3、ステータス
:龍
ジョブ:任侠
レベル:1
ステータス
パワー:81 A
ガード:73 B
スピード:75 B
マジック:0 G
パッシブスキル
身体強化SP
攻撃魔法無効
スキル
身体強化付与 5分
攻撃魔法無効付与 5分
「なんですかそのとんでも能力は・・・」
俺が一通り内容を伝えるとリンはそうぼやいた。
「て、いうかですね。レベル1でその能力であること自体がおかしいんですよ。AとかBとかありえないですからね。国家専属騎士の人たちがレベル30でやっとBとかの能力ですから、本当にレベルあがったらどんなことになるのか想像もできないです。」
「国家専属騎士がよくわからないが、とにかくすごいんだな。レベル30といえば、リンも30だったな。能力、高いのか。」
「んー教えてもらったので、私のもお伝えしておきますね。恥ずかしいですけど。」
ネーム:リン
ジョブ:全魔導士 Ⅲ
レベル:30
ステータス
パワー:39 F
ガード:52 D
スピード:54 D
マジック:82 A
パッシブスキル
魔力回復+
レベル2以下魔法相殺
スキル
火魔法レベル5
水魔法レベル5
風魔法レベル5
土魔法レベル5
魔法合成レベル3
「魔法にレベルがあるのか。それと魔法合成とはなんだ?」
「魔法合成は魔導士だけが出来まして、例えば火と風を組み合わせると雷魔法が使えるんです。他の種類としては水と風で氷、火と土で爆、水と土で生となっています。」
「生というのは?」
「簡単に言えば回復魔法です。理屈はわかりませんが、怪我や病気を治せます。ちなみに、魔導士というジョブは自分で言うのもなんですが、希少なんです。普通は〇〇魔法使いといった感じで、一種類、もしくは、雷魔法使いなら、火と風と雷魔法が使えるといった感じになります。」
「魔導士は結構すごいんだな。他にはどんな職業があるんだ?」
「基本的なもので戦士、魔法使い、道具士が全体の50%くらいですと言われています。で、それぞれの格上のジョブが45%、最上級職が5%、ユニークというのが、1%以下で、ほとんど知られてないみたいです。」
「俺はどこに属するんだろう。」
「さぁ・・・正直、分類ってあんまり当てにならないんです。中には魔法剣士っていうのもいますし。でも、ジョブの名前の横に数字が入ってませんか?私ならⅢで、これは最上級で、Ⅰ~Ⅲがあって、これが基本、格上、最上級を表すっていう風に言われています。ただ、ジョブの優劣がその人の能力ってわけでもなくて、ただの剣士でもすっごく強いひとはいます。まぁそれはこの世界を周ればたぶんわかることなんですが・・・」
「ですが・・・なんだ?」
「・・・リュウさんはこれからどうするんですか?」
「せっかくだからこの世界を見て周ろうかなと思っている。」
「そうですか・・・一通りこの世界の現状を説明しておきますので、聞いていただけますか?」
「聞こう。」