第四十七話
今眠気が凄い朝廷です。
誤字ってたらすみません。
それでは第四十七話スタートです。
「……」
「……」
き、気まずい……
あの後落ち着いて考えてみたら中々に恥ずかしい事を言っていた事に俺が気づいて黙ったらなんだか変な空気感になってしまった。
「な、なぁイウ?」
「マ、マスター。」
今度は二人とも同時に喋り始めてしまってかぶってしまった。
「ははっ。」
「ふふっ。」
それがなんだか可笑しくって二人揃って笑ってしまった。
「はぁ。笑った笑った。それでイウは何て言おうとしてたの?」
「いや、それよりマスターが先に言ってください。」
「俺は……この空気が嫌だったから何か話そうとしただけだから別段話す内容は決めてないからさ。イウからで大丈夫だよ。」
「そうですか……なら話そうと思います。私が話したかったのはイベントの事です。」
「イベント?」
「はい。先程マスターが寝ている間に運営からの連絡がありました。何でも第二次のプレイヤーを呼ぶためのPVに使いたいらしいので出来ればマスターにも出て欲しいらしいです。」
「それで?今回のイベントはどんなイベントなのか分かるの?」
「いや、そこら辺は全然教えてくれなくて……まぁ前回の様なダンジョンのイベントらしいです。マスター達NPCはギルドに言われてそのダンジョンの調査をする事になっているそうです。」
ダンジョン系か……
「そのイベントまではまだ時間があるんだよね?」
「はい。現実時間で1週間あるみたいですね。」
「だったら運営の方には出るって事を伝えておいてくれるかい?」
「はい。了解しました!」
「なら一旦家に戻ってからログアウトする事にするよ。」
【ログアウトしました。】
【ログインしました。】
さて、あの後移動してログアウトして諸々の事を済ましてまたログイン。
どんどんこのゲームにはまっていく自分がいる。
まぁそれだけこのゲームに魅力があるという事だろう。
「今回はイウを極力使わないことにしよう。」
「へ?どうしてです?」
「あぁ今まで俺はイウの力に頼っていたからな……だから今日は俺のスキルを高めるために色々と制限して戦おうと思う。」
「そうですか……マスターがそう決めたんだったら私はそれに従うまでです。少し寂しいですが了解しました。」
「ま、まぁ腰にはつけておくから【念話】位だったら大丈夫だよ。」
そんな会話をしながら俺達は王都のギルドに向かった。
俺はギルドで【水晶蠍】のクエストを受けて今水晶鋼の渓谷に来ている。
今回俺が自分自身に課した制限は
・イウの使用禁止
・古代魔法の使用禁止
・【人化】の解除禁止
・【聖剣】の使用禁止
これくらいだ。
そして俺は露店でこんな剣を買ってきた。
【ラピットソード】
分類……剣
属性……無し
STR+20
高速で動ける気がする剣
やっぱりイウと比べると弱いし、【高速で動ける気がする剣】って……
AGIにプラス入ってないし……
いつもより体が重くなっている気がする。
更に何となくこれは感覚なのだがこの剣は活きてない……
イウみたいな剣はさわると何となく活きてると感じるのだがこの剣にはそれがない
思ったよりこれは大変かもしれないな……
だけど……
「逃げてたまるか……」
目の前には蠍が5匹ぐらい。
後ろにはもっと沢山の蠍がいる……
「お、おいあれアレンじゃねーか?」
「えっ私アレンさんのファンなの!サイン貰おうかしら……」
「待て何かすごい気合い入ってて体から湯気が上がってるぞ……」
「えっ何やっぱりサイ〇人だったの?」
ふぅさて少しでもダメージを上げるために【気】を使って、【威圧】もつかうか……
「何か圧がすごいぞ……」
「スーパーだったか……」
よし、後はやるだけか……
「行くぞ」
俺の修行が始まった。
「はっ!とりゃ!」
流石にこの剣だと攻撃が通らないか……
「【STRブースト】!」
これで通るようになっただろ。
【剣王術/炎帝流】【紫炎切り】
【紫炎切り】……紫の炎を纏って正面に4回切りつける技。
【剣王術/炎帝流】【バーニングサークル】
【バーニングサークル】……周囲の敵を炎でできた衝撃波で薙ぎはらう技。
【剣王術/炎帝流】【イグナイト】
【イグナイト】……激しく燃え盛る炎を纏った剣で周囲の敵を切り刻む。
「まだいるのか……」
俺は蠍を切り刻みながら渓谷の奥へと進んでいった。
周りは俺の剣が放つ熱で歪んできたりしている。
もうあの持ってきた【ラピットソード】は消費が激しかったため、途中で予備で買ってきた【鉄の剣】に切り替えた。
赤くなりかけている岩を横目に見ながら目の前の敵を見据える。
【水晶王蠍 クリアアナイアレイションスコーピオン】LV50
状態普通
【猛毒の針】【硬化】【水晶体】
【殺戮者】【悪食】【殲滅者】【巨大】
称号
水晶鋼の渓谷の主
【猛毒の針】
針の部分に猛毒を持つ。
【殲滅者】
一つのグループや、パーティーを殲滅する度に強化されていく。
【巨大】
体が巨大なことを示すスキル。HPが強化される。
【毒術】
毒を自由自在に操るためのスキル。
【水晶鋼の渓谷の主】
水晶鋼の渓谷の主であることを示す称号。
水晶鋼の渓谷にいるモンスター全てが言うことを聞く。
水晶鋼の渓谷にいる限り全てのステータスが1.5倍される。
「こんなのいるなんて聞いてないけど……まぁちょうど良いか!」
さて、ここまででどれだけ俺が強くなったか試させて貰うぞ!
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