第4話
「お兄ちゃん起きて遅刻しちゃうよ!」
「う〜んまだ寝かせてくれ〜」
「ダメだよ早く起きて!」
妹は俺の事を叩きながら言う
「分かったから叩くのやめてくれ」
俺は重たい体をベッドから起こしたそして少し伸びをした。
やっぱり起きるのはツラい
誰かに起こしてもらわないとずっと寝ている自信がある。
目を覚ますために千鳥足で洗面所まで向かって顔を洗う。
「よしっこれで少しは目が覚めたな」
顔を洗ったあと俺はリビングに向かった。
「お兄ちゃん今日はわたし委員会の活動があるから早く出るからご飯は自分でなにか食べてね」
蒼空はそう言いながら学校用のバックを持って玄関に行き威勢のいい声で「いってきまーす」言って家を出た。
「朝飯なに食べようかなぁ〜」
俺はキッチンに向かい冷蔵庫を開いた。
「なんもねぇな」
冷蔵庫の中は調味料と麦茶と栄養ドリンクしかなかった。
「あいつなに食べて学校に行ったんだ」と心の中で思う。
俺は特に腹が減って無かったので自室に戻り学校の準備をし始めようとした時スマホが目に入った。
いつもなら「今から迎えに行くね!」ってLINEで黴雨から来るはずだがやはり昨日の件があっては流石に来ないか。
と思いながらも少し期待してしまう自分がいた。
\ピロン/
スマホからLINEの通知音が聞こえた。
黴雨からと一瞬期待したが画面を見ると公式からのLINEだった。
学校の準備をやり終えると制服が入っているクローゼットを開けて制服を取り出した。
うちの学校の制服は紺色のジャケットに白色のワイシャツ下のズボンはグレーで男子は赤色のネクタイ女子は赤色のリボンを付けるとゆう校則になっている。
俺は白色の下着を着てその上にワイシャツそしてジャケットとゆう順番で着ていったそして最後にズボンを履けば完成。
あらなんとゆうことでしょう先程までとは大違い、引ニートみたいな服装から爽やかフツメン少年大変身。
なんて冗談はさておき部屋にある壁掛け時計に目をやるといつも家を出る時間ギリギリになっていいた。
いつもなら黴雨が来てくれるからこんな事にはならないのだが今日は黴雨はいないとゆうかもう一生黴雨と登校しないのでは?と思ってしまう。
いやダメだアイツの事を考えていては早く行かないと!
俺は玄関扉を勢いよく開け駆け足で家を出た。
どうもmikiです。
4話ご愛読ありがとうございます!
雲行きが怪しくなって来ましたね!
ヒロインがなかなか出てこない焦らしますよ!
てなわけで5話の投稿も不定期なのでお楽しみに!