第七十八話
どうも最近忙しい朝廷です。
すみません。明日投稿できるか分かりません。
それでは第七十八話スタートです!
と言うわけでやって来たのは師匠雲海さんのところだ。
と言うかイルカルラの件の後長い間来ることが出来なかったから少し申し訳ない気持ちもあるんだけども……
そう思いながら洞穴に入ると雲海さんはあたたかく迎えてくれた。
「アレン様お久しぶりです。また修業ですか?」
「あぁ雲海さんお久しぶりです。いえ修業もしたいのですけれど今日は少し聞きたい事があるんです。」
そう言って俺はクエストとして変異種のケルベロスと戦うことになった旨を話した。
「なるほどケルベロスですか……それでそのケルベロスについて聞きに来たと。」
「はい。何か知っていることがあったら教えて欲しいんですけど……」
雲海さんは少し考えた後に奥の方から古く厚い本を取り出してきた。
そしてその本をパラパラと捲りながら話始める。
「アレン様はモンスターにも種類があることをご存じですか?」
「種類ですか?一体どんな?」
「一つは通常種。普通に現れるスライムとかウルフ系のモンスターですね。次に精霊種。ここには精霊や精霊に連なるものたちが分類されます。その次が古代種ここは古代から長いこと生きて色々な知識を得たものたちが分類されます。その次が龍種。基本的に龍に関係しているものを人間達が呼称しています。」
ページを捲り終わったのか捲る手を止めて指さしながら説明をする。
「そして最後に冥界種と天界種ですね。これが今からアレン様が戦おうとしているケルベロス何かもここに入りますが出来ればここに含まれるものと戦わない方が良いです。」
「どうしてでしょうか?」
「ケルベロス程度なら向こうも文句を言いませんが他の眷属を倒したら何らかの形で報復されるか目をつけられますから。」
眷属か……
冥界種と天界種……冥界と天界……地獄と天国……ヘルとヘブン……ヘルンワールドオンライン……偶然とは思えないな……
「なるほど彼等はこちらには出ては来ないのですか?」
「えぇ。基本的に彼等はこちらには出てこないで外の冥界と天界から見てくるのですが……すみません。彼等の考えは良く分からなくて。」
「大丈夫です。後はこの本を読んで自分で処理します。」
「えぇそれでしたら。読み終えたら本はここに置いていって下さい。」
そう言うと雲海さんは買うものがあると言って洞窟の外に出ていってしまった。
一人残された俺はケルベロスのページに目を通す。
【ケルベロス】
種別冥界種
討伐可能ランク白
黒く大きな3つの頭を持つ犬型のモンスター。
別名三頭犬、冥界の門番
火の玉を放ったり強力な噛みつき攻撃が基本的な攻撃の方法だ。
弱点としては尾の部分と水属性の攻撃があげられる。
更に特異種だと炎属性ではなく水属性だったり狂暴性が増したりなんていうものも発見されている。
出現場所は不明。
生体も基本的に姿を見ることがないので不明のままだ。
一説では冥界に何らかの異変が起こるとこちらにやって来ると言われているが確認は出来ていない。
なるほど。やはり火の系統か……
俺は他のページを捲って他の冥界種の情報を探すが出てこない。
やはりそれほど貴重な情報ということなんだろう。
しばらくすると雲海さんが帰ってきた。
「どうですか?何か有益な情報は得られましたか?」
「えぇ。かなりいい情報を知ることが出来たので早速準備をして向かいたいと思います。」
「そうですか……ならこれを持っていって下さい。」
そう言うと雲海さんは黒い球状の物を3つ程度取り出してきた。
「これは閃光弾と言い、文字の通りに投げて使うとその場所で強い光を放つというものです。ケルベロスの戦闘に是非役立てて下さい。」
「ありがとうございます。」
「頑張ってきてくださいね。」
そう言いながら雲海さんと別れる。
さて先ずは今回の情報を生かして王都に戻って準備を進めよう。
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