第六十九話
どうも元気な朝廷です。
かなりテンションが高くなっております。
さて何故高いのかは皆さんの想像にお任せします。
それでは張り切って第六十九話スタートです!
「このような状態になったのは半年前でした……」
彼女はぽつりぽつりと話始める。
「私達は半年前まではのんびりと暮らしていました。この村にかけられている結界と我々の土の力で食物もかなりとれ妖精もかなりの数いました。そんな時私には一人の後継者がいました。彼女の名前はユキ。半年前にちょうど後継の儀だったのです。」
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「それでは今から貴女に土の精霊王の継承をします。」
私はそう言うと首にかけてあった土の精霊王の証を外して彼女に渡した。
「ありがとうございます師匠様。これで私が土の精霊王ですね。」
「えぇそうですね。これで私はゆっくりと休むことが出来ます。」
「えぇ安心してお休みください、師匠。」
そう言うと彼女はいきなり私に向けて土塊を飛ばしてきた。
そのまま避けて前を見てみるとそこには私が罪を執行してきた罪人達がいた。
「これはどういうことですかユキ?」
「いえ貴女には永遠に眠っていただこうと思いまして。」
「私を消すといってるのですか?その犯罪者達と共に?」
「えぇ彼等は私の思いに賛同して手伝ってくれています。まぁ彼等は貴女への復讐が目当てみたいですけどね」
そう言いながら彼女は距離を詰めてくる。
私はある準備をして彼女の話を聞く。
「貴女の目的はここの支配ですか?」
「えぇ師匠。貴女は甘過ぎる。人間達は私達精霊の事を軽視してこんなところに押し込んでいるのです!我々は今こそ人間を潰し勢力図を拡大するべきなのです!その為に貴女には犠牲となっていただきます。」
「愚かな。そんなことをして何になる。我々精霊は人との関わりを無くし別けて生活をしていく。それが今の世界の構造になっているの。私達が人前に出るときは彼等が召喚した時だけ!貴女にも教えた筈!」
「それが甘いと言ってるんです!奴等人間は我々を軽んじている。やはり貴女は精霊達の発展の為に死ぬべきだ!」
そう言って彼女は襲いかかってくる。
私はその攻撃と同時に周りに張っている結界を使って私と敵対した彼女達を外に追い出した。
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「幸い私にはレプリカの土の精霊王の証とこの結界起動の為の指輪は私が持っていたので結界の起動が出来ました。更に精霊達に自分が精霊王だと言い張る事が出来たんです。でももうすぐ彼女達が戻ってくるでしょう斥候から連絡がありました。彼女は1万の軍隊で押し寄せてくるらしいです。私達の戦力は集めても500になるかどうか……だからお願いしますどうか私達を助けて下さい。」
そう言う彼女の目には涙が浮かんでいる。
俺の手元には話の途中で戻ってきたイウがいる。
「この話の内容を知っているのは?」
「一部の隊長クラスの者です。先程貴方を捕らえていた者などがそれにあたります。とはいっても元々この場所は争いとは無縁の場所。攻め込まれたら勝つ手段がありません。」
「ふむ。色々と条件を認めてくれるのだったら手を貸すことが出来ます。」
「条件とは?」
「1つがその部隊の命令を全て託してもらうこと。そしてもう1つがこの戦いの後俺の用意するところに移ってもらうことこれが条件です。」
そう伝えると彼女は顔を曇らせる。
「1つ目の条件は大丈夫です。しかし2つ目の条件はどうして?」
「激しい戦いになるということはここが荒らされるということ。そうなるともうここに住むことが難しくなります。なので安全面とこれからの生活を考えるとこちらに移った方が良いと思います。」
【マスター何か詐欺師みたいです。】
言いながら俺も思ったけど言わないでくれると嬉しかったな。
彼女はかなり考えて思い詰めた顔で聞いてきた。
「その場所は安全なんですよね。民は守られるんですか?」
「えぇ剣の精霊王の名に誓って。」
「……分かりました。民の命に変わるものはありません。よろしくお願いいたします。」
彼女はそう言い納得してくれた。
さてここまで来たんだったらかなり好きに出来るぞ……
俺はまずある奴に連絡をとった。
【イルカルラ少し手を貸してほしい……】
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