プロローグ
「聞いた?襲ったってやつ」
「そうそう、可哀想なだよねー、襲われた人」
私の名前は高橋 楓。普通の女子高生である。
今学園ではある男の話で持ち切りである。
その男の名前は絵亜 カイト。学園長を助けた事でこの女子校の寮に住むことになった。
そんな事はどうでもいい。その男が昔、強姦をした事が発覚した。
本当にそんな人がここの寮に住んでると思うと吐き気がする。
そんな事を思っていると、自分の教室に着いた。
「みんなおはよー」
「おはよー。突然なんだけどさぁ、最近この学園変な事多いよなぁ?」
「変な事?」
私は聞き返す。
「例えばさぁ、火の柱を見たとか、一箇所だけめっちゃ気温が下がっていたとか、あとはゾンビ?みたいなのを見たとか」
「なんなのよそれ」
本当にくだらない。
「興味なさそうだなお前…」
ドがんっ!
勢いよくドアが開く。
「とうとう完成した!記憶を読み取る機会が!」
彼女の名前は雨宮 愛。ずっと研究室に引き込んでる変態だ。
「はいはいそうですか」
「反応薄っ!記憶を読む事が出来るんだぞ!世紀の大発明だぞ!なんなら君達の記憶を呼んでやっても…」
ピンポンパンポーン
『校内放送、全校生徒、教員は至急体育館に集まるように』
「なんだろう?」
「よっしゃー!数学潰たぜぇー!最高っ!」
「全校生徒と教員が全員集合とは一体なにが?まさか私の発明が認められたのか!」
「安心しろ。それは無い」
私達は体育館へと向かった。
────────────
「全校生徒、教員諸君。急に集めてしまいすまない。早速だが質問をする。君達の誰か、絵亜 カイト君に暴行をした者はいるか?」
皆がザワつく。
「学園長、どういうことですか?」
教員が聞く。
「さっき、彼が血まみれになって倒れているのが発見された」
またもやザワつく。
「ふん、バチが当たったんだろ」
私の友達が言い放つ。
「確かに彼は昔、犯罪を犯しているが暴行をしていい理由にはならない誰かいないのか?」
この時私はいいアイディアが浮かんだ。
「学園長!雨宮さんの記憶を読む大発明で記憶を読めばいいのではないでしょうか?」
「へ?」
「なるほどそれなら真実がわかるな」
「ちょっと待ちたまえ!」
「いいでしょ?活躍するんだから」
私は煽り口調で雨宮に言う。
「雨宮さん、お願いします」
「はいはい、わかったわかった、今持って来るから」
そう言うと雨宮は例の物を取りに行った。
「どの辺にしますか?」
「一応彼が犯罪をしたと発覚した辺りにして欲しい」
「分かりました」
彼女は機会の設定を終え、大画面に映し出された。
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