第七十九話
どうも最近あることにはまってしまった朝廷です。
いやーまさか自分があれにはまるとは……
はまったものの内容は皆さんの想像にお任せします。
それでは第七十九話スタートです!
今は王都から出ている途中の町までの馬車に乗っている最中だ。
あの後俺は王都に向かって準備をした。
準備として用意したものは五つだ。
一つ目は隠れ蓑。
これは何があるか分からないから購入した物だ。
これがあれば奇襲を仕掛けることもできるし何か危険な事があっても様子を見ることが出来る。
因みにアクセサリー系統の黒いマントだ。
【黒の隠れ蓑】
黒い色をした隠れ蓑。
これを使えばモンスターに発見されにくくなる。
しかし攻撃に当たる若しくは攻撃をすると効果が無くなるので注意。
因みに黒なのは製作者の好み。
効果
【隠蔽】等の効果を上昇させる。
敵に見つかりにくくなる。
二つ目は回復系のアイテム
確かに俺は【エリクサー】は持っていてもその個数は1個。
だから持久戦になっても大丈夫な様に他のHP・MP回復系アイテムも大量に買っておいた。
三つ目は銅鉱石だ。
これは【剣の精霊魔術】用だ。
今現在様々な種類の鉱石が出てきている様で第二陣が来たとはいえ銅鉱石はかなりの量が余っているみたいだ。
だからまとめ売りしてあったのを買ってそれを【剣の精霊魔術】を使って銅を取り出した物だ。
そしてその銅に俺の魔力を通して強化した。
【大きな魔力銅の塊】
レア度4
品質A
とても大きな銅の塊に純粋な魔力を通して作った物。
通常の銅より耐久値が高く魔力を通しやすい。
四つ目はサブ武器
今回サブ武器として小さいナイフを数本買ってみた。
理由としては投げることも出来るし咄嗟に反応してナイフで攻撃出来るからだ。
【小型ナイフ】
丁寧に作られたナイフ。
投擲にも振るうこともできる。
STR+5
五つ目最後はあの襲ってきた奴等が持っていたあの指輪だ。
あの指輪を調べてみると、何らかのイベントで手に入れた物の様だ。
他にも氷とかを妨害する指輪とか無いか探してみたらオークション機能の方で売り出された為センの名前を使って競り落とした。
更に調べてみるとこの指輪は炎や氷を無効化するんじゃなくてその炎や氷を指輪に溜め込む物らしい。
【吸炎の指輪】
炎のエネルギーを溜め込む石を埋め込んで、ある細工師が作り上げた指輪。
溜め込んだ炎は容量を超えると爆発し放出される。
溜め込んだ炎の量に比例して炎属性のダメージを強化する。
STR+15
【吸氷の指輪】
氷のエネルギーを溜め込む石を埋め込んで、ある細工師が作り上げた指輪。
埋め込んだ氷は容量を超えると周りを凍りつけて放出される。
埋め込んだ氷の量に比例して氷属性のダメージを強化する。
AGI+15
これが今回用意した対ケルベロス用のアイテム達だ。
隣ではイウが緊張した面持ちで座っている。
「どうしたんだイウ。緊張しているのか?」
「マ、マスター。はい、正直に言うと緊張しています。逆にマスターは緊張していないのですか?」
「まぁ緊張はしていないかな。緊張して体の動きを阻害するのも不味いしな。それにこれから起きることにわざわざ緊張してたらきりがないしな。」
「そうですか。マスターは強いですね。」
「そうかい?」
イウは緊張した顔を少し緩めている。
「マスターは勝てると思いますか?」
「どうだかな……相手の情報が全然分かって無いから根本的な対策も取ることが出来ないしな……トールの言葉通りに出来る事は全てしたつもりだけどもな。」
そう言いながらも一抹の不安がよぎる。
ここまで準備をしたけどもし負けてしまったら死んでしまったら……
そう考えると手が少し震えてきた。
するとイウがその手を握った来た。
「大丈夫ですよ、マスター。私がマスターを守ります。」
「ありがとうイウ。そうだよな頑張ろうか。」
その手をそっと握り返す。
こんな二人を乗せたまま馬車は町にたどり着く。
戦いの火蓋は切って落とされた。
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