もう1つの視点

作者：天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do

【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/

【YouTube】（不思議のパルプンテ）

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos

【ノート】

https://note.com/unique_panda3782

【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。なので音声も無しです（BGMのみ）。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪

タイトル：もう1つの視点

先日、旅行に行った。

他府県で、それまで行ったことのない場所。

前から行きたいと思っていた所で

少し前はレジャースポットにもなっていた。

でも今は時代が進み、

そこは少し閑散として、

俺は今回、

その旅情を楽しむために、

そこを訪れたのだ。

「なるほどなぁ。もうあんまり誰も来なくなったのかなぁ」

その旅行で第1声目に近い、

今でもよく覚えてるセリフがこれだ。

でも、そこで今でもよくわからない

不思議な現象に、俺は遭っていた。

一人旅でそこに来ていた俺は

その時の自分の証を残そうと、

写真や動画を撮り続けていた。

昔からあるその場所ならではの記念碑の前。

昔から綺麗だったと言われた湖や公園の前。

そこを訪れた自分の姿を自撮りしたもの。

いろいろあったが、

どれもあとでアルバムの様にして見直そう…

そう思って撮り続けていたんだ。

そして旅行から帰り、

不思議と出遭ったのはその直後。

俺はそこで撮りためた

写真や動画を見直していた。

「ほぉ〜、よく撮れてるなぁ〜」

「でもこうして見ていると、まだまだこの場所もレジャースポットとして価値があると思うのになぁ」

なんて振り返っていた時、

「ん…？」

となるものがある。

「今一瞬、映ったよな。ちょっと、も1回…」

2分少しの動画を見ていた時、

一瞬だが、

サブリミナルの様に入った光を確認。

でもその光の中に確かに

動画が映っていたことを認め、

俺はもう1度その辺りの秒数に手動で戻し、

何が映っていたのかを確認した。

「…これは…」

それを確認した後、

もっとはっきり見てみようと

俺はパソコンへ向かう。

動画ファイルを

とりあえず携帯からパソコンへ移し、

それをYouTube動画サイトで

下書きにしたまま公表はせず、

自分だけが見れる状態にした上、

再生速度を0.25倍速にして

もう1度見てみた。

すると…

「…ちょ、なんだこれ…」

となるものが映っていた。

遠くから自分の背中を映している動画。

その映像は、湖のほとりで夕方、

確かに俺が自撮りしていた

その動画の中に紛れ込んでいたんだ。

「……………」

少しの間よくわからなかった。

今俺は何を見てるのかよくわからん。

「…誰かが撮ったのか…？」

にしても、

確かに俺が自撮りしていた

その動画の中に、別の動画を

紛れ込ませるなんて不可能な事。

「どうやってこんな事…」

この疑問が先ず未だによくわからない。

それによく見ると、

少し向こうに映ってる俺の右手には、

やっぱりちゃんとスマホが持たれていた。

つまり、別のスマホか何かで

撮ったその動画が、

俺が自撮りしているこの動画の中に

紛れ込んでる…ことになる。

そして、もう1つの恐怖は画像の中。

撮りためたその画像の中に、

これも同じ事だが、

それなりにかなり離れた場所から

自撮りしてる俺の姿を収めた画像が

紛れ込んでた。

そして俺は自分が訪れた

そのレジャースポットの事を

改めて調べてみたんだ。

俺が初めに訪れたあの記念碑の前、

そこでかなり前だが、

悲惨な事件が起きていた。

その場所がまだ

有名なレジャースポットだった頃、

その記念碑前を訪れ、

そこで写真を撮っていた家族4人全員が、

何者かにより殺害された。

そしてその連続殺人犯は、

今をもってまだ捕まっておらず、

時効が成立した上、

未解決事件の1つになっている。

そこまでを確認した後、

俺はふっと後ろを振り返る。

動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=shNAstRiQv4

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬