第七十六話
どうも最近アイスばかり食べて腹を下した朝廷です。
皆さんも冷たいものの食べ過ぎには気を付けて。
それでは第七十六話スタートです!
「アレンさん!難易度上がりすぎじゃないですか!?」
ウサギの森について先ず最初に戦って貰ったがやはりレベル差がかなりあるようで中々に倒せないでいた。
彼も頑張っているが大体のダメージソースはテイムしたギョーザになっていた。
彼は今蹴りウサギに追われているみたいで鞭を振り回しながら逃げている。
周りにいる群れウサギをギョーザが処理していく。
「そんなにレベルは高くないさ。冷静に立ち向かえばそこまでの驚異じゃないよ。」
「そんな事言われたって俺まだ初心者なんですよ!直ぐに反応は出来ませんよ!」
「大丈夫。ほら相手の動きをしっかり見て自分と相手の間合いを確認して自分の間合いに入ってきた瞬間に踏み込んで武器を振るう。」
「そんないきなり言われたって出来ないですよ!」
そう言いながら鞭を使ってなんとか蹴りウサギを退けている。
「ほら出来てるじゃないか。」
「これは偶々ですよ。って後ろ後ろ!」
そう言われて後ろを見てみると大きなウサギが立っていた。
ギョーザがぐるぐると唸り声をあげている。
【鑑定】を使ってみるとこの情報が出てきた。
【フュージラビット】LV20
状態普通
【肥大化】【雑食】【格闘】
【歯撃】【気】
【肥大化】
体が肥大化してしまったモンスターが持つスキル
HPとSTRが1.5倍になりAGIが0.5倍になる。
【格闘】
体の部位を使って与えるダメージが多くなる。
【歯撃】
歯を使っての攻撃にボーナスが入る。
ふーんなるほどこれはユニークモンスターだったりするのかな……
「ちょっとアレンさん!逃げましょう」
「いや良いよというか丁度良い。」
「へ?」
「良く見ててさっき教えた事をやってあげよう。」
【マスター頑張って下さい!】
さてそう言った手前まぁ負けるわけにはいかないしというか負ける要素も無いしな。
「先ず相手を見る。」
そう言いながら俺はウサギを目の前に持ってくる。
「そして自分と相手の間合いを確認する。そのまま相手が自分の間合いに入ってきたら武器を振り抜く。この場合は自分から行くけどな。」
そう言って武器を構えて走り出す。
自分の上げに上げたAGIに全力で頼って走る。
相手もそれに反応して攻撃をしてくるがそれは悪手
「速っ……アレンさんって何者?」
剣王術/氷帝流 【鏡氷】
【鏡氷】
相手の攻撃に合わせて放つカウンター技。
この技は相手によって威力も使い方も異なる。
俺はウサギの攻撃と同時にそれを放つ。
そしてすれ違い俺はイウを振り抜いた状態でウサギの後ろに立っていた。
するとウサギはゆっくりと前に倒れそのHPを無くした。
その後は終始無言で彼のレベリングを手伝った。
その成果か彼も中々にレベルが上がってかなり喜んでた。
最後はボス前のセーフティーゾーンで別れた。
「アレンさん。一つ教えてくださいアレンさんって何者なんですか?強すぎると思うし普通じゃないと思うんですけど……」
そう言われると同時にクエストクリアとその報酬がプレゼントボックスに入ってきた。
これは後で確認するとして何か称号を渡す事が出来るみたいだ。
それを確認してみるとこんな感じだった。
【炎帝の弟子見習い】
AGI+15
【炎帝】アレンに弟子見習いとして認められた証。
【炎帝】アレンとの遭遇率が上がり、特殊なクエストを受ける事が出来る。
なるほどなるほど。
これはイルカルラの時と同じような称号だな。
弟子見習いと言うか俺としては後輩が出来た気分だったんだけどな……
それと俺の弟子で特殊なクエストって多分炎帝流を教えることが出来るとかそういうクエストだよな。よし楽しみになってきた!
そうと決まれば……
「少年。」
「は、はい。」
「俺が何者なのかそれは君が強くなれば分かることさ。だから俺の口からは言わない。その代わりにこれをあげよう。」
そう言い俺はあのときのイルカルラみたいに手の上に光の玉を出現させ彼に渡した。
「これは?」
「少年、強くなったらまた俺に会いに来い。そしたら色々と教えてやるよ。」
そう言い頭をクシャクシャと撫でる。
彼は何か言いたそうにしていたが、俺はそれを聞く前に、これからの楽しみが増えたことに喜びを感じながら、そして目の前にある戦いに心を踊らせながら【帰還】で王都に向かった。
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