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第2話

俺が目を覚ましたのはちょうど午後4時ぐらいだった店員に起こされた俺は店員に謝ってからコンビニにを後にした。

雨はもう止んでいた俺の顔が水たまりに反射して映る。

俺はまだこれから黴雨とどうすればいいのかが分からなかった。

正直あんなこと言ったけど今思えばめっちくちゃ恥ずかしい事をしたと今更ながら感じた。

俺の2人の友達のうちの1人と絶交してしまったので俺には友達が1人しかないない。

その友達は黴雨みたいに陽キャではなく俺に似ている陰キャだ。

顔は良いんだがコミュ力が無くて友達が出来ないらしい

俺もその気持ち十分わかるからこいつとは仲良くなれる気がして気づいたら友達になっていた。

俺はそんな事を思いながらも家への帰り道をとぼとぼ歩いていた。

俺が大きな交差点を渡ろうとした時

誰かに肩をポンポンと叩かれたのだ

俺が振り向くと可愛らしい茶髪のショートヘアーの女の子がいた

俺はこんな子に面識はない俺が知っているおんななんて黴雨と莉乃だけだから。

服装を見ると見慣れない学校の制服だった。

「あの〜もしかして亮くんですか?」

えっ?なんで俺の名前知ってんのこわ!

とりあえず俺は冷静になり質問に答えた

「そうですけど僕になにか?」

俺がそう言うと彼女は小さく拳を握ったそして小さな声でよっしゃと言っているが聞こえた。

俺にはなぜ彼女がこんなに喜んでいるのか分からなかった。

俺は疑問を抱き彼女に質問をした

「あの〜なんで僕の名前を聞いてそんなに喜んでるんですか?」

俺の質問に彼女は小首を傾げた。

そしてこう言った

「亮くん覚えてないんですか?私ですよ舞ですよ梶家舞ですよ昔私が事故にあいそうな時に助けてくれたじゃないですか!」

俺はなんのことだかさっぱり分からなかった

「もぉ〜なんで覚えてないんですか!私ずっと亮くんの事を探してたんですよ!あの時のお礼がしたくて」

えっ?俺の事をずっと探してたって今言ったよねうわ〜なんて優しい子なんだでも俺まったく覚えてないわこんな子助けたの。

俺はひとまず話を整理させた

「えーっとまず君の名前を教えてくれる?」

「はいっ私の名前は梶家舞です加田高校2年生です」

えっ?今この子加田高校で言ったよね?

加田高校って偏差値70越えの天才学校じゃん

渋谷区恵比寿西にある私立の高校で俳優やプロスポーツ選手を多く排出してるめちゃやば高校じゃん。

そんな子が俺を探していたなんて

まじ感動!!

って話脱線しすぎ!

「とりあえず名前は聞いたから次はその事故について詳しく知りたいな」

「はい分かりました、私がちょうど7歳ぐらいの頃でした私が友達とバレーボールしていて私がスマッシュしたボールが転がって道路に出てしまったんですそれで私がボールを取りに行こうとして道路に飛び出したらトラックがかなりのスピードで来ている所を危機一髪のところを亮くんが助けてくれたのです」

うーんまったく思い出せねぇそんな事俺がホントにしたのかよ。

俺は「人違いなのでは?」と聞くと

「いや私を助けた後に僕の名前は伊原亮君の名前は?って言ってましたから」と答えた。

「てかなんでそこまでして俺にお礼がしたいんだ?」

「だってあの時亮くんが助けてくれていなかったら私は死んでいたかもしれなかったんですよ!」

舞は少し頬を赤らめて言った。

「そうかお前の気持ちは十分分かったじゃあお礼っての貰ってもいいか?」

「はいっ!」

舞は太陽のように明るい笑顔で答えた。

グフッこの笑顔をかなりの攻撃力

「それでお礼ってなんなんだ」

俺たちは交差点を渡りきってすぐ近くにある河川敷で歩きながら話を始めた。

「お礼はですね…」

なんだか凄く緊張するそんなに焦らすなと言葉に出そうになるがなんとか抑えている。

「お礼はなんだ?」

「それは…ヒミツです」

は?

なにこいつあんなに焦らしといてヒミツだと舐めやがって!

少し可愛いと思ったが俺の評価はだだ下がり。

まぁいいここは大人の対応をとるとしよう。

「まぁいいそこまで俺も気にしてはいなかったからな」

ふっなんて神対応なんだ自画自賛してしまう程の対応ではないか。

まぁこの対応にアイツも俺の評価が変わったであろう

俺は舞の顔を見るとゴミを見るような目をしていた

ファッ!!

なぜだ俺のどこが悪かったってい言うんだ返し方も完璧だったはずが。

まぁいいどうせお礼をしたらこれでさよならだろう。

てゆうかここどこだよ!?

こいつについて行って数十分ぐらい歩いたがまったく見たこともない場所に来てしまった。

もしかしてこやつ異世界への連れ人か?

俺は急いで舞にここはどこだと尋ねた

「オイッここどこだよ!」

「ここは恵比寿西ですよ」

えっ?俺いつの間に恵比寿西に来てたの?

とっくに俺の家すぎてんじゃねえかよ〜〜〜

俺は焦ったここから家への帰り方も知らんしここら辺の土地も知らん

はいオワタ

「お…おいっお前お礼ってのはまだなのか?俺もう帰りたいのだが」

「あと少しですから少し我慢してて下さい」

俺は何処に連れて行かれるのかもしかしてこいつのおもちゃにさせられたりして。

まぁもう少しでって言っていたから少し我慢して歩くか

「はいっ着きました目的の場所に!」

舞がそう言うその場所には家があった。

は?家がお礼どゆこと?

「ちょっとそろそろお礼を教えてくれないでしょうか?」

「私からあなたへのお礼ってのは私と付き合うっていうのがお礼」

えっ?うん?今なんて?

お礼が付き合うこと?

は?

理解が追いつかん

「ちょっと待って一旦落ち着かせて」

これはヤバイとにかくヤバイ

お…俺についにカノジョが?

生涯童貞だと思っていた俺が?

ヤッホーい

神様仏様恋の神様ありがとうございます感謝してもしきれません。

こんなハイスペックな子が俺の彼女に?

ふっすまねぇ雅之俺の方が先だったな

俺は即答したもちろん大人の対応でな

「ふっ君がそのお礼でって言うならそれで良いよ」

これは決まったっしょ!

完璧だわ〜

これで俺も祝脱童貞ですわ

俺が舞に近づいて手を繋ごうとすると

「ちょっと待って流石にいきなり付き合うのは早いから友達からね!それで友達として良好な関係が作れたら付き合おう!」

えっ?俺のさっきの感動返せや

あんなに喜んだのになにが友達からだよ

ふざけんじゃねぇーーーー

こうして俺は友達を1人失ったものの新しい友達が出来たのである。

一方黴雨はというと…

寝てた

「むにゃむにゃごめんね亮くんむにゃむにゃ」

やはり黴雨はまだ亮の事が好きであるこの関係どうなっちゃうの!?




こんにはmikiです。

幼なじみの後輩に勉強を教える事になったのだが2話の視聴ありがとうございます。

初投稿からかなりの短時間での投稿でしたので少し短くやっています。

またチェックがままならない部分が多いかもしれませんがご了承くださいませ。

3話は期間を置いて投稿するつもりなので是非次回も楽しみにしていて下さい。

それでは

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― 新着の感想 ―
[気になる点] なんかゴチャゴチャしてて読みにくい... [一言] ストーリーは面白いけど... これからに期待して待ってます。 上から目線ですいません!
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