第五十三話
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それでは張り切って第五十三話スタートです!
あの日から数日俺は王都のギルドにいた。
今日はイベントの前日で今からギルド長直々にクエストを頼まれるところだ。
あの後修行してまだまだ長くはあの状態を保てる訳ではないが最初の頃よりはもつようになった。
雲海さんからは「帰ってきたらまた修行しましょう。」と言われた。
「さて、君達を呼んだのは他でもない。
今回この王都の地下の下水道にダンジョンが確認された。」
「!」
「それは本当何ですか?」
おっとどこかと思ったらここの地下かよ……
「あぁ本当だ。君達には協力してそのダンジョンを探索してほしいんだ。これは黒ランクの君達にしか頼めないんだ。」
「その中のモンスターの傾向や、地形の情報等はありますか?」
「中のモンスターは今まで通りだったらスライムやネズミ系のモンスターばかりだろうがダンジョンになってからは確認が出来ていない。そして地形だったが一応此方で用意した下水の地図があるがこれもあまり宛にしないでほしい。」
「了解です。」
「他に質問はあるか?無いのだったら直ぐにでもパーティーを組んで向かってくれ。それでは健闘を祈る。」
そう言うとギルド長はギルドの会議室から退出された。
「さて、それじゃあ先ずは挨拶から。俺はアレン。前衛職のアタッカーです。」
次に自己紹介をしたのは杖を持って後衛の装備をしてる女性が紹介を始めた。
「私はカレン。後衛のサブアタッカーよろしくアレン」
カレンさんはそう言うと手を伸ばして握手を求めてきた。
「はい。よろしくお願いしますカレンさん。」
最後に大きな盾を構えた男性が挨拶をしてきた。
「俺はトールと言う。パーティーでの役割はタンクだ。よろしくな!」
「あぁよろしく!」
挨拶は終わったがさて。
「さて、今から行くとしてもう少し詳しいことも話ながら行かないか?」
「それも良いと思う。それじゃあ私から質問。アレンって白ランクの【神壁】に挑んだって本当?」
ん?!
痛いところを突いてくるなぁ……
「まぁ本当だよ。負けてしまったけどね……」
「じゃあ何処が強かったとかってある?戦って分かることとか。」
「そうだなぁ。あの人が出す壁にはスキルと魔法の二種類がある。どちらも透明だが魔法の方は立体的に出して相手を押し潰すとかも出来ると思う。後【イージス】って言う古代魔法も持っていた。」
俺が情報を言う度にカレンさんはメモを取っていく。
その姿を見てトールは深く感心しているようだった。
「スゲーなあんた。勤勉と言うかなんと言うか……」
「何かあったときに対策取れるから。後私は勤勉と言うか知識欲が強すぎるだけだと思う。」
「これで大丈夫ですか?カレンさん?」
「うん。充分ありがとう。」
「そう言ってるアレンもスゲーよな。白ランクに挑むだなんて。」
「まぁ成り行きって言うか運が良かったのか悪かったのか分からんけどな……」
「運が良いだろ。白ランクと戦える機会なんて早々ないからな。」
そう言いながらトールは目を輝かせる。
「アレンはどうやってその力を手にいれたんだ?」
どうやってか……
「色々なところに行って修行してそして色々な人に会えば良いと思う。俺は少なくともそうやって強くなったから。」
そう俺がここまで強くなったのは運と色々な人との関わりだからなぁ。
これを伝えるとトールは納得したような顔をしている。
「そうか……なら今度は自分が出来る事をもう少し詳しいく話してこーぜ。俺は魔法も雷魔法は使えたりするけどやっぱり基本的には盾を使って守ることが多いな。」
そう盾を擦りながら話始める。
「俺はやっぱり剣術かな。光、水、火とかも魔法として使えるけどもね。でも一番大切なのはこの相棒だよ。」
そう言いながら俺はイウを指差す。
【マスター……】
「噂によると聖剣だっけ?」
「その通り。噂と言うか嘘じゃないよ。」
「良いよなぁ聖剣なんて憧れるぜ。」
「私はほぼ全ての属性の魔法が使えるから問題ない。そもそも前に出て戦う訳でもないし。」
「違いねぇ。」
と、俺達が話していると気が付けば下水道の入り口に立っていた。
「ここね……」
「よし、早速行こうぜ!」
「よし、行くか!」
俺のこの一言でこのダンジョンの探索が始まった。
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