第八十一話
どうも最近マジックが上手くなってきて嬉しい朝廷です。
昨日は予定が入りすぎて投稿出来ませんでした。
それでは第八十一話スタートです!
【ログインしました。】
次の日ログインして探索を開始する。
「いませんねマスター……」
「あぁそうだなイウ。ここまで探していないとするとここから移動したか若しくはこちらに気付いて隠れているか。」
探索開始からしばらく経っているが姿はおろか痕跡さえも見つけることが出来ない。
「それにしても少し静かだな……」
「そうですか?普通に感じますけど。」
「いや不自然に静か!」
後ろから殺気を感じてイウで咄嗟に防御をするとイウに剣が交差する。
剣を振ってきた相手を見てみるとそこには一匹の黒い犬が立っていた。
口には剣をくわえており瞳の部分には本で呼んだ冥界種の印が入っている。
とても大きく周りには炎がふよふよと飛んでいる。
まさかこれがケルベロスなのか?
いや、特異種といっても流石に大きな特徴である三つ首じゃなくなるなんてあり得ないだろう、と言うことは……
【貴様かまたも我の領域に踏み込んでいる愚か者は……】
そんな声が頭の中に響いてくる。
どうやら念話を使ってくるようだ。
【お前はなんて言うんだ?】
【我に対してお前だと……?死にたいのか!】
そう言いながら周りに飛んでいた火の玉を飛ばしてきたがその火の玉は指輪に吸い込まれていった。
【ほぅ……人間の分際でやるではないか。よいよい。作戦の前哨戦だ。このライオットが相手をしようじゃないか!】
そう言って剣を振りかぶりながら襲ってくる。
いつの間にか周りの炎は竜巻になって襲いかかる。
剣はイウで炎は指輪で受け流すが竜巻の風はもろに受けて吹き飛ばされる。
「【疾走】!【龍剣】!【AGIブースト】!【AGIブースト】【人化解除】!」
俺はバフをかけながら【人化】を解除する。
龍の姿になると所々に金の装飾が入っており何処となく機械っぽい感じがした。
【ほぅ不思議な雰囲気だと思ったら貴様龍か!はっそれなら余計ここで始末しておかないとな!】
【勝手に言ってろ。俺はお前を倒すだけだ。それに聞かないといけないことも増えたみたいだしな!】
剣と拳が交差し、魔法とブレスがぶつかり合う。
森の中心はボロボロになっており所々凍りついていたり硝子に変わっていたりする。
剣王術/炎帝流特殊技 【炎龍】
【炎龍】
龍の状態だけでの特殊な技。
炎のブレスで巨大な剣を作りそれを振り下ろす技。
剣王術/氷帝流特殊技 【氷龍】
【氷龍】
龍の状態だけでの特殊な技。
炎のブレスで巨大な剣を作りそれを振り下ろす技。
剣王術/氷帝流 【剛氷】
【剛氷】
氷を厚く纏い固くなった剣で相手の頭から振り下ろし切り抜く強単発攻撃。
ダメージが大きい代わりに剣が重くなり動きが鈍る。
剣王術/氷帝流 【柔氷】
【柔氷】
氷を纏い剣に柔らかさを求めた攻撃。
剣を鞭のように振るい様々な方向から攻撃を仕掛ける技。
ダメージは少ないが手数が多く速く動くことが出来る。
『覚醒せよイヴァーナク!』
【ほぅ【覚醒】の龍剣まで使えるのかますますたぎるぞ!】
攻撃が通らない。相手の重要な攻撃が通らない代わりにこちらの攻撃も通らない。
それと……
【マスター……そろそろ限界です……】
【すまないイウ。かなりの無理をさせて……】
どうやら龍状態での【龍剣】にはイウにかなりの負担がかかるようで今にも解けそうになっている。
更に俺自身も【人化】を使っている時間が長すぎて龍の身体での戦闘は上手くいかない……
【【人化】】
そう言うと人の姿に戻った。
やはりかなりの負担があるようでイウも【覚醒】が解けてしまった。
【ほぅ舐めているのか?】
【いやいや、そういう訳じゃないさ。こっちの方が戦いやすいだけだ。】
【龍剣も【覚醒】が解けているようだし本来は人?それにしては龍としての力は十分すぎるほどあったし……】
そんな考え事をしていたが数秒後には顔をあげて、
【まぁ後で分かることだ!】
そう言って剣を降って襲いかかってくる。
戦いは激化する……
【NNPCアレンの戦闘経験値量規定値突発】
【スキルの解凍開始】
【???起動率10%】
【ワールドクエスト開始まで残り50%】
「とうとう始まるのか……」
暗くカタカタとキーボードを叩く音だけが聞こえる部屋で怪しい男が呟いた。
「今夜は徹夜かなぁ……」
怪しい?
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