第六十四話
最近良く寝れた朝廷です!
いやーやっぱり健康的な睡眠って良いですね!
それでは第六十四話スタートです!
「ただいま戻りました!ってし、師匠?」
「お客を置いてどっか行くものがおるか!馬鹿弟子!」
ちょうどお爺さんが俺の装備を持ってきた時にノーデスさんが帰ってきてお爺さんから拳骨を落とされている。
そうされたノーデスさんは痛がっているがその顔はどんどんと青く染まっていく。
「すみませんアレンさん!俺一人で暴走して更に店に一人で残していくなんて……」
そう言うノーデスさんは下を向きながら謝っ
「それについては気にしてないので大丈夫ですよ。」
「え?許してもらえるんですか?」
「まぁそこまで気にするような事でも無いですし大丈夫ですよ。」
「そう言っていただけるとこちらとしてもありがたいですアレンの旦那。ですがこの馬鹿にはしっかりと言い聞かせておくので。」
と言い頭を下げながら俺の装備を持ってくる。
その装備は全体的にメタリックな赤い色の鎧になっており、胸のところに銀色の龍がイウらしき剣に巻き付いている装飾がされており手の甲のところに銀色の小さな宝石のような物が入っている。
頭の部分は王国の騎士が着けているような兜になっている。
端からみるととても重そうだがお爺さんに言って着させてもらうと軽く、更に不思議な事に前がくっきりと見ることができる。
「アレンの旦那?着心地はどうですか?」
「はい、とってもいい感じです。前も見えて不思議な感じですけど。」
「あぁそこには【鍛冶魔法】って言う鍛冶師になるに必要な魔法の1つがかけられていてくっきりと見ることが出来るんです。後戦闘以外だったら念じると消すことが出来ます。それと性能面も是非みてください。」
言われるがままに性能も確認していく。
【炎剣龍の兜】
とある龍の血と力の結晶。
更にそこに使用者の魂がこもった兜。
炎と剣の力を感じるが他にもなにか力が?
STR+30 VIT+20
セットボーナス
【剣王術】→【剣王術/炎帝流】
【ソードホーン】→【ストライクスマッシュ】
【精霊瞳】
【???】
【精霊瞳】
精霊を見るために必要なスキル
これがないと精霊が見えても光の球として見える。
【炎剣龍の籠手】
とある龍の血と力の結晶。
更にそこに使用者の魂がこもったグローブ。
炎と剣の力を感じるが他にもなにか力が?
STR+40 VIT+10
セットボーナス
【体術】
【猛毒攻撃】
【切断】
【???】
【炎剣龍の鎧】
とある龍の血と力の結晶。
更にそこに使用者の魂がこもった鎧。
炎と剣の力を感じるが他にもなにか力が?
VIT+30 AGI+20
セットボーナス
【隠蔽】【身体強化】
【鋼鉄化】
【???】
【鋼鉄化】
使うと体が鋼鉄のように堅くなりダメージを受けなくなる。
使ってる間は動けなくなるがダメージをかなり減らす。
【炎剣龍の靴】
とある龍の血と力の結晶。
更にそこに使用者の魂がこもった靴。
炎と剣の力を感じるが他にもなにか力が?
AGI+45 VIT+20
セットボーナス
【疾風】
【燃焼】
【歩法】
【???】
【歩法】
古来から伝わってくる歩法を使うために必要なスキル
困難な道でも楽に歩けるようにもなる。
おぉかなり性能が良いな。
全て【???】が入っているのが気になるけどな……
「どうですか?アレンの旦那?」
「はい、気に入りました。ありがとうございます!」
「いえいえ。そう作るのが我々の仕事なので。」
俺は代金を置いて店から出る。
「ありがとうございました。またの来店を心からお待ちしてますよ。」
「アレンさん。俺頑張りますんで!」
「お前それがお客に対する口の聞き方か!?」
後ろから聞こえてくるこんな声にクスリと笑いながら俺は自分の家に向かいログアウトした。
【ログアウトしました。】
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