第六十六話
はい。体ばっきばきの朝廷です。
一本休んでかなり元気でました。
しかし今日は7時ちょうどじゃないけど許してつかーさい。
それでは第六十六話スタートです!
何時も通りの道を通り水晶鋼の渓谷にたどり着いた。
「マスターとこんな風に歩けるなんて新鮮です。」
「あぁ俺もだよイウ。まさかこうなるとは思ってもみなかった。」
「それもマスターが【人化】のスキルをくれたからですありがとうございます。」
そう言ってイウは頭を下げてくる。
俺はそのお礼に気にしなくても良いのにと思いながら返事をしておく。
それにしても……
「イウ……」
「そうですね……」
周りから視線を感じる。
【危機察知】は反応してないが【第六感】が反応している。
これは多分相手は自分よりも弱いけどいるって事なんだろう。
大体分かる人数は10人程。
「周りにいるのは分かっている出てこい。」
そう言うと10人位プレイヤーが出てきた。
背格好から持っている武器までまちまちだが皆一様にして赤い指環を着けている。
「へぇ流石NPCと言えど【炎帝】とか名乗ってるだけはあるな。」
「お前らは……」
その十人の顔を良く見てみるとあのイベントの時に突っかかってきた奴等だった。
「へぇ俺らの事覚えてくれてるのか嬉しいなぁ。」
「何のようだ。」
「はっ!そんなの決まってるさ。またお前ら調子に乗ったことしたようだな?」
調子に乗った事?
俺が本当に分からないと言う顔をしていたため嬉々として喋ってくる。
「ははぁ分からないって顔だな?それもそうかNPCごときが考える事なんて出来るわけ無いもんな!」
下品な笑い声を上げながら男は話を続ける。
「簡単に言うとな?お前目障りなんだよ。俺達プレイヤーが主役のゲームであるはずだろ?それを何でNPCのお前に邪魔されなきゃいけないんだよ。
おかしいだろ!楽しみたいだけなのにさ!?」
そう男が声を上げると同調するかの様に周りの奴等も声を上げる。
「そうだそうだ!」
「おかしいだろ!」
【マスター……】
イウが心配そうな念話を送ってくる。
「それで?」
「ん?」
「まさかそれだけの下らない物のために俺は止められているわけでは無いだろう?」
正直に言おう我慢の限界だった。
俺はNPCアレンの前にプレイヤーセンとして過ごした為にこいつらの言わんとしてることが分かる。
だが俺はこの世界で色々な人と触れあうなかで考えも変わったさ。
俺にとってのこの世界を馬鹿にはさせない。
「だからお前を殺しにきたんだよ。この前は変なちんちくりんにやられたからな。今回の俺達は少し違う。何故なら火属性が無効になる指環を着けているからな!」
そう言って指環を見せ付けてくる。
「そうかならちょうど良かった。」
俺は【威圧】を全力で使った。
全員その位置で止まって動きたくても動かないらしい。
「お前らは調子に乗りすぎた。【絶対零度】」
すると世界は氷に包まれる。
使っている自分も肌寒い。
男達は恐怖でか寒さでか顔を真っ青にしている。
俺は止まっている男達を順番に【氷結】で凍らせて教会送りにしていった。
そして最後に残った皆を扇動してた男。
彼は顔は真っ青でも何処か余裕のある顔をしていた。
「また来てやるよ!お前ら機械と違って人間様の俺達は復活できるからな!」
「あぁそうかい。」
俺はそう言いながら周りから集めた氷で槍を作る。
そしてそれをおもいっきり突き刺す。
男は余裕そうな顔をしていたが自分の体を見て愕然としているようだ。
このスリップダメージを受けすぎたのか装備が壊れはじめているからだ。
俺はその男から指環を取り【炎熱】を男に使う。
するとその温度差に耐えられなかったのか装備は粉々に砕けてしまった。
男は絶望した顔を見せながら光になって消えていく。
これで暫くの間はちょっかいを出して来ないだろう。
辺りには氷と少し解けている部分が残った。
これが掲示板で話題になる話はまた先のお話。
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