第七十七話
どうも最後総合評価が3000ptを越えて嬉しい朝廷です。
皆さんこれからもよろしくお願いいたします。
それでは第七十七話スタートです!
ギルドに入ると中はかなりの人でごった返していた。
何事かと人の集まっているところを見てみるとそこにはボロボロになったトールがいた。
「おい!大丈夫か!」
「おぅアレンか……いやーちょっとあのクエスト失敗してな。」
「白ランク承認のクエストか……」
「あぁまた受ける事は出来るみたいだけどな。お前も今から受けるのか?」
「そうだ。ってそんなことよりもう休め。」
「あまり詳しいことは言えないけど絶対に油断だけはするな……良い……な。」
話終えると糸が切れたかのようにトールの体から力が抜けた。
死んではいないみたいだがかなりの怪我だ。
【マスター……大丈夫ですか?】
【心配ではあるが大丈夫な事を祈るしかないだろう。】
それもあるが黒ランクのタンクであるトールがここまでボロボロになると言うのがかなりの驚きだ。
考えられるのは三つ。
一つは物量、一度にガード出来ない量の敵が出てきてそれらにやられた。考えられる例としては群れで出てくるモンスター。今まで出てきたモンスターだとウルフとかが当てはまるのか……
二つは強さ、シンプルに自分よりも強い攻撃を出せる敵にやられた。ボス級のモンスターにあたったか龍とかの特別な種族にあたったか……
そして最後三つ目だが……
「次の人どうぞ。」
「はい。」
その両方だ。
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白ランク承認試験のクエストを受けると説明の為に別の部屋に通された。
しばらくそこで待っていると女性の方が紙を持って入ってきた。
「お待たせいたしました。こちらがクエストの資料になります。」
「ありがとうございます。ギルマスはいないのですか?」
「すみません。生憎ギルマスは出ていまして。何か用があれば伝えますけど……」
「いえ、大丈夫です。居たのなら少し話をしたかっただけなので。」
「そうですか。それではそれを読み終えたらクエストの開始です。頑張ってください。」
そう言うと女性は部屋から出ていった。
部屋に一人残された俺は紙に目を通した。
一枚目は地図で目的地までの地図がのっているのだろう。
この地図を見る限りかなり遠くの森まで行くみたいだ。
次は道中のモンスターの分布図だが、これを見る限りLVの高いモンスターのいるところを突っ切るルートのようだ。
先程のトールのダメージ予想だが、もう一つ途中のモンスターで疲弊しているところを襲われたという選択肢を追加しておこう。
そして最後の一枚がクエストの概要らしい。
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白ランク承認クエスト 三頭犬(変異種)の討伐
ランク黒
依頼主ギルド
王都を越えて遥か北の方に向かうとヘムナトの森がある。
今回はその森で発見された三頭犬(変異種)の調査、討伐を頼んだ。
変異種であるから普通の属性の攻撃のダメージが入るとは限らない。その点にも留意しつつ攻略してくれ。それから最後に最近ヘムナトの森の様子が少しおかしい。その原因も調べてきてくれ。
報酬
白ランク承認
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なるほど三頭犬か……
つまりはケルベロス、それも変異種ときたか……
「マスター。ケルベロスってなんですか?」
「ケルベロスって言うのはその名前の通り三つの頭を持つ犬だな。基本的には地獄の門番として扱われる事が多い。そしてその地獄ってイメージから大体火属性、若しくは闇属性として扱われる事が多いな。」
火属性ということは(変異種)として考えられるのは氷属性、光属性、聖属性になるのか?
後は頭一つずつ属性が違うとか。
それに気になるのがヘムナトの森の異変ってところだ。ここにトールが傷をおったヒントがあるかもしれない。
だがここになって属性系の技がきつくなってくるなぁ。
まぁだからこそ氷属性の【氷帝流】とかが手に入って良かったってところだな。
それにしても情報が無さすぎるな……
どれだけリアルでの知識を持ってたとしてもここでは違ったり俺と違う解釈をしていたらまた出てくるモンスターの感じもガラッと変わると思うしな。
ここは知ってそうな人に話を聞いていくのもありか……
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