第五十五話
どうも眠い朝廷です。
眠い
それでは第五十五話スタートです。
「アレン!攻撃!」
「了解!【フレイムストライク】」
炎を纏った剣がネズミたちの群れに当たる。
その攻撃を避けネズミ達が安堵したのも束の間そこに迫ってきたのは避けられない死。
まぁ端的に言えばカレンの魔法だった。
「【ホーリーランス】」
その攻撃が当たる音が下水道内に響く。
そして砂ぼこりが舞う。
それが晴れるたところに残っていたのはボロボロになったネズミ達だった。
「おい。何やってんだアレン?」
「あぁいやちょっとな……」
「?まぁ良いけど。おーいカレンそろそろ行くぞ。」
「分かった。」
そう言うとカレンはネズミの死体を観察するのを止めて此方に走ってくる。
俺達は現在元の階層から3階層下がったところに来ている。
それからカレンの事を呼び捨てにしてるのはパーティーだったら連携をとるんだったら呼び捨ての方が仲が深まるだろうというトールの意見があったからだ。
別段どっちも断る要素が無いため、その意見を取り入れて名前を呼び捨てにすることにした。
「そろそろここで野宿か……」
探索を開始して2日
端的に言えば迷った。
地図も宛にできないし、段々と方向感覚も狂ってきた。
まだ救いがあったのは個人で食料を持ってきといた事だ。これのお陰で今も助かっている。
ログアウトは【アレン】が寝てる間にリアルで寝たり食べたりをしている。
見張りはカレンが結界を張ってくれたお陰で必要がなくなった。
そして2日目の夜を迎えようと黙々と作業してる俺達の前に一人の人物が現れた。
「あれ?もしかしてアレンさんですか!?」
「おや?その声はレン君かい?」
そうレン君とジーク君とアケビさん達のパーティーが出てきたんだ。
「そうです。レンです。」
「いやー会いたかったよ。それにしてもレン君はどうしてここに?」
そう言うとレン君は言葉を濁して
「あはは。まぁ色々あって。」
と返してきた。まぁそれもそうだろうNPCに向かってイベントがどうのこうの言っても仕方ないからね。
「じ、じゃあアレンさんはどうして此処に?」
「あぁ俺は少し下水道に異変があるからって事でギルドから直接調査に向かってくれって頼まれたんだ。そしてその下水道に向かうために俺はこの同じ黒ランクのトールとカレンとパーティーを組んだんだ。」
「おぅまぁその通りだな。レンって言ったけか?俺はトール。好きに呼んでくれ。」
「私はカレン。呼び方は好きにしてもらって構わない。」
「は、はい。始めましてレンと言います。アレンさんには前に助けて貰って……」
とレン君はトールの迫力にびびってるのかしどろもどろに話始める。
それにしても俺レン君の事助けたりしたかな?
【まぁあれじゃないですか?王都の途中の蛙の……】
あぁあれか。まぁあれは殆ど自分がやりたいようにやってしまって反省してるところもあるんだけど本人が感謝してるんだったら別に良いか……
「えぇと補足説明するとレン君は俺の知り合いの異人だよ。」
そう説明するとそうかこれが異人かと二人は真剣に観察する。
その視線に慣れないのかレン君達はむず痒そうにしている。
「そ、そうだアレンさん。俺達のところに一緒に来ませんか?他の面子も揃ってますし、食料の補給も出来ると思いますよ。」
と提案してきた。
その事をトールとカレンに伝えると
「食料も貰えるんだろ?なら好都合だ早く行こうぜ。」
「私はアレン達に任せる。」
そう返してきた。
「じゃあそのお言葉に甘えて君達のところに行っても良いかな?」
そう問いかけるとレン君はとても嬉しそうな顔をして
「はいもちろん!こっちです!」
と、手を引っ張ってくる。
俺達はそれに着いていきながらその集合場所に向かった。
途中で地図のデータ等を貰って作図などもしながら向かった。
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