第八十六話
どうも時候の文ってめんどくさいですよね朝廷です。
昨日はすみませんでした。
それでは第八十六話スタートです!
【ログインしました。】
さてログイン。
リアルでゆっくり休んで来た為調子は良くなったがその分時間が経ってしまった。
俺は身支度を整えて急いで王城に向かった。
王城は王都の真ん中に存在する白を基調とした城だ。
城門前には衛兵が二人立っており俺が近付くと通さないように遮ってくる。
「すみません。関係の無い方はここには入れないんですよ……」
「いえ関係はありますよ?聞いてもらえれば分かると思いますけど……」
そう言いながらギルドカードを取り出す。
それを見ると衛兵は納得した顔になり、
「貴方がアレンさんですか……白ランクおめでとうございます。話は聞いておりますのでどうぞお入り下さい。」
そう言いながら武器を引き門を開けてくれた。
「ギルドマスターは会議室にいると思います。場所は中にいる者に聞いてください。」
そう言いながら彼等は門を閉めた。
城門の中には綺麗な庭が広がっており少し前に見た剣の精霊王の城の庭を思い出した。
この件が一旦落ち着いたら向こうをゆっくりと見て回るのも良いかもしれない。
そんな事を思いながら城の中に入った。
城の中はとても豪華でいかにもRPG系の城の中って感じがする。
俺は入り口の側にいたメイドに会議室に案内をしてもらい部屋の前に着く。
ノックをすると「入ってこいアレン。」と言うギルドマスターの声が聞こえたので俺はそのままドアを開けた。
中にはギルドマスターといかにも隊長風の男とその周りに豪華な装飾を着けた男達がおり一番奥の席には王様が座っていた。
何故王様と分かるかと言うと何となくの勘なのだが一応王である自分が感じたのだから間違いでは無いだろう。
「お初にお目にかかります。ギルド所属白ランクのアレンでございます。」
「アレン遅かったな。そんな挨拶は良いからまずお前が冥界種と出会ったときの状況を教えてくれ。」
「分かりました。まず俺はケルベロス討伐の為にヘムナトの森に向かいました。しかしそこにはケルベロスは居なく変わりにライオットと呼ばれる冥界種がいました。」
「それでお前はそれを倒したというのか!?」
「いえ退くだけでとどまりました。俺も一時期は酷い手傷をおったもので。」
そう言ってきた男に伝えると使えないと言うような顔をして自分の席に座り直した。
すると今度は隊長風の男が手を挙げて質問してくる。
「すまない一つ質問良いか?貴方は見たところかなりの剣の使い手のように見えるがそれでも手も足も出なかったのか?」
「いや、正確に言うと俺は一回ライオットを殺した。だがあいつは戦いの余波で生じた魔力を使って無傷の状態で復活した。」
この事を伝えると王以外が息をのんだ。
「奴等が言うことには周りにエネルギーが有る限り死なないらしい。」
「そうか……ありがとう。」
そう言い隊長は席に座り直した。
周りを暗い雰囲気が漂う。
するとついに奥の王が口を開く。
「冒険者アレンよ。」
「はっ。」
「お前はどう見る此度の戦は勝てるのか否か。」
「我々の力だけだと到底無理でしょう。ですが異人達の力を借りれば恐らく。」
「ふ、ふざけるな!あんな奴等の力を借りるだと!報告によるとそいつらも冥界種の仲間みたいじゃないか!王よこの者はやはり王を惑わそうとしております!」
やはり反対する奴がいたか……
俺はそいつを説得しようと席を立つがその前に王が喋る。
「静かにしろ財務大臣。私を惑わしているのかどうかは私が決める。それに報告だけを鵜呑みにして自分で確認しないのは愚の極みだぞ。」
そこまで言われると財務大臣も言い返せないのか悔しそうな顔をして後ろに下がる。
「さてアレンよ。」
「はっ!」
「この度の件はお主とギルドに一任する。」
「はっ……はい?」
「二度は言わないぞ。会議は終了だ。」
そう言って王は外に出ていった。
しばらくの間会議室は静まり返り皆動けなくなっていた……
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