6、縄張り
ランドへは2時間くらいで到着した。リンが言うに俺がモンスターを一撃で倒して進んだことが原因らしい。さすがに腹が減った。
「そういえばリュウさん。レベルは上がりましたか?」
「ん、どうだろうな。」
「通ってきたところは通常だと銀級冒険者以上がパーティーを組んで行くところで、たぶん経験値もそれなりに入るんじゃないかと思うんです。」
「銀級冒険者?経験値?」
「モンスターと戦ったり倒したりすると経験値が入るんですよ。けっこう入ったと思うのでステータス確認してみてください。」
おれはステータス開いてみた。
ネーム:龍
ジョブ:任侠
レベル:11
ステータス
パワー:90 S
ガード:81 A
スピード:84 A
マジック:0 G
パッシブスキル
身体強化SP
攻撃魔法無効
状態異常無効
危険察知SP
日本刀装備可
スキル
身体強化付与 任意
攻撃魔法無効付与 任意
一刀両断
縄張り指定 10か所
縄張り異常察知
縄張り転移
「もうつっこむ気も起きません・・・。」
「どうも途中から体が軽いと思ったら能力が上がっていたのか。」
「そうみたいですね。それと銀級冒険者の件ですが、冒険者協会が能力や実績を加味して冒険者を階級分けしてるんです。見習い・銅・銀・金・白金と上がっていきます。基本的には見習いからですが、能力が高いものは飛び級することもあるみたいですよ。」
「まぁなんでもいいんだけどな。」
「ところで、縄張り指定とかってどんな能力なんですか?」
「自分が指定した町・物・人を縄張りとして、そこに異常があるとわかったり、そこへ瞬時に転移出来るらしいな。」
「すごい能力じゃないですか!私を縄張りにしてくださいよ!」
「なんでだ?」
「いや、私になにかあってもすぐに来てくれるなんて王子様みたいだなと・・・」
「わかった。ただ、体に俺の印がつくみたいだぞ。いいか?」
「あ、大丈夫です!」
俺はリンを縄張り指定する。するとリンの腕に龍のマークが浮かび上がった。
「あ、ありがとうございます!大事にします!」
「大事にしなくても俺が解除するまでたぶん消えないけどな。そんなことより飯にしよう。」
「はい!いきましょう!」
・・・・・・
・・・
俺たちは近くの食堂で食事をすませ、協会へ向かった。
「それにしてもすごい能力ですよねーいきなり金級なんてこともリュウさんならあるんじゃないですか?」
「自分ではすごいことがわからないからなんともいえないな。」
「あ、あそこに見えるのが冒険者協会ですよ!」
俺らは冒険者協会に入った。