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第6話

「今日は1時間目は国語だったのですが国語の柳町先生が急にお休みになってしまったで自習です」

クラスから喜びの声や小さくガッツポーズをするものが見られる。

教え合いなどをしても良いので有意義な時間にしてください

「これで私からの話は終わりです。何か話しておきたい生徒はいますか?」

「いないのでこれで朝の会を終わります」

「「「起立、礼」」」

「 「「ありがとうございました」」」

朝の会が終わるとほとんどの生徒が仲の良い友達のところに行ったり本を読んだりする生徒が大半だ。

もちろん俺は自席で寝たフリをしているのする。

自慢ではないが俺は友達が黴雨と雅之しかいない。

そういえば雅之について教えて無かったから軽く説明してあげよう。

俺の唯一の友達でありアニメ仲間でもある。

見た目はまぁ中の中ぐらいThe普通の見た目をしている。

でも欠点として性格がクズってのが欠点かな

とにかく暴力的で気に食わない事があればすぐに叩いてきたりケツに蹴りを入れてくる荒くれ者なんだ。

一癖あるけど根は良い奴だから今も友達として仲良くやれてるんだけどね。

これが俺の唯一の友達雅之についてだ!

俺が自席で寝たフリをしているとさっそく雅之が来た。

「お前昨日発売のひ○を○るそして女○高生を○う5巻買ったか?」

「あぁもちろん買ったに決まってるだろ?」

「もちろん特典付きのだよなぁ?」

「あったりめぇだろ」

「ついに完結ですねぇひ○ひろ」

「 あぁでもまだアニメはやってるしまだ楽しめるだろ」

「 アニメもいいけどやっぱり俺は小説に限るな」

「それな!」

俺は共感の声をあげる。

「話は変わるがお前黴雨さんと喧嘩したのか?」

雅之が急に質問をしてきた。

「 えっ?なんでお前知ってんの?」

「俺の情報網舐めんじゃねぇよ」

雅之は俺の頬を引っ張りながら言う。

「痛てぇよ離せよ」

俺は雅之の手を振りほどく。

「まぁ色々あってな」

今回のことはなるべく知られたく無かったのだがもう話が広がってるとは思わなかった。

「 ふぅ〜ん」

雅之は少し疑問を残したような顔でいる。

これ以上深堀されるのは面倒だと思い話の内容を変えた。

「そんなことより今年の夏アニメ熱くね?」

「あぁそうだなとゆうかお前さりげなく話の話題変えたよな?」

「いやぁ別に話題変えた訳じゃないけど単純に夏アニメについて話したくなったから」

「まぁ深堀しないでおいてやるよ 俺たち友達だからな!」

いつもより雅之がかっこよく見えるのはなぜ?

「 だけど夏アニメの話はまた後でもう1時間目開始のチャイム鳴るから」

雅之は時計に指をさし言った。

「そうだなじゃあまた後で」

雅之は自席に戻り自習の準備をし始めた。

「自習ねぇ」

俺はぼそっとそんなことを呟く。

周りの友達と話していた奴らも自分の席に戻っていきチャイムが鳴った

だが監視係の先生がいくら待っても来ない

チャイムが鳴り5分ほど経ち自習をする奴が大半だが不真面目な奴らは近くにいる友達と話し始めた

「私職員室から先生呼んでくる 」

黴雨が立ち上がり言った

黴雨はこのクラスの学級委員でクラス1責任感が強い

正直俺もこのままじゃまずいとは思っていたのでやっぱり黴雨は頼りになると改めて感じた

もちろん止めるやつなんて1人もいないそれほど黴雨は信頼されているのだ

黴雨はそのまま教室から出るのかと思いきや俺に近づいてきた

「 ねぇ一緒に行こ」

「へっ?」

思わず変な声が出てしまった

黴雨はいつもと変わらず可愛い笑顔で俺に話しかけてきた

「どうしたの?」

このとぼけた顔俺じゃなきゃキュン死しちゃうね

「ま…まぁいいけど」

ここはとりあえずついて行った方が安全だろう

俺は黴雨のあとをつけて職員室へ向かった

すると黴雨は俺の横に立った

「ねぇ亮くん」

「な…なんですか 」

あぁなんで幼なじみに敬語なんか使ってんだよ俺!

「昨日のことは私が悪かった いきなり知らない女の子に勉強教えてなん て亮くんにはキツかったよね」と謝ってきたので

「い...いや俺こそ変なこと言って悪かった」と咄嗟に謝った

その後は職員室に着くまで沈黙の時間が刻々と過ぎていった

なんなんだこの気持ち黴雨に謝ったのに胸のモヤモヤが取れない

やっぱり俺まだ黴雨のことが...

駄目だ!もう俺は黴雨には振られたも同然今更付き合いたいなんて言っても今度こそは本当に振られる気しかしない

そんな事を考えているとやっと職員室に着いた

コンコンと黴雨が職員室のドアをノックする

「失礼します2年A組の白宮黴雨です今日の1時間目2年A組は自習の時間なのですが先生が誰も来ないので呼びに来ました」と黴雨が言うと家庭科担当の久保山先生が走って来た

「すみませんすっかり忘れてました」

「いえ大丈夫です」

さすが学級委員といった口調,行動だ

「私は少し準備をしてから向かうので先に教室に戻っててください」と言い残しまたどこかに行ってしまった

取り残された俺らはとりあえず職員室から出て教室に向かった

お久しぶりですmikiです!

最近書けていなかったですが久しぶりにやる気が起きたので書き上げました

久しぶりなんでどうか優しく見てくれたら嬉しいです!

最初の方はかなり前に書いたのですが途中から色々ありこれほど期間が空いての投稿になってしまいました

これからも不定期で投稿するので是非見てくれたらたくさんの人にシェアしてね〜

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