第四十五話
どうも近頃銀剣のセッションを身内でやるので楽しみな朝廷です。
今から楽しみですね……
それでは第四十五話スタートです!
最初の攻撃は俺からだった。
出来る限り速く決着をつけた方が良いはずだ。
【マスター右です!】
【了解!】
俺が体を右に回転しながら甲に付いている剣を向けるとそこにリュカがいた。
「また反応した!あんた目三つ付いてるんじゃない!?」
「まぁあながち間違いじゃないですねぇ!」
しかしその剣は見えない壁に阻まれた。
だがその壁は【魔法瞳】で見ても解析が出来なかった。
「やっぱりさっき切れたのは魔法だったからね!
スキルは切れないでしょ!」
「くっ!」
くっそ!そう来るとは思わなかった!
まさかスキルでも壁が使えるだなんて……
だけど呆けてるわけにはいかない。
「【炎身】【疾風】【STRブースト】!」
「ふん。そんな属性攻撃は効かない!」
すると目の前に水の盾が出てきた。
なるほどこれが反対属性の盾か……
なら俺は【炎身】を切り、攻撃を仕掛ける。
「効かない!効かない!」
攻撃する暇がない!
【イウ!】
【何ですかマスター!】
【次の形態変化まで後どのくらい?】
【後1分です。それから【龍剣】がそろそろ限界です!】
な!
【どうして?限界って話はなかったはずだけど。】
【これが初めての【龍剣】っていうのとマスターが本当の龍の身体じゃないっていうのが原因だと思います。】
くそっ【龍剣】が使えなくなるのは流石に聞いてないぞ……
「【霊体化】」
「消えた……」
俺は切り札の一つである【霊体化】を切った。
裏に回った俺はリュカの後ろ姿に切りかかった。
「焔切り」
「ふっ。声を出すだなんてまだまだねって!」
やっぱり水の盾を出してきた。
俺の普通の攻撃を見てその水の盾のコントロールを放したが……
「それは悪手。」
俺は【水の精霊魔法】の力でその水を操り、リュカの動きを疎外する。
「な、あんた水まで操れるの?」
「誰も出来ないだなんて言ってないですよ。」
【マスター。形態変化完了です。】
「了解。【閃光】」
「な、またスピードが速くなった……」
「【スラッシュ】」
「だから声を出すのは愚策だと言ったでしょ!」
凄まじい衝撃波が起こり砂ぼこりと風で前が見えなくなる。
「さて、これで万策尽きたって感じ!?」
あぁ声がでないだろう……
さっきまでの攻撃は全部これのための物なのだから……
【今咲きたるは白炎の花。散って落ちて時は満ちる。この花只では散るまいよ!古代魔法禁忌:白炎花!】
「古代魔法ですって……」
「届けぇ!」
俺の手から放たれた白い炎は花の形になりその花弁がリュカに降り注ぐ。
でも……やっぱり……
【私を守り、私を傷つけまいとする白き巨人よ。今一度貴方の力を私に古代魔法禁忌:イージス】
「届……かな……いかぁ」
俺の意識は暗転してしまった!
最期にこんな言葉を聞きながら……
「この勝負リュカの勝ち!」
あぁ負けたのかぁ……
リュカside
「はぁはぁ……」
今私は肩で息をしている事だろう……
「この勝負リュカの勝ち!」
そんな言葉を聞きながら私は思う。
強かった……今まで戦ったどの人よりもどのモンスターよりも頭が回りそして諦めなかった……
「お疲れ様リュカ。」
「えぇありがとうポーラ……」
「あれ?元気がない?可笑しいわね?何時ものリュカなら戦った後だから興奮していると思ったけど……」
確かに興奮もしているし、良い勝負だと思った。
けど……
「……じゃなかった」
「え?」
「本気じゃなかった……まだ何か使ってない力があった……」
「リュカ……」
そうなのだ。
これは何というか戦闘をしていて感じた違和感の様なものなのだが何となくアレンは無理してこの形で戦っている気がした……本来の身体はもっと大きいみたいな感じだ。それから【龍剣】……この力を私が知ったのは前に龍人にあった時だ。この剣を使うのは……
「龍人か……龍。」
「ん?何か言った?」
「んーん。何でもない。それにしても戦ったら疲れちゃった……先戻ってる」
「分かったわ。リュカ」
「あ、それと……」
「どうしたの?」
「そこの馬鹿に伝言をしてほしいんだけど……」
「馬鹿って……本人はとても真剣だったと思うんだけど……まぁ良いや。それで?伝言って?」
「 」
「りょーかい。」
さて早く戻って今度こそシャムザに問い詰めないとね。
感想や誤字などがありましたら報告よろしくお願いいたします。
それからブックマーク、評価もよろしくお願いします。




