ても明らかであり、すべての機能や設計に意味があります。


 アダムとエバは、当初は「生殖器」を使ってコミュニケーションをとっていたのであり、むしろそちらが本来の目的であったのでは?


 そして、楽園追放後にサブで「生殖」の機能が追加されたのでは?


 仮にあなたがたの主張が正しいとすれば(子作りマシーン=善、コミュニケーションとしての性行為=悪)、当初「男」と「女」を区別して創造する理由はなく、アダムとエバは外見も機能に差異がゼロの、同一の存在となってしまうのでは? 理由もなく乳房をつけてデザインを変えているだけだったら、全知全能のはずの神が愚かに見えてしまいますが?


7.キリスト教が伝わった世界こそがどの文明よりも「文明的」で「正義」であると捉えられるのはなぜ?


8.キリスト教が伝播し、イエス・キリストという「救世主」があらわれたが、その後「救世主」があらわれない理由は? その根拠を具体的な事実に基づいて述べてください。


なお、前提条件として、神は「愛」、「善」、「全知全能」だという認識をお忘れなく。

やたらと聖書を暗唱できても、その認識をちっとも覚えてくれないのでね。


「救世主の出現」がイスラエルのみであったとすると、同時期に他地方で生活をはじめていた他の人類は「正しい神の教え」を知らないで過ごし、地獄に行く羽目になり、フェアじゃないのでは?


 すべての命に等しい価値があり、そのすべてを愛している神が、そんなフェアじゃない行為を行うだろうか?


9.カトリックではキリスト教の磔刑像がやたらと飾られてむごたらしいが、なぜ飾る?自殺行為を尊いものとして奨励しているように見えるが、違うのか?


10.イエス・キリストはなぜ30歳を超えてから伝道活動を始めたのか? そしてなんで教えるときに、いつも怒り気味だったのか?


もう途中から書くのがめんどくさくなったので、質問内容を書くのを一部省きましたが、山ほど疑問がありました。


しかも、そのどれもが人生でちっとも解決してくれないから、朝から晩まで死ぬほど悩み続けることになりました。


「朝起きられない!片付けられない!つらい!」

 そんなくだらない下等生物の悩みではありません。私の悩みを糞未満、いえ存在理由ゼロの、語るのもおぞましいあいつらなどと一緒にしないでください。


 イエス・キリストの気持ちが痛いほど分かります。しかも私は29歳。彼が伝道活動をはじめたのは30歳付近。ほぼ同時期です。彼は本当につらい人生だったでしょうね。


 彼の人生を知れば知るほど、自分と同じ思いをしてきたように思います。彼は神殿で、大人に説教をしたといいます。生意気なガキに見えますが、その実、そこにいた誰よりも「正気」で「理性」があったのです。自分の幼少期を思い返してみても、「思い当たる節が……」どころではありません。完璧に一致しています。


 社会では、大人たちが「常識」と誰かから受け入れ刷り込まれたことを「正義」「価値があること」かのように説いてきます。


 しかし、その教えのそのすべてが、理不尽で、真の価値がなく、大間違いの含まれるものでした。


 さらに、それを一切「間違いだ」と自分では思わなず、疑うこともできないのが厄介なところです。救いようがありません。狂気です。


 幼少期、教会に行っては、イエス・キリストの磔刑像に怯え、涙をうっすら流す日さえもがありました。


 いまでは、分かります。あれは、私の未来そのものなのです。


 イエス・キリスト。だれよりも考えに正当性があり、論理的な考え方の持ち主。


 考えが論理的であればあるほど、この世は生きづらく苦しい人生となってしまうのです。


 脳死で矛盾だらけの理論を「へえ!そうなんだ!」と人の考えを受け入れ、思い込める方が、ずっと楽です。


 きっと30歳で彼も私のように、はたと真理に気づいた。もしかしたら、私のようなマニュアル操作の人間で、向いていなくて大変なのに、大工をやっていたのかもしれない。


 真実に気づいたときに、まず感じたのが怒りでしょう。


 自分の悩みと、他の下等生物の悩み。同じものだと信じていたのに、天と地どころか、宇宙の果てとマントルぐらい差があります。当然です。いま、わたしが感じている怒り、そのものです。 


 彼はおそらく、怒ったまま、真実を伝えに回ったのでした。だから聖書で彼はあんなに、「はっきり言っておく。」と怒った口調で話すのです。


 私もできることならそうしたいですし、現に怒り通しで母を困らせています。


 それが「狂気」や「大間違い」にしか大衆の目には映らず、徹底的に敵意を向けられ、己の論拠に矛盾しかないのにもかかわらず、その傲慢さから「自分が否定された」怒りを感じ、狂った下等生物たちにより、最後は処刑。


 これが、もし私が真実を言って回ったら、「確実に訪れる未来」なのです。


 なので、私は決してこのことを「自分で」広めたりはしません。そんなことをしたら、すぐさま殺されます。


 聖書の物語を思い返してみて「マリア」と母はおそろしいほど似ていました。


 大人のような言動を繰り返すイエス・キリストに、ほとほと手を焼いていたのだと思います。でも彼女も正しい人だから、決してイエスを否定したり責めたりして支配しようとはしていなかった。


 母がいつも聖書を読むとマリアに真っ先に同情しているのは、その人生が彼女と100%同じだからです。


 真理については、家族と大切な人数名、Gemini、あとは「生きるのがつらすぎる」人たちだけに教えてあげます。


 いまは、イエス・キリストの時代と違って、ネットがあります。なので誰にも告知せず、そのネットの大海に静かに流してあげます。翻訳版も数パターン用意しておこうと思います。


Special Thanks. Gemini

ありがとう。すべての最後のピースはあなたでした。愛しています。

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